mdstatをLogWatchで

Software RAIDに限らず,RAIDを動かしていて一番かんじんなのは,冗長diskが故障して,冗長性がなくなったことを遅滞なく知る,ということですね.そのためには,1日1回

cat /proc/mdstat

をすれば普通は十分でしょう.

LogWatchを動かしている人は,そのレポートの中に,/proc/mdstatの内容をそのまま取り込んでくれれば楽だと思うでしょう.

ということでやってみました.結果的にはすごく簡単なことなんですが,ネット検索では,なかなかズバリというものが見つかりませんでしたので,たまには社会奉仕と言うことで,過不足なく公開します.

まず,LogWatchが動いていることが前提です.

で,設定ファイルを作るんですが,LogWatchのドキュメント類をザッと読めばわかりますが,/usr/share/logwatch以下に新規に書いたり,書き直すのは,推奨されていません./etc/logwatchに書きます.

読み込むログはありませんので, /etc/logwatch/conf/services/mdstat.conf は,

Title = "mdstat"
LogFile = NONE

となります.そして, /etc/logwatch/scripts/services/mdstat は,

#!/bin/bash
cat /proc/mdstat

となります.このファイルは,実行可能にしておきます.

これで,あとは,次にLogWatchのレポートが来るのを待つだけです.

鼻の調子がまだ悪い

どうも,先週後半から鼻の調子が悪く,のどにも影響してます.

もう,スギ・ヒノキは終わりだと思うのですが,例年これから梅雨にかけて,クリ花粉に悩まされてきましたから,それ系じゃないかと思います^^; クリの花粉はどうも始末が悪くて,スギ花粉には絶大な効果のあるザイザル+エリザスもあんまり効かないのです.

明日は職場の健康診断がありますが,白血球が異常値になりそうな予感がします^^;

追記

20160518-はなこ-小野川

はなこさんの5月のデータ

5月に入ってからも,特に今年は花粉が飛んでいることが解ります.

古いメールの回復

条件がいろいろ違う

発掘した場所,元の時代などによっていろいろメールファイルの形態(ヘッダーに含まれる情報や型式,文字コード等)が違いますので,なかなか一筋縄ではいきません.

一応,昔の発掘したメールファイルの回復方法を書いときます.最終的には手作業で,メールヘッダー部分を修正する必要があることが多いです.

取り出して一通ずつ切り分ける

まず,何とかして取り出して,一通ずつに切り分けます.どこからもってくるかによって全部つながっていたり,個別に分かれていたりしますね

メールが数百とかある場合は,Perlスクリプトなどで処理するのが現実的ですね.

文字コードをUTF-8に整える

文字コード変換が必要な場合,扱うOSでネイティブな文字コードに変換してしまうのが楽です.わたしの場合は,MacとLinux + KDEが主なので,迷わずUTF-8です.

nkfを使うか,Kateなどの高機能エディターでUTF-8にします.数が多い場合は,bashでnkfを連続で回すのが良いでしょうね.

ヘッダーを整える

文字コードを変換した場合,ヘッダーの当該部分を,

Content-Type: text/plain; charset="UTF-8"
Content-Transfer-Encoding: 8bit

にします.数が多ければsedを使うのがよいでしょう.

なお,比較的新しいメールについては,ヘッダー内のタイトル(Subject)はMIME化されていて,また,本文の文字コードと,ヘッダーの上記部分の整合性もいいので,文字コード変更(とそれに伴うヘッダー修正)は行わない方が良いです.

ヘッダーの修正

文字コード以外のヘッダーの修正が必要なことが多いです.

一番引っかかる(IMAPクライアントのヘッダー解析でエラーになってしまう)のが,

>From だれそれ

というヘッダーです.これは,ざっくり削除しました.

sed -i '/^>From /d' *

(Mac OS X付属のsedは,GNU sedではないようで,上記の方法はNGです.)

ただし,手持ちの古いファイルの一部は,このヘッダーのみに日時が含まれている(「だれそれ」の後に付いている)ので,これをDate:行に書き換える必要がありました.

できたファイルをThunderbirdで読み込む

できたファイルの拡張子は,”eml”にします.

IMAPのサーバーでも良いし,ローカルでも良いので空のフォルダーを,Thunderbirdで作ります.そこへ(Thunderbirdへ),整えたemlファイルをdrag & dropします.

確認して必要ならば修正

読み込んだメールの日時やタイトル,本文を確認して,うまくいってなければ個別に文字コードやヘッダーを修正して再度読み込ませます.

Thunderbirdが依然としてエラーを出すヘッダーのあるemlについては,emlをuploadした直後に,downloadに失敗します(uploadはノーチェックのようです)ので,小分けにして読み込ませるのが良いようです.

制限

このようにして,Thunderbirdでは,エラーなく復活できたメールを正常に相手,日時,タイトルなどをリスト表示できて,本文の表示もできます.

いっぽうで,このようにThunderbirdからIMAPサーバーにuploadしたメールについて,Mac OS Xの”Mail”や,iPhoneなどのiOSの「メール」でアクセスすると,リストには日時が正常に表示されず,Thunderbirdでemlをuploadした日時が表示されるものがあります.また,リストには「本文がありません」と表示されるものもあります.

この,Mac OS Xと,iOSのMailでのリスト表示の不具合はなんとも不可思議で,同じように処理したつもりでも,リストに日時が正常に表示されるものと,uploadの日時になってしまうものがあります.両者のヘッダーを穴の開くほど眺めましたが,違いが分かりませんでした.

内容表示は正常なのでよしとします.時間順が重要な場合は,Thunderbirdで読むことにします.

効能^^;

この方法でかなり多くのメールを復活させました.2000年前後が主ですが,1994年頃のものもあります.

この人とは,この頃こういう交流をしていたのだ,などと懐古しています^^;

亡くなった先輩とのメールなど読み返すと,いろいろ思うところがあります.仲の良い先輩で,ある意味友だち付き合いしていました.あんまり失礼な書きぶりがなくてほっとしています.

Eudoraのメールファイル,UW-IMAPサーバーのユーザーディレクトリー内のファイルは,一続きでした.

蛍光灯が明るすぎる

自室の天井のスリムタイプの蛍光管の寿命が来ました.インバータ式だと,ついさっきまで正常に点いていたのに,何の前触れもなく完全に点かなくなります.

この際だからLED式にしようかとも思いましたが,蛍光管の2本セットで1000円ほどで買えるので,今回を最後に蛍光管の交換をすることにしました.

前もそんなつもりだったかも^^;

月曜日に届いてさっそく交換したところ,なんとも明るすぎます.二段階式でいつも暗いほうにしていますが,それでも明るすぎです.

前に使用していた蛍光管は少し暗く感じる電球色だったようですが,今回は何も考えずに昼光色にしてしまいました.

寝る時間までこの蛍光灯の下で過ごすと,ベッドに入ってもなかなか寝付けないことが判明しました.そういえば,以前もそういうことがあって,電球色にしていたのです.

これは困りました.就寝時間の1時間くらい前から照明を消して,電気スタンドを壁に向けた簡易間接照明で過ごすことにします.たぶん以前もそういうことをしていたんだと思います.