熱中症 〜年中行事か〜

初めて熱中症になったような書きぶりの前項ですが,このBLOGの記事を遡ってもほぼ毎年のようにレベルⅠくらいの熱中症になってます.

小学生から高校生の間は暑いなかで運動したり水泳してフラフラになったことは記憶に残っているだけでも何度かあります.たぶん今で言う熱中症のレベルⅠ〜Ⅱだったと思います.幸い意識が朦朧とするようなことはありませんでした.

大学に入ってからあとのしばらくはたぶん体力的に一番充実していた時期で,1983年3月に猛暑のオーストラリアを旅行したときも大丈夫でした.キャンベラやメルボルンで猛暑の中,毎日街中や郊外を歩いて観光してました.今同じ気候で同じルートだったら何回も行倒れていたと思います.

成人してから初めて熱中症を自覚したのは2001年8月で,40代前半です.炎天下の畑でCubical Quadアンテナの組み立てをしていたら頭が痛くなりました.自分としてはあまり経験したことのない痛さでそれがたぶんまる一日くらい続いたと思います.

そのあとは体力は低下の一途で,大病をしたこともあり,ここ数年は年中行事になってます.当BLOGに記事があるだけでも,

があります.

気象庁のいう「猛暑日」とは無関係な一般的な用法の「猛暑」です.そもそも1983年には猛暑日の定義はないし,今日でもオーストラリアには適用されないでしょう.

熱中症

一昨日のことでした.今シーズン4周目の草刈り第5回目でした(通算20回目くらい).日は差したり時々陰ったりで,この日の最高気温は33.6℃で,午前10時には31℃を超えていました.コンディション的には暑いには暑いけれどそんなにベラボーに暑いわけではありませんでした.この日の体のコンディションとしては寝不足気味であったと思います.

その第5回の目標ははだいたいこの写真の見える範囲を刈ることでした.

草丈は長いところで膝を超えるくらいで,腰の高さを超えていた第3回,第4回に比べるとだいぶ楽そうです.

始めてみると草の密度もそれほど高くなくて順調にはかどりました.ただここのところまとまった雨が降らないので地面は乾いて,根本からというより地面を削るようにして刈ると埃がかなり立ちました.

大体9時半から初めて11時前には予定を終えたのですが,せっかくだからと次回の分まで着手しました.

これが仇となり,11:15頃めまいがしました.これはいけないけど,写真だけは撮ろうと開始地点まで戻って写真を撮ってから家に駆け込み,スポーツドリンクを飲み水のシャワーを浴びて涼しい部屋のソファーにゴロンとしました.

それから1時間半くらいは半分眠っていました.目が覚めてからもごろ寝していました.回復した証か腹が減ったので,といっても昼食を自分で用意する気もしないので,おやつ用に用意してあった菓子パンを食べました.夕方,夜もほとんどゴロゴロしていました.

幸いその日は良く眠れましたが,翌日も眠気が取れず夕方までソファーでうとうとしていました.軽い頭痛もありました.熱中症の後遺症でしょう.ようやく夕方にはほぼ普通の状態に戻りました.

厚生労働省の資料と照らすと,完璧なマッチはしないまでもレベルⅠだった可能性が高いです.

これまでも熱中症の手前〜入口くらいまでの症状はありましたが,今回は一歩入り込んでしまってました.

反省すべきは,余力があると思っても予定を終えたら終了すべきだった,といったところでしょうか.

次からは気をつけますが,それにしてもいつまでこの暑さが続くのでしょう.

2024年9月13日(金).
最寄りのアメダスのデータ.
無糖のNewaterです.

7月も終わり

7月31日になりました.暑くて長い7月でした.毎日平年より暑いですが,1991〜2020年の平均値である平年値など今日では全く意味をなさないことをまだ気象関係の人たちはわからないのでしょうか.

7月は週に2〜3回は草刈りをしてきましたが,今週の月曜日は35分で限界だったので,今週はもうしないことにしました.

TVで散々,「不要不急の外出はするな」というので外出は必要最低限にしています.

たぶん,9月半ばくらいまではまだまだ気が抜けないと思います.死なないようにだらだら生きて行こうと思います.

2024年07月29日(月)は,午前8時で31.4℃(最寄りのアメダス観測点データ)という異常に暑い日でした.

腹の調子が悪い

ここ何年かは胃腸の調子はかなりいい方でした.胃はこれまで何度か内視鏡検査とピロリ菌の検査を受けて問題なしということでした.大腸内視鏡検査は10年くらい前に一度受けましたが,その後も便潜血もないので問題はないと思います

若い頃はよくお腹の調子が悪いことがありましたが,たぶん過敏性腸症候群だったと思います.年齢とともに人間が鈍感になったのだと思いますが,だんだん不調になることも減りました.特にここ数年は水分補給のために強炭酸水を飲んでいてこれがまた腸の調子を良くしてくれていたと思います.

1か月前からふと思って強炭酸水を普通のミネラルウォーターに変えたのですが,いきなり過敏性腸症候群の復活です.

