3.5インチ2TB HDD 4機を捨てる

3.5インチドライブは原則使わないことにしていますが,どう捨てるかが問題です.

今の時代どこの職場にもHDD破壊機はあると思いますが,まだどこのご家庭にもというほど手軽ではないてすね.わが家にも残念ながらありません.

某与党議員のO渕U子さん(仮名)に習ってドリルで破壊するのは,この異常な暑さの中では危険です.

まずは中身をソフト的に復元不可能にします.RAID Level 5のRAID arrayを組んで,rebuildが完了したら1機脱落させて,次のを加えてrebuildし直すを繰り返して,最後の2機は残しておく2.5″ HDDないしSSDにしてやれば,1byteも取り出せない形で廃棄できます.

脱落させたHDDは,インターフェース基板をハンマーで一撃しときます😓

2TBのHDDのRAID Level 5のarrayのrebuildは,下手をすると何日もかかりますので,気長にやりたいと思います.

Postfixを試す (8・完) Postfixを試さない

Postfixを試すシリーズですが, “Postfixを試す (7) Avahiのbuildで難航” で更新が止まっているのに今気がつきました.

結局,Postfixをインストールしようと考えていたサーバーではMail Transfer Agent (MTA)は動かさないことに方針変更しました.Dovecotでサーバー内でやりとりされたメールだけ見てます.ほとんどは,というか全てLogWatchの様なシステムからAdminに宛てたメールですが.

とくに目標があるわけでなく,個人の興味のままやっているので,つまみ食い,食い散らかしプロジェクトだらけです😓

今回の,もともと監視カメラのrtspの映像を転がっているRaspberry Pi 3 Model Bで見ようプロジェクトも,VLC playerがDebianでは機能制限されていることを知り,他のdistroのVLC playerをいろいろ試したいがそれなら仮想マシンが楽ではないかと思い試し始めたら, 仮想マシンの調子がおかしい,そもそもSSDが故障しているのではないか,となって,コピーできる仮想マシンを別ドライブに移した上で,現在SSDの動作を検証中です.

このPostfixを動かそうか検討していたサーバーに関しては,例外的に「使命」がありました😓

大多数の仮想マシンを壊す

Real Time Streaming Protocol (rtsp)をRaspberry Pi 3 Model B (RPi3)でどう見るかの続きです.

残念ながらManjaroは,RPi3では動かないようです.そこで今度は,Ubuntuを試すことにしました.まずはx86_64 (AMD64)で試してからの方が早いだろうと思い,第2 workstation (WS2)の仮想マシンのUbuntuを久しぶりに動かしてみました.いつupgradeしたか全く記憶にありませんでしたが,LTS 20.04になっていました.せっかくだからこの際,最新の22.04にしようと,ネット検索してやり方を探しながら試みました.で,最後のまじない,

do-release-upgrade

を実行していたところ,突然電源が切れました.すぐに何が起こったか解りました.もともと電源コードが緩いのです.ACスイッチをON/OFFすると電源コードにどうしても触れて,しばらく繰り返すと,プラグが外れてしまいます.

それが解っているので,電源ON/OFFの際プラグを押し込む様にしていますが,しばらく忘れていたところ,一番抜けてはいけないタイミングで抜けてしまいました😓

まあ,最近はjournaling file systemなので,途中でズバッと電源を切ったところで,ファイルシステム(FS)が壊れることは滅多にありません.しかし,do-release-upgradeの途中なのでdpkgデータベースがかなり深刻にダメージを受けているに違いありません.

実際,ネットの情報を調べてaptなんとかかんとかしても,全然前進しません.こういうときのために,バックアップを取ってあります.

しかし,そのバックアップのディスクイメージをコピーすると, “input/output error” とかなんとか言ってコピーできません.rsyncでもcpでもだめです

心配になってそのディスクにあるファイルを調べてみると,ここ1年以内に作ったqcow2以外のqcow2が皆同じエラーを出します.

最初はSSDの問題か,マザーボードのインターフェースの問題か,あるいはSSDとマザーボードの相性の問題か,などと考え,問題のSSDをUSBエンクロージャーに入れて,Raspberry Pi 4 Model B (RPi4)につないでcpやrsyncを試しましたが,同じエラーが出ます.

ということで,ここ1年より前に作った,まあ,知的資産のqcow2は全滅のようです.ほとんどここ数年触っていないファイルで,今回の電源断の時もリードオンリーでさえ開いていないので,電源断が問題とは思えません.

まあ,古い仮想マシンの仮想ディスクなんか,滅多に役に立つことはないので,実害はないのですが,長年熟成してきたのに寂しい気はします.

md5sumでも同様のエラーが出ます.

rtspがVLC playerで開けない 〜Python3のライブラリーも遅い〜

Raspberry Pi3 Model B (RPi3B) にRaspberry Pi OSを走らせている環境で,Mplayerを試したところ,遅れがどんどん蓄積していって,ライブの監視が事実上できないので他の方法を探しています.

Pythonのモジュールで監視カメラを見るという面白い試みを見つけ,試してみました.

結論的にはやはり遅れがどんどん蓄積していくので,事実上リアルタイムの監視用途には使えません.

前の記事で引用した,

を参考にしました.というかそのまんまを試しました.

事前の準備としてpip3にて,rtsp, pysimpleguiのインストールに成功しました.

で,おもむろに本体のスクリプトを動かしてみましたが,「cv2がないよ」,「pilがないよ」というエラーが出ました.

Raspberry Pi OSでは,

apt install opencv-python python3-imagetk.pil

が必要です

これだけの追加で見事に動いてくれました.ただし,冒頭に書きましたとおり,遅れが蓄積していくのは,mplayerと同じです.

元の記事では, “pip” ですが,Python2, 3混在のシステム(Slackware😓)を長い間を使ってきているので,明示的に “pip3″としています.Debian / Raspberry Pi OSにはPython2.xはインストールしてないので,pip3とする意味はありませんが,こういうオジ(イ)さん対策のため,pip3が効くようになっています.
やはり,pipと dpkgの混用になりました.

rtspがVLC playerで開けない 〜dpkgとpip〜

コマンドラインの “mplayer” を,Raspberry Pi 3 Model B (RPi3) のRaspberry Pi OS (64bit bullseye)で試しました.

1920×1200のモニターにほぼフルスクリーンで監視カメラのからのライブ動画が表示できます.

しかし,時間がたつのが遅い😓 たちまち数分遅くなって,自分でカメラの撮影範囲に行って戻ってくると,その時の自分の様子を見ることができます💦

どんどん遅れが蓄積していくので,これは監視カメラのモニターとしては使えません.画質を落としてみれば良いのでしょうが,他の方法を先に探ってみます.

そこで検索して見つけたのが,Pythonのライブラリーを使う試みです.

これは,試みとして面白いです.Pythonのライブラリーの実力を試すこともできます.しかし,Debianのようなパッケージマネージャーにガチガチに管理されているシステムで,言語ローカルなパッケージマネージャーである,pipやcpanを使ってよいものか.いつもそこら辺のところを悩みます.

“そこら辺” は,ゆるゆるのSlackwareは気楽でした.

もちろん,DebianでもUbuntuでもManjaroでも,やっちまえばできるんですが,debian教/Ubuntu教/Manjaro教の人たちに許してもらえるのか.

ディスクイメージを保存した上で,pipで荒らしてみるというのが一番正解かもしれません.Pythonのストリーミング動画ライブラリーが,RPi3では使い物にならないということであれば,復元して他の方法をまた探せば良いです.