東京に普通に通勤していたらだめだろう

昨日新たに新型コロナウィルス肺炎感染が判明した人は東京で143名となり,日本全国でも感染の勢いは増すばかりです.

今朝のニュースで目だったのは,東京に出張に行った人,東京から帰省した人たちが,帰った先で家族に感染させた例です.

東京に行ったり,滞在しているだけで感染するリスクが非常に高いことがよく解ります.

この状況で普通に東京に通勤していていいんでしょうか(学校は休業が多いようですが).

もちろん,通勤や仕事のことで東京に行かなければ生活が経済的に成り立たなくなるというのは解りますが,海外の感染が拡大している地域に在住している日本人からのSNS, BLOG等の発信では,経済的に生活が成り立たなくなる前に感染して健康を害して(最悪の場合死亡して)は話にならないだろうと言うことです.まさに「命あっての物種」です.

少なくとも,経営体力のある大企業はただちに休業して,社員を自宅待機させるべきではないじゃないでしょうか(遅すぎる感もありますが).

いまこそ医療機関はキャッシュレスにせよ 〜感染防止に非接触決済〜 (2)

当サイトでの主張が反映されて(なわけないけど😓),そういう動きが出てきたようです.

関連記事

「感染予防のためキャッシュレスを導入」している医療機関のサイト

適当に検索して見つけた分だけですが😓

記事中,「世界保健機関(WHO)は現金に触れた後の手洗いを推奨しており…」とある

チケット販売代行会社の無策

チケット販売代行会社にしてみれば,委託されたチケットをなるべくコストをかけずに短時間で売りさばいてしまえばいいわけです.買い手が誰であろうと.

転売を許すと,転売をする人(反社会的組織が多いことは容易に想像できます)はリスクは負いますが儲かります.チケットを欲しい客は,本来よりも無駄に高い値段で買わされ,しかもその差額が反社会的組織の収入になる(≅反社組織を助長する)可能性があります.興行者の収入は変わりませんが,反社組織の収入を間接的に支えることになります.

チケット販売代行会社は,売上げは変わりませんが,さっさと売れればコストが減って儲かります.転売OKな世界では,チケット販売代行会社も winner なので,余計に金をかけて転売対策をする気にはなりにくいのは解りますが,それで企業としての社会的責任は果たせるんでしょうか.

業界のことは詳しいわけじゃありませんが,大学時代に友人がチケット販売代行会社のことを話題にした頃から,積極的な対策を取ったというニュースは長い間見たことがありません.

反社組織の収入源になるのが明白なのに長年企業責任が問われてこなかったと言うことは,表裏の政界工作をうまく続けてきたということでしょうか.

今日のICT技術を活用して,企業の社会的責任を果たすべく本気で考えれば,転売のできないチケット販売は十分に実現可能だと思います.

日本のインターネット環境の脆弱さが露呈

あいかわらず,「日本すごいぜ」系の番組は一定の支持を得ているようですが,今回の新型コロナウィルス騒ぎで,わが国において,リモートで就労したり,就学したりするための環境の不十分さ(インフラというより利用者側の問題かも)により,通勤・通学という感染リスクを解消できず,大きな懸念材料になっていますね.

なんでもなかったときに,事業継続計画(BCP)の一環として備えておくべきだったと思います.

参考記事

今,中止にしましょう

東京オリンピックはとりあえず1年延期ということになりました.

素人的には1年ありゃ十分かなと思いましたが,感染症の専門家はかなり厳しいといっていますね.まあたしかに,ワクチンを作って人々にあまねく接種させるには,1年じゃ到底無理でしょうし,向こう1年の混乱の中,代表選手の選考(選考をやり直す場合は再選考),選手たちの調整プランの変更と実施,ボランティアの再募集・再研修などをしていかなければなりません.

1年後に完全な形でできるというのはかなり希望的観測でしょう.来年の今頃の時点で,さらにもう1年延ばすか中止とする検討が必要になるんじゃないでしょうか.この間に関係者が疲弊しきってしまいますから,中止や再延期となったら落胆は計り知れないでしょう.

だから,今の時点で中止を決定した方が,関係者やオリンピックを歓迎する人たちはもちろん,開催に反対している人たちもみんな重荷から解放されてしあわせだと思います.