花粉症2022: 窓からクリの花粉のにおい

当地に引っ越してもう30年以上が経ちます.最初は近くに栗林があって,この季節になると鼻の調子が悪くなりました.栗林の近くを通るとひどい症状が出るので間違いなくクリの花粉のせいだと思いますが,アレルギー検査でクリの花粉について調べたことはないので,あくまで「当社調べ」です.

もう10年以上前になりますか,その栗林は更地になって何軒か家が建ちました.それからは,この時期もずっと調子が悪いということはなくなりましたが,近所に何か所か大きな栗の木があり,そこに近づくと一時的に調子が悪くなります.

場所を知っているので外出時に栗の木に近づかないようにしていますが,家の2階の部屋の窓を開けると,クリの花粉が臭います.もちろん,天候や風向きに依存してたいして臭わないときと,かなりはっきり臭うときがあり,臭いがきついときは鼻の調子が悪くなります.

窓から外を見ても近くに栗の木はありません(この時期白い花を付けているのであればすぐわかります).地面付近ではほとんど感じないのですが,ある程度の高さをある程度の距離花粉が飛んでくるようです.

実マシンの仮想化 Lesson 4 起動のまじない(grub)

実マシンから,仮想ディスクにまるまるコピーできたら,あとは若干のまじないが必要です.

一つは,まじないというより即物的な設定で,/etc/fstabの書き換えです.とりあえずは,仮想ディスクを/dev/sdaとして設定しておきます.この作業はコピーが終了したら仮想ディスクのイメージをマウントしたまま作業した方が楽です,というか,他にやりようがないです

次は一番肝心なgrubのインストールです.grubをインストールするためには,そのターゲットとなるディスクから起動した環境が必要となります.しかし,まだ起動の仕組みがないので自力ではできません.そのためにchrootを利用しますが,色々ややこしいので,後で自分でわかるように,固定ページに書いときました.

ちなみに,Slackwareの場合は,インストールDVDイメージから起動する際に,ルートパーティションを指定できるので,chrootしなくてもgrubのインストールができます.

ターゲットのパーティションをルートにできたら,ルート権限で,

grub-install /dev/sda
grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

実行します.これは,Slackware, Manjaro, Debian共通です.

これで,実マシンからコンバートした仮想マシンが起動しますが,Debianでは

sudo update-initramfs -u

を実行するなど,多少のチューニングが必要です.

Manjaroの実マシンの中で,仮想化したManjaroを動かしている様子.
インストール用DVDイメージから起動して,マウントしてという方法がないわけではないですが,活きているWSに,それもマウント済ですから,それを利用しない手はないです.

日本消滅 2

厚生労働省が昨日発表した,2021年の合計特殊出生率は,1.30だそうです.これは,2017年の厚生労働省傘下の国立社会保障・人口問題研究所の報告書の中位推定の1.44,低位推定の1.25の中間からさらに低位推定に近づきました.

今だけ,一部の人だけ良ければいいという政治が一刻も早く終わることを願います.

実マシンの仮想化 Lesson 3 ディスクのコピーのやり直し

コピーは終わりましたが, “BIOS boot” というパーティションを作っていないことを思い出して,パーティションを切り直すことにしました.

しかし,これまでupdate不能状態とは言え,その “BIOS boot” パーティションなしで動いていたのに必要なのか,と疑問がわきました.たぶん,今まではDOSパーティションだったので不要だったのでしょう.gptで “BIOS boot” パーティションを含むようにしてパーティションを切り直し,必然的にルートのパーティションをフォーマットし直しました.

もう一度,qcow2型式のルートパーティションをマウントして,念のためにリードオンリーでマウントしたコピー元になる実マシンのManjaroのパーティションからrsyncでコピーしました.

そういえば,以前はnbdで接続したディスクイメージをマウントする場合,mountコマンドにオフセット指定が必要でしたが,最近は改善されて,

mount  /mnt/nbd  /dev/nbd0p2

と,そのままマウントできるようになりました.人間がますますバカになります😥