Firefox 46 Linux版で日本語入力できない (2)

SlackwareのWSは,GTK3を上げたり下げたりしているうちに,Firefox 46で日本語入力ができるようになりました.これは,SCIM + Anthyという,今どき誰も使っていないだろう構成ですが^^;

ここのところいじっている,というか自分のほうがもてあそばれている感じのGentooでは,iBus + Mozcで,gtk3のUSEフラグを設定してもFirefox 46〜47で日本語入力できません.

いろいろネットで調べると,iBusは評判が芳しくないので,uimを試すことにしました.しかし,uim自体はMozcもサポートしているのですが,GentooのuimはMozcをサポートしてないのです^^;

まだ,どこかいじって対応を試みるというのは,やれるレベルではないので,Gentooがサポートしてくれないものは使えないとあきらめました.

もう一つのバックエンド,fcitxというのを次に試しました.これは,GentooのパッケージもMozcをサポートしています.

64bit版はサクッと動きましたが,32bit版ではいろいろやってようやく動きました.どのようにいろいろやったかは自分でもよく覚えていませんので割愛^^;

現在は,47にしてますが,問題なしです.

Gentoo

Gentooは,大昔にPowerMacにインストールを試したことがあったと記憶しています.当時はPowerMac用に使えるdistroがあまり多くなく,あってもRPM系ばかりでおもしろくないから試したんじゃないかと思います.しかし,当時のGentooは,かなり早いステージから,GCCをソースからbuildするというステップがあって,また当時のPowerMacのスペックではこれが宇宙的に時間が必要で,早い段階で諦めたんじゃないかと思います

久しぶりにGentooのインストールを試みています.今回は,普通のx86マシンなんですが,相変わらず一筋縄ではいかないですね.とにかく,最初から選択肢がありすぎで,これまで,Slackwareのような緩いパッケージシステムのdistroをカスタマイズして使ってきたような人でないと,初手からつまずくと思います.

Kernelのオプションについては,これも,自分で日頃Kernelのbuildをして,ちゃんとブートさせてきた人でないと難しいかも知れません.仮想マシン,例えばVMWare Fusionだと,Fusion MPTをONにしないとSCSIでbootしないなどと言う訳の分からないトリックもありますし.ディスクをSATAにすればいいんですが.

VMWare Fusionでスクリーンショット(以下”SS”)を撮りながら進めていくんですが,たいてい,「やっちまった」時,その直前のSSがないのです.で,ずっと前に戻る^^;;

特にsystemdについては,インストールガイドではほとんど触れられていません.systemd自体はそんなに難しい話ではないので,別のsystemdのマニュアルと読み合わせながら進めることになります.

それで勘所が何とか解ってきて,自分的に満足のいく,x86_64で,KDEで,systemdな仮想マシンが一つ仕上がりました.

今,KVM/QEMMで,x86 32bitな仮想マシンの仕立てに取り組んでいますが,これがなかなかうまくいってくれません.途中でマシンが突然死してしまいます.

VMWare Fusionと違って,動作中にSSが撮れないのもめんどくささを増しています.

あんまり難航するようだったら,VMWare Fusionで仕立てて,ディスクイメージの変換をして,KVM/QEMMで動かないか,試してみようかとも考えています.

以上,すべて当社調べです

すいみません,多少でも英語かじった人間としては「スクショ」とは略せませんです^^;

辞書攻撃

先日,サーバーに高負荷がかかっていることに気がつきました.調べてみると,連続的にこのWordPressにログインしようとしています.クラックした,ユーザーとパスワードの組み合わせを連続して試みる辞書攻撃です.

IPv4のIPアドレスをブロックしたら,IPv6で攻撃を続けてきます.はじめてIPv6をブロックしました.

今月,1,000回以上,ログインをかけてきた回数とIPアドレスは次の通りです.

ukattacker のコピー

195から始まるもの以外はすべてウクライナの同一人物(またはグループ)と思われます.

昔は辞書には1,000以上のユーザー/パスワードの組み合わせがある,といわれてましたが,今は一桁多いようです.

追記

2002::/16は,6to4というIPv6 <-> IPv4をリレーするためのアドレスだそうです

5b c8 c 84は,91.200.12.132です.

いろいろ,手間のかかることをしてきやがります^^;;

しかるべき変換ルーターを介している.

Virt-manager 1.3.2 is not compatible to GTK+-3.18.x

悩みました.適当にあちこちupdate, upgradeしていたら,いつの間にかvirt-managerでコンソールが表示されなくなりました.–debugオプションを付けて立ち上げて,コンソールを開くと,

TypeError: argument allocation: Expected Gdk.Rectangle, but got gi.repository.cairo.RectangleInt

というエラーが連続して出ます.上記をネット検索して,次から次へと見て,それらしいのを試してみたら,ようやく解りました.

GTK+3の3.18.xではだめで,3.16.xにすればオーケーです.GTKのdowngradeのあとで,spice-gtkのrebuildが必要です.

以上,あくまで当社調べです.

id_rsaからppkを作成

どうってことない話ですが,ネット検索すると,ppkファイルからsshのキーファイルを作る方法は山ほど見つかりますが,その逆がなかなか見つからないので,メモっときます.

ppkファイルは,PuTTYで使用する鍵の型式なので,基本的にはPuTTYかその付属ツールでしか作れないようです.

わたしの場合は,WindowsからSSHでつなぐなんてことはしないので,OpenSSHのid_rsa鍵は各マシンに作っていますが,ppkファイルはありません.

ppkファイルが必要になったのは,FileZillaでキーファイル認証のsshホストにつなぐためです.

まず,PuTTYのソースからbuildします.今どきのLinuxディストロ上であれば簡単にできると思います.できあがったputtygenというツールを使います.

puttygen ~/.ssh/id_rsa -O private -o マシン名など.ppk

であっさりできます.

Mac OS XではGTKの関係で,PuTTY本体のbuildができませんが,puttygenはできます.ただし,Makefileのうちの,

WARNINGOPTS = -Wall -Werror

WARNINGOPTS = -Wall

とする必要がありました

あくまで,当社調べです.

少なくともわたしの環境では.