若者に起業は勧めない

若い人に,起業はお勧めしません.

あくまで,日本においての話です.

マスコミは政権の尻馬に乗って,無責任に若者に起業を勧めていますが,ベンチャー企業っていったって,最初は零細企業です.

日本の銀行は,リスクを取りません.零細企業に金を貸す時は,不動産などの担保を求めて,経営者たちに個人保証を求めます.旧態依然たるものです

もちろん,一部では,ベンチャーの知財や将来性に融資するなんて動きもありますが,ニュースになるくらいですからまだまだ珍しいことです.

日本では,基本的に1度失敗すると再起はまず無理です.会社を立ち上げては失敗して,ようやく最後に成功なんて言うアメリカの話は通用しません.そもそもの仕組みが違うからです.

TPPは悪魔の契約だと思っていましたが,このあたりの融資の商習慣があらためられるならばそれは唯一の救いかなと思っていましたが,永遠に発効しなくなりました^^;

少なくとも個人保証を求めることがなくならない限り,若い人に起業を勧める気はしません.地獄を天国だと偽るようなもんです.

不動産の担保だって,普通の人が知らない,とても恐ろしい仕組みです.私も普通の人なのでつい最近まで知らなかったですが^^;

旅するフランス語の違和感

朝,6:30に起きれば良いんですが,たいてい6時前に目が覚めます.ニュースを見ても,日米のバカな首脳のニュースばかりで,バカな奴ら彼らの言動を見て始まるのでは,一日が台無しになりますので,たいていEテレを見ています.

6時からは,月曜から,フランス語,スペイン語,イタリア語,中国語,韓国語の順で初級向け講座をやっています.

今日,月曜日のフランス語は,常盤貴子が,フランスをおしゃれに^^; 旅行するという設定の講座です.

しかし,この番組は,日米首脳に負けず劣らずクソです違和感あります.

フランス語をろくにしゃべれないうえ(初心者向けだからそれは当然),フランスのことを知ってるわけでもないのに,いつも落ち着き払っているどころか,気取っている^^;

あくまで女優の演技でそういう設定・演出なんだからしょうがないと言えばしょうがないのですが,初めて行く国ではよほど旅慣れた人でも,ああは落ち着き払えませんよ.あくまで演技であり,そもそもの設定と演出が悪いんですが.

それに比べると,火曜日放送のスペイン語講座の平岳大の方がよっぽどリアルです.初めての国でいろいろなことに新鮮に驚いています.それでも,あくまで演出・演技の範囲であり,現実の旅行とはまた違っていると思いますが.

武井壮

この人はなかなか面白い人ですね.

最初に面白いと思ったエピソードは,肌が弱いって話で,選手時代は,ひと練習して汗をかくごとにシャワーを浴びて着替えていた(日に何度も)という話です.

そして,運動選手を引退して,芸能界入りするにあたっては,お笑い芸人の発言を観察してどういう事を言うと受けるか,真剣に研究したということです.この話は有名だと思いますが.

最近では,体育会系で,上級生こそ下働きをすべきだというツイートが話題になっていて,彼らしいなあと感じています.

MX-TVのバラいろダンディのコメンテーターたちは,その武井壮を含め,わりと自由に発言できるようで,かなり地に近い部分を見ることができていいなと思ってます.

同じ番組で,断然見直したのは勝間和代です.こういう自由な番組で良さがでるんだなと感じます.

ほかにもいろいろいいこと言うコメンテーターが多いです.

そして,宮河マヤと橋本マナミの出し惜しみなしのサービス精神が良いです.

似たような番組ですが,5時に夢中! のコメンテーターはひどいですね.一番ひどいのは,名誉毀損になるから名前は書きませんが,カリスマトレーダーとか言う人です.トレーダーとしては優秀なのかも知れませんが,もの知らなすぎです.そうそう,常識ないのにずけずけものを言うオバサン,そういうタイプです.

他もほんとに,ひどいもんです.ふかわりょうの仕切りがよすぎるので,あんな動物園状態のコメンテーターで維持していけるんだなあと,逆に感心しています.

人口減少は過疎地で特に深刻

これから進む日本の人口減少に危機感を覚えて,ときどきいろんな人の見解などを見聞してます.

人口が減少しても大丈夫だって言う経済学者が少なくないのに驚きます.東京の混雑が緩和されて,通勤も楽になり生産性が上がるなんて楽観論もあります.

日本は全体は既に人口減少が始まっています.しかし,東京23区で人口が減少するのは2020年からということです.そりゃそうですよね.最近でも東京への移り住む人(社会増)は減っていません.

人口が減り始めても,他の地域よりはその減少率は低いと考えられます.東京の人口が減れば,そこに移り住もうという人はさらに増えるだろうということは容易に想像できます.

日本全体としての人口減少は,今でも深刻な地方の状況を,これまで以上のスