e-Taxで悶え苦しむ 2019その2

去年のBLOGを読んだら,手持ちのカードリーダー製造元は,もはや同リーダーのmacOSのサポートはしないということなので,あきらめて,ここから先はWindowsにします.

Windows 10のスタンドアロン機は,1年とはいいませんが,数か月動かしていないので,山のようなupdateが待っています.まずは,updateを仕掛けて夕食をとり,夕食後に取り組みました.

夕食後,ある程度のセキュリティー意識を持った人なら当然であるように,Edgeを使ってe-Taxのサイトに行きましたが,Internet Explorerでないとだめだときました.本当はEdgeなんかでなくて,Firefoxでやりたいんですが,当然それは無理だろうと,Edgeにしましたが,それもだめ^^; Edgeでもデータ入力はできるようですが,マイナンバー方式はだめなようです.まあ,セキュリティーの専門家からいろいろいわれそうですね.

さて,Internet Explorerを探しだし,e-Taxの動作環境の確認の次に,マイナンバーカードの読み込みがあります.ここは,いつもそうなんですが,「パスワード」と「暗証番号」という言葉の使い方がごちゃごちゃで,これまたいつものように,混乱しそうになりましたが,これまでに残しておいたメモと,「4桁の暗証番号」というインストラクションとで,なんとか誤ることなく進むことができました.

しかし,英数文字の混じったパスワードのことを暗証番号とは,普通は呼ばないですよね.連続して認証を失敗すると,市役所にリセットしてもらいに行かなければならないので,ボタンを押して認証が通るまでドキドキハラハラでした.毎年寿命が縮まります.

このあと,Macで入力して保存しておいたデータを読み込みたかったんですが,「印刷」で進んで保存したデータを,e-Tax前提で進んでから読み込むのはできませんでした.期待した私がバカでしたが,一度データ入力しているので,それほどデータ入力はたいへんではありませんでした.

Macで失敗したのを踏まえて,まずは源泉徴収票に基づくデータ入力をして,納付/還付額が0円であることを確認します.

その後,給与以外のちょっとした収入を追加して,医療費控除のエクセルデータを読み込ませます.

やれやれ.

e-Taxで悶え苦しむ 2019

高橋英樹夫妻が,「こんなに簡単にe-Taxできました」っていうニュースを見て,髙橋夫妻を借りたくなる今日この頃です.

これまで,Macで何度かe-Taxを試みましたが一度もうまくいっていません.最近では,この時期だけスタンドアロンのWindowsマシンを稼働させて,e-Taxしていました.

今年は,新しいMacbookを買ったこともあり,Macで着手しました.ひどい年だと,最新のmacOS(といってもリリースされて何か月も経って)では動作を保証しないということもありましたが,今年はちゃんと,Mojaveをサポートしているようです.

国税庁のサイトから必要なソフトをダウンロードしてインストールしましたが,必要な動作環境が満たされないと文句を言われます.毎度のことではありますが,どこがどう満たしていないのか,手がかりがないので,どうしようもありません.

しょうがないので,印刷で提出する方を選んで,データ入力をし始めました.一通り入力してからもう一度e-Taxの方を選んでデータを読み込めるんじゃないかと踏んでいます.

しかし,ただのデータ入力にも罠がありました.データを一通り入力して,最後まで行くと,「2万数千円納税せよ」という結果になりました.これはおかしいので,追加したデータを少しずつ削除して確認しようとしましたが,医療費のデータを1つずつ手で削除していくのは,いちいち確認のダイアログが出るので至難の業です.

そこで,空のシートを読み込ませて上書きして削除しようかと思いましたが,空だとエラーとなって上書きしてくれません.「詰んだ」と思って,いったんあきらめて最初からやろうかと思いましたが,10万円以下なら結果に影響しないから,1件だけダミーデータを書いたシートを読み込ませれば良いのだと気がつきました.

その方法で医療費を削除し,他のデータも削除し,いろいろ見ていたら,とある収入の必要経費が入力漏れしていることに気がつきました.このデータを入力して,医療費のシートを読み込ませて,最後まで行くと,めでたく数千円還付されるという結果となりました^^; まあ,家族で行ったら足りませんが,焼き肉1回分の足しにはなりそうです.

さて,macOSの件ですが,久しぶりにSafariをいろいろいじっていたところ,環境設定の拡張機能に,インストールした国税庁のソフトが3つ入ってはいましたが,チェックが外れて無効となっていました.

これらのチェックを入れて,有効化して,国税庁の動作環境をしたら,OKとなりました.まだその先のマイナンバーカードによる認証までは進んでいません.日を変えて^^; 試してみたいと思います.


組織の呪縛から逃れる

CTOのMacbookが17日に届いて,いったんはセットアップを完了して使い始めたんですが,まだ,内蔵SSDを暗号化してないことに気がついて,FileVaultをオンにすることにしました.

すると,「会社,所属組織,学校の提供する復号キーを設定しました」という趣旨のダイアログが出ます.所属組織に復号されるんじゃたまらんと,キャンセルを押して,場所を変えたり,時間経過を待ったりしましたが,何回トライしても同じです

しょうがないので,環境設定のFileVaultに寄らないディスク暗号化をすることに決めました.

まずは,Carbon Copy Clonerで,空いている外付けSSDにまるまるコピーをします.そして,その外付けSSDからブートして,内蔵ディスクを二本指クリック(右クリック相当)しますが,かつてのように「暗号化する」が出てきません.

さらにしょうがないので,コマンド+Rで起動して,ディスクユーティリティーで,内蔵SSDを暗号化APFSでフォーマットし直して,macOSの再インストールをし,外付けSSDのデータを移行するという手順を踏み,なんとか所属組織が解読し得ない状況でルートディスクを暗号化することができました.

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custom-to-orderとかconfigure-to-orderの略とされますが,英語のWikiPediaには載ってないので,和製英語の可能性が高いです.
以前は,時間をおいたか,別のネットに接続したかで,そのダイアログは回避(=所属組織が復号できないキーを設定)できたと記憶しています.