最近,「キャッシュレス」で検索すると,アホ著名ブロガーから,一流企業のサイトの記事まで,トンデモ記事がたくさんヒットするので暇つぶしに利用しています.
アホブロガーでなくて,大手の会社のサイトでは,たいてい,そもそもキャッシュレスとはからはじまる体系的な説明を掲載しているところが多いです.そこによく出てくるのが,「プリペイド(やデビット)は,使いすぎる心配がないから安心です」って記述です.
デビットまで含むと,根本的に間違っています.口座残高をちょうど使い切った状態を「使いすぎない」と言えるのか.また,定期預金があれば,普通預金口座はマイナスになっても使えますので,それでも使いすぎないって言い張るのか.
あんまりバカすぎるので,ここではデビットの件は考えないことにします.
プリペイドに関しても,オートチャージ機能をオンにしていれば,これも「使いすぎる心配はない」は根本的に誤りになりますから,この機能もオフが前提とします.
しかし,毎回毎回現金でチャージするプリペイドって便利でしょうか.また,現金をATMから引き出して,その現金をチャージする機械に入れる事を考えると,はたしてキャッシュレスって言えるんでしょうか.
こういう突っ込みどころとは別に,筆者が個人的に感じるプリペイドカードの陰の部分は,その残額は死に金であるということです.
プリペイドカードを使う人は,たいてい複数枚のプリペイドカードを持っていると思います.筆者もなんだかんだで3枚持っています.取り扱い店で現金と同様に使えるポイントカードも含めれば,その倍を越えます.これら全部の残高を合計すると,2万円を越えます.
このうち,1〜2枚の日常的に使うプリペイドカード・ポイントカードを除けば年に数回使うのが良いところです.これらに入っている残額は,ほとんど流動しない,死に金です.かといって,年に数回の使うときに死に金分(残額)がなければ,プリペイドカードの用をなさないです.
そして,もし私が死んだら,相続権のある家族の誰もが使えない本当の死に金になる可能性が大です.
現金をチャージして使うぐらいなら現金で支払うので、僕はプリペイドタイプのカードは使ってません。
クレジットカード以外はApplePayのiDやオートチャージのPiTapa(関西地区の交通カード)ぐらいです。
確かにポイントは貯まってもなかなか使わず利息も付かない死に金になってますね。
ヨドバシやpaypay、Yahoo!カード、楽天カード、Dポイントカードなどのポイント残高を合わせると10万円近くになります^^;
JE6LVE Takahashiさん,炎上狙い的タイトルの記事にコメントありがとうございます.
10万円分とはさすがです^^;
電子マネー間・ポイント間で,手軽に移動(アプリで3クリックくらい)できるようになれば,死に金額は減るのではないかと思いますが,新興電子マネーが増えるばかりで困ります.
こんにちは。
>炎上狙い的タイトル
こういうタイトル好きです、これからもガンガン行ってください^^
>10万円分とはさすがです
ヨドバシ以外は「カードを作って使うとポイント上げるよ」に釣られた結果です^^;
>電子マネー間・ポイント間で,手軽に移動
そもそもポイントは顧客を囲い込むための手段ですから、企業が吸収合併などで一つにならないと難しそうです。
まあポイントは無利子で保証の無い民間企業にお金を預けているような物ですから、さっさと使ってしまうのが安全ですね。
資本主義は,規制のない分野では,不合理非効率非人間的な争いが展開されますね^^;
スマホにはいくらでもアプリがインストールできますから,かつてのβ vs VHSのように,性能が悪い方でも良いから一つの方にまとまるっていう様相はなさそうですね.談合でもカルテルでもして,1つ2つにまとまってもらいたいです.
私の生活圏では,クレカ以外の電子マネーはコンビニでしか使えないので,割高な買い物に利息の付かないポイントでを使うことで,マイナス金利状態です^^;