強炭酸水を飲んでいた頃は,「腹具合が悪くなる」のは週に1度あるかないかくらいでしたが,やめてからは週に一度調子がいい日があるかないかです.そのたまに調子がいい日に「久しぶりにコーヒーでも飲むか」と我慢していたコーヒーを飲むと一気に腹を壊します.

これはやはり強炭酸水が腸の調子を整えていたことは間違いないです.

ではなぜ強炭酸水をやめたかと言うと,虫歯の進行です.

昨年の12月に左下の犬歯の奥の歯が,そして今月には左上の犬歯の奥の歯がどちらもいきなり虫歯がかなり進行した状態で見つかりました.歯科医師の説明によれば,「虫歯の進行が非常にゆっくりだったので,自己防衛のため虫歯の進行につれて神経が後退していって気が付かなかったのでしょう」とのことです.

それが,一度ならずも2度あるということはなにか原因があるはずです.

歯磨きの習慣は少なくともここ20年は,朝食と昼食と間食の後はあまり時間をかけずに簡単にブラッシングして鏡越しに見える汚れを落とし,夕食の後はデンタルフロス,歯間ブラシをかけた後,ブラシで丹念に磨くというパターンで磨いています.

それでも虫歯が着実に進行する原因はなにかと考えたら強炭酸水しかありません.

以前レモンが好きで毎日のようにかじっていたら前歯が虫歯になったという人の話をテレビで見ました.そう,歯は酸で溶けるのです.

「炭酸水 pH」でネット検索をかけると,炭酸水のpHは5.5以下だそうで,歯のエナメル質を溶かして虫歯になるとあちこちのサイトに書かれています.強炭酸水ならばもっとpHは小さいでしょう.

ということで,いささか遅すぎた気はしますが,ここで炭酸水の摂取はきっぱりやめることにします.でも腹具合が悪いままこれからの人生を送らなければならないのも辛くはあります.

直近では約4年前.
ただ便潜血検査だけでは不安なのでそろそろもう一度検査を受けようと考えています.
前述の何を「ふと思った」か.
半年くらいおきに定期検診を受けているのになぜいきなり進行した状態なのか,納得いかないところはあります.

肌のコンディションと脂肪の関係

ざっとネット検索すれば,一般に脂肪のとりすぎはニキビや肌荒れの原因とされていますね.

もともと若い頃から湿疹が出たりすることが割とありましたが,しばらく普通に清潔にしてせいぜい市販の塗り薬を塗るくらいで治り,医療機関の世話になることはあまりありませんでした.

ところが,一昨年の夏から秋にかけて,畑作業をしたあと背中や脇腹や足等汗をかく部分にかなりひどい湿疹ができてなかなか治らず,その秋から近所の皮膚科に通うようになりました.もう1年半通っていますが,症状は少し良くなったり少し悪くなったりの繰り返しで,たまにかなりひどくなることがあります

患部に塗るステロイドの塗り薬と全身に塗る保湿用クリーム,それと抗アレルギー薬を処方してもらっています.ステロイドの塗り薬は症状の軽重により強さが変わります.

まあ加齢が主な原因とは思いますが,最初のうちは食べたものとの関係について自分で考えたり医師にも尋ねたりしましたが,はっきりしたことは何もわからないままで,現在は月一くらいで通って症状に応じて処方してもらうような状況です.

ごく最近になってNHKの「あの人に会いたい」で,昨年亡くなった料理研究家の奥村彪生さんの回を見ました.理工学部に入ったのに料理研究科の土井勝にあこがれて中退して同氏に師事したそうです.土井氏がマヨネーズを混ぜているのを見て「右に混ぜるんですか? 何回混ぜるんですか?」などと,多分根っからの料理人は感覚でやっていることを理系らしく定量的に捉えようという質問をしたそうです.土井氏は最初はあきれたけど,定量的に捉えれば再現性が高くなることに感心したようです

古代の料理を再現する話なども面白かったのですが,NHKの「きょうの料理」に出演している場面で,料理をしながら,「油も摂らないといけません.摂らないと肌が荒れてきます」と言っているのを聞いて,これかもしれないと思いました.

考えてみると,わが家の食生活は油は控えめです.冒頭にあるように,脂肪のとりすぎは肌ばかりでなく健康全般に良くないとの考えが基本です.しかし奥村氏の発言を受けて,いつもより少し油を多めに使うことにしました.例えば朝食のトーストにいつもは塗らないマーガリンを少し塗ったり,目玉焼きを焼くフライパンに敷く油を増やしたり,おやつにポップコーンを食べたりと言った程度ですが.

奥村さんの回の放送が3月24日だったので9日経ちますが,肌の具合は一昨年クリニックに通うようになってから,かなりいい方の状態です.その代わり体重が2〜3%増えました.そういえば,太っている人って肌がきれいな人が多いように思います.

あんまり太っても困るので,体重が増えたら摂る油を減らし(というかいつも通りに戻し),肌が少し荒れてきたら少し増やすような感じでしばらく実験を続けてみます.

幸い,かかり始めの頃ほどひどくなることはありませんが.
NHKのサイトによれば2024年3月23日放送.
そういう流れだったと思いますが,もうNHK+の無料配信期限が過ぎて確認できません😅