大栗博司「重力とは何か」

はじめのほうはわりと読み易いですが,だんだん話が難しくなって,超弦理論のところでギブアップしました.大体全体の2/3くらいのところです.

文章は確かに平易で論理的で読みやすいです.理解が難しくなってくるのもありますが,率直に言って,素粒子とかおもしろくないです^^; まだ特殊相対性理論くらいまでは,おもしろいとは感じますが^^;;

寝る前に睡眠薬として読むにはいいです.天文や物理が好きで,聡明な若い人向きでしょうか^^;

本屋に行くと腹が痛くなった

今は,書店に行くことは少なくなりました.少なくとも,本を探しに行くことは皆無です.近所にまあまあの大きさの書店がありますが,行くのは,これを買うと決まっている雑誌を買うか,文房具を買うときです.

書店が好きな人っていますよね.私はむしろ逆で,若い頃は,大きな書店でだいたいこういう本と曖昧に決まっている状態で探しながら歩いていると,お腹の具合が悪くなることが良くありました.

なんでなんでしょう.プレッシャーがあったことは事実だと思います.できれば本を見つけて買わなければならない.

電車やバス,最後は徒歩で書店にたどり着いて,本探しはほとんどじっと立って行います.移動時に腸の活動が活発になり,ちょうど書店で機が熟す^^;

あと,夏場は外が暑いのに,書店はたいてい寒いくらいエアコンが入っています.その影響も大きいでしょうね.

いま,同じように,どうしても書店で本を探さなければならない,というプレッシャーがあって書店にいったらどうなるか.こんど試してみます^^;

追記

今更ながらですが,「青木まりこ現象」というらしいですね.この話題が盛り上がったとされる1985年と言えば、私も一番この症状に悩まされた頃だと思います.

今はネットで事前に調査できますが,昔はこういう”状態”が普通だったと思います.
ときには,”必ず”

MyDNS.jpで再スタート

ということです.

当分は,古いURLがサイト内に残っていて,写真が表示されなかったり,ちゃんと目的のページに飛ばないこともあるかも知れませんが,悪しからず^^;

DNS運営の関係者の方にはお手数をおかけしました^^;

米長邦雄「運を育てる」

故米長邦雄永世棋聖が,名人位挑戦7度目にして,そして50歳にして名人位を獲得した,その直後に書かれた本で,まあ,ジャンル的には運を育てるハウツー本でしょうか.運を育てること言う目標自体が漠然としているので,ハウツーとは言えないかも知れません.

この本は,出版されて割りとすぐに買って一度読んでます.初版の第五刷となっています.平成5年って言うと,1993年ですか.私は30代でした^^; 今や米長永世棋聖が名人位をとった歳をはるかに過ぎてしまいました.

まあ,それなりにおもしろいです.運を味方に付けるには,笑いがなければいけないなんてところは確かにそうだと思います.

ただ,まあ,勝負師としての生き方は万人に当てはまるものではありませんね.上昇志向を持たず,だらだら生きたいと思います.

米長邦雄_運を育てる

アンの青春

モンゴメリ_2_アンの青春

赤毛のアンの第2部です.アンが,いまで言うとたぶん高校を卒業して,小学校の先生になってから,先生を辞めて大学に進学するまでの数年の話です.

第1部を読み終えた時点で,この第2部だけ見つからなかったのですが,ようやく出てきたので読みました.読み始めは3月上旬ですから,だらだらと2か月ちょっとかかりました^^;

話はそれなりに展開してます.隣に引っ越してきた気むずかしいおじさんハリソン氏とアンの交流,マリラが引き取った双子デイビーとドーラのデイビーのいたずら,リンド夫人がマリラと同居することになったり,あこがれの作家と会えなかったり結局会えたり,親友のダイアナが婚約したり.

後半は,アンがダイアナとたまたま立ち寄ることになった”石の家”にすむ,ミス・ラベンダーがアンの働きで昔の恋人と結婚することになる話が中心になっています.

まあ,古き良き時代の青春ですよね.第1部である「赤毛のアン」を読んだときほどの大きな感動はありませんでした.

さて,第3部を読もうかどうか迷います.