Manjaro ARMでAvahi/nss-mdnsが機能しない

注: 本件は解決済みです → Manjaro ARMのAvahi解決

筆者のLAN内では,複数台のmacOS機器と複数台のLinux機器が動いています.LAN内のDNSも動いていますが,大抵はBonjour / Zeroconf / Avahiで名前解決して接続しています.

前からどうもRaspberry Pi 4 Model B (RPi4) で動くManjaro ARM64だけ,他の機器につなぐことも,他の機器からつなぐこともできません.とはいえ,DNSを使えば名前解決できるので放置してました.

同じRPi4でRaspberry Pi OSを動かすぶんには,難なく相互に接続できます.また,Intel Core i7の第2workstationのManjaro AMD64(x86_64)版も相互に接続できています.

RPi4でManjaro ARM64を動かしているときだけ,Avahi-daemonも,nss-mdnsも機能していないということです.

自分でbuildして試してみようかな.

[2022年6月23日(木)]

追記: かつても経験

なんか😓 自分のBLOG内にかつてのAvahiの不具合が記してありました.

このときは原因不明のまま,問題となるLinuxマシンのKernelのバージョンが上がったら直りました.いや,このときは直ったようで直ってないようですね😓

しかし,時を経ていつの間にか直ってます.

今回もKernelの問題か,Avahi自体でないところに問題があるのかもしれません.知らんけど.

[2022年6月24日(金)]

追記2: 解決しました

rtspがVLC playerで開けない

政府や警察関係が防犯カメラと呼ばせたい監視カメラをわが家でも動かしています.そのカメラのファームウェアは明らかな不具合があり,また,ユーザーフォーラムで機能追加の要望があるのに,なかなかバージョンが上がらなかったのですが,ここ数か月の間にバタバタと2回上がりました

最近まで気が付かなかったのですが,Real Time Streaming Protocol (プロトコル名 “rtsp” )がそのどちらかのパージョンアップのときからサポートされていたようです.

早速,VLC playerで見てみました.macOS版では全く問題なく再生できます.Manjaro ARM64版もOKです.ところが,Raspberry Pi OS版はエラーになってしまいます.

Raspberry Pi のVLC playerではエラー

URLは,

rtsp://ユーザーID(英数):パスワード(英数)@数字表記のIPv4アドレス/サービス名(英数)

という型式です.具体的にはこんなです.

rtsp://1234:5678@192.168.0.240/lv00

バージョンは,Manjaro ARM64用と,Raspberry Pi OS用はいずれも 3.0.17.4 で,macOS(x86 64bit)版は, 3.0.17.3 で,機能に関わる差はありません.

[2022年6月23日(木)]

追記: Debian AMD64 (x86_64)でもNG

表題の通りですが,Raspberry Pi OS (64bit)版と同じエラーを出して,Debian版も動きません.Debianでもだめなので,Raspberry Pi OSでも当然だめということなのでしょう.

[2022年6月24日(金)]

追記: 結論

台数に関してはセキュリティーの関係から記しません.
残念ながら,不具合の1つは改善しましたが,完全にはよくなっていません.

金利を上げても下げても日本経済は立ちゆかないらしい

日本の経済はもはや完全に死に体のようですね.

どこかのSNSに,「日本は教育を受けていても,薬物に手を出さなくても貧困に陥る,先進国では珍しい国」という趣旨のことが書かれていたようです(あとで「元」を見つけたら引用します).

もうずいぶん前から日本は先進国ではないと思ってます.経済が良かった頃に,労働者と消費者の権利保護が西欧先進国並みになされなかったから,質的には一度も先進国にはなったことがないとも言えます.

国づくりは人づくりですから,少子化対策と,高等教育の充実(特に大学院生の支援)を最重要政策として,前例やヘンな固定観念に縛られないで徹底して行うべきです.

今からでは遅い気もしますが,遅くてもはじめるのと,指をくわえて墜ちていくのを眺めているのでは違うと思います.

高校の教育でなくて,大学以上の教育.

新しいプロバイダー開通は7月上旬

千葉テレビで放送中の水曜どうでしょうクラシックは,今「東京ウォーカー」です.Wikipediaによれば,最初の放送は1998年3月とのことです.大泉洋はまだいかにもローカルタレントの雰囲気で,個人的には今より好感が持てます😓 アナログ画質ですが,まだ歯並びが悪い(といっても一般人としては普通レベル)のが解ります.

そのローカルタレントが垢抜けて,歯並びも良くなって全国区の俳優となり,N▽r〇のCMにも出ています.これから払う使用料が売れまくっている今の大泉洋のギャラになるのはあんまり面白くないですが,そのプロバイダーの屋外工事が7月上旬にようやく決まりした.その工事完了で開通します.

今回で,光回線のプロバイダー工事は7回目くらいになりますが,開通まで一番日数を要する様に思います.

開通したらご報告します.

前回は1度の工事で開通したと記憶していますが,現在Nuroでは屋内工事と屋外工事を別々にして,屋外工事完了=開通とのことです.

zram (4) 設定の場所

なんでも一通り動けば,あとはいじることもなくなるので,設定ファイルについてはじきにその場所すら忘れてしまい,次に必要となった時またゼロからはじめるというのが世の常です😓

少なくとも検索が自己完結できるように,メモっておきます.というか,既に忘れはじめているので復習です.

共通事項

共通のユーティリティーとしては,zramctlがあります.zramの動作を確認する場合は,

zramctl

ファイルのswapを含む,swapのすべてを表示するには,

swapon

です.

Debian

Bullseye現在の話です.一番解りやすいです.インストールはapt install zram-toolsで良く,デフォルト設定で動き出します.

設定をカスタマイズする場合は,/etc/default/zramswapを編集します

動作確認は,

systemctl status zramswap

です.

また,/var/swapを使ったswapを止めるには下記を実行します.

systemctl stop dphys-swapfile
systemctl disable dphys-swapfile
rm -v /var/swap

Slackware

Slackware64, SlackwareARMの15.0で動作確認してます.インストールは,ここら辺を参考にしました

上記の内容の通りですが,/etc/udev/rules.d/10-zram.rulesと,/etc/rc.d/rc.localに起動と設定を自分で書くことになります.

Manjaro

udev

Manjaroでも筆者はその後,Slackwareと同じくudevでの設定を採用しています.

[この項2024年6月20日追記]

zram-generator & systemd-swap

これは,x86 64bitでも,ARM 64bitでも使えます.

設定ファイルは,/etc/systemd/swap.conf.d/内の,任意.confで,テンプレートは/etc/systemd/swap.confです.

動作確認は,

systemctl status systemd-swap

です.

ARM64 (zswap-arm)

zswap-armは下記の理由から使わないほうがいいと思います.

設定ファイルはなく,敢えてカスタマイズするとしたら,/usr/lib/systemd/scripts/zswap-arm-ctrlをいじるしかなさそうです.

2022/6/20の稿では,zram.confとしていましたが,zramswapが正しいです(2023/8/10記).
ARM, aarch64の記事ですが,AMD64 (x86_64)も同じでいけます.試してませんが,オリジナルのSlaclware (32bit版)も大丈夫だと思います.