不寛容

自分より優れた人が素晴らしいことを言うと,まず徹底してあらを探し,見つからなければデマを飛ばす

日本や世界に蔓延する,不寛容という病.

女性や若者だったらなおさら.
あるいは自分が理解できない価値観を持っている.
「事実」であっても名誉毀損となる場合があります.
名誉毀損な言説を拡散しても罪に問われることがあります.

THE World University Ranking 2020 (2)

リタイヤしたら何をしたいかという意識調査で,「勉強・学習」っていうのがいつも上位になるようです.まあ,この手の調査の結果はたいていコンプレックスが反映されるようで,いかに多くの日本人が「もっと勉強しておけば」という悔悟の念をいだいて生きているかが解ります.

私は,率直に言って,勉強なんかもうまっぴら御免です.少なくとも受験のため,業務成績向上のためなど,世俗的な目的に対する勉強は死んでもやりたくないです.

とはいえ,旅行先でオープンないい感じの大学キャンパスがあったら立ち寄って時間をつぶしてみたいなとは思います.前稿の自分が行ったことのある世界トップクラスの海外の大学は,どこもいい雰囲気でした.

今後,もし旅行するとき,行った先に著名大学があれば,そのキャンパスに立ち寄ることも念頭に入れておきたいと思います.

それで,上位200位までの大学のうち,いくつかのキャンパスはニアミスしたり,訪問のチャンスや可能性があったので,一流大学の雰囲気を楽しむ旅行を空想するために,リスト化してみます

Rank in THE World University Ranking 2020UniversityCountry摘要チャンスのあった時期
7Harvard UniversityUSA訪問したことのあるMITから3kmほど1993
12Johns Hopkins UniversityUSA数km圏内に行ったことがあるはず1993
32LMU MunichGermanyミュンヘンに行ったので,その気になれば行けたかも2009
42McGill UniversityCanada家族がしばらく在学し,その間に訪問しようという話もあった2015〜2017
43Technical University of MunichGermany32位タイのLMU Munichと同様2009
48Nanyang Technological UniversitySingapore知っていればいけないことはなかった2005, 2008, 2010, 2013
64Seoul National University韓国意識していれば,いけないことはなかった2003
66University of QueenslandAustralia2006
71UNSW SydneyAustralia1995〜1997
131University of Western AustraliaAustralia1987
179University of AucklandNew Zealand1997
179Korea University韓国行こうと思えば行けたかも2003
179Queensland University of TechnologyAustralia2006
193University of CanberraAustralia行くつもりがあれば行けた.1983, 1995, 1997

もうひとつふたつ,ありそうですが,だんだんこじつけになるのでこのくらいにしておきます.実際に「行ったことのある」大学と同じ14ありましたから,旅行の計画時に意識していれば,訪問数を倍増できそうです.

表で,単語が不適切なところで改行されていますが,WordPressか,表作成のプラグインTablePressのせいで,筆者の責任ではありません.

THE World University Ranking 2020

つい先日,マスメディアでも標記,THE (The Times Higher Education) World University Rankingの最新版である2020年版の発表が報道されました.

このランキングは,201位以降は詳細な順位がなく,201〜250位グループのような着外扱いで,200位までに入っている(以下「ランクイン」)と,内外のメディアや専門家に評価されるようで,意味があります.

今年は日本の大学は,東大(36位タイ)と京大(65位)しかランクインしていません.何年か前までは,阪大(2020年は301〜350位グループ)と東工大(同251〜300位グループ)など,合計4〜5校がランクインしていました.日本の高等教育の相対的な凋落が見て取れます.

そういう難しい問題は放っておいて^^; その世界に冠たる200校のうち,どのくらいの大学に行ったことがあるか数えてみるのも一興かと思いました.

以下の14校に行ったことがあります.「行ったことがある」といっても,本当に敷地に入っただけのところもありますし,その大学の関係者と仕事上のことで会ったようなこともありますし,大学関係者との私的な関係で,非公式な見学をしたようなこともあります.いちおう,敷地に入っただけと,何らかの用務があったのを区別してマークしてみます.なお,もとのTHE World University Rankig 2020の表と同じく順位がタイの場合,順位の数字の前に”=”を入れたのですが,表を表示するプラグインの仕様かバグのため表示されません

Rank in THE World University Ranking 2020UniversityCountry用務ありYear(s)
4Stanford UniversityUSA1993
5MITUSA1993
17UCLAUSA1993
25NUSSingapore2013
32University of MelbourneAustralia2006
36東大日本2〜3回(年は失念^^; )
50Australian National UniversityCanberra Australia1995
51University of Wisconsin-MadisonUSA1993
60University of SydneyAustralia1997
65京大日本1982?
120University of AdelaideAustralia1995
131University of OsloNorway2001
194University of Technology SydneyAustralia2006
197Yonsei University (Seoul Campus)South Korea2003

こうしてみると,物見遊山で行ったり,通り抜けただけなのは,スタンフォード大,京大とアデレード大だけというのが,われながら予想外であり興味深いです.

大学の教員の方々だと,このランクの中の相当数の大学を訪問されているでしょうね.

また,表中,単語が不適切なところで改行されていますが,WordPressか,表作成のプラグインTablePressのせいで,筆者の責任ではありません.

空港の運営に問題なかったか

関東地方が台風15号の来週に見舞われた月曜日ですが,成田空港から通常の交通手段で東京に行けず,ターミナルビル内が人であふれているのに,到着便をそのまま着陸させ続けた空港の運営方法に,問題はなかったんでしょうか.

たとえれば,鉄道のホームが人でいっぱいなのにコンコースからホームへのエスカレーターを動かし続けるようなもので,これでは,エスカレーターでの将棋倒しやホームから人が落ちるなどの大事故が起きかねません.

とはいえ,飛んできてしまった飛行機を,羽田空港や茨城空港に着陸させるにしても,羽田にも余裕はないでしょうし,茨城も能力的に無理なのかも知れません.素人なのでなんともいえません.

しかし,月曜日の状況は,大事故が起きても不思議でないような状況でした.それこそcustomer-firstの視点から,災害時の運営方法を考えて欲しいと思います.

2019年9月9日(月)