Eテレのために受信料を払っている

自公が政権に復帰してから,NHKが政府・与党からの圧力に負けたり忖度したりして,キャスターを降板させたり,報道内容を政府よりにし続けてきています.

そもそもなんでNHKを税金でなく受信料で運営する形にしたかというと,戦前にNHKが政府の宣伝機関となって国民を戦争に誘導したという反省からで,税金でなく視聴者から直接徴収した受信料で運営することにして,政府に財政的・人事的に支配されず,本当の意味での不偏不党な報道・放送ができるようにした訳ですよね.

そのそもそも論のそもそもが明確に崩れたのだから,受信料を払う意義は失われた訳です.

総合テレビには呆れていますが,私はEテレを見ています.Eテレは決して子供だましでなく,本当に費用対効果(視聴率)を考えないで作った大人の鑑賞にも堪える良質な番組が多数あります.それらを見るためだけに受信料を払うのはやぶさかでないと思っています.

なんか,そんな主張が一時期SNSで盛んに行われたようで,私も共感したのですが,意思表示をするのを忘れていました.

参考リンク

2 thoughts on “Eテレのために受信料を払っている”

  1. Wikipediaに拠れば,今の目的とは異なるようですが「受信料制度」は戦前の「社団法人日本放送協会」の頃から存在した,と記載されています。
    日本放送協会は戦前は社団法人,今は放送法に基づく特殊法人なので,過去から現在にわたって,名目上は「国営」だったことは,一度もない,ということになってます。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E5%8F%97%E4%BF%A1%E6%96%99#%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8F%97%E4%BF%A1%E6%96%99%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

    1. JG3QQK/Kimuraさん,ご指摘ありがとうございます.
      国営ではなかったのに宣伝機関に成り下がってしまったというのは,今の時代の教訓にはならず,不安材料なだけですね😥

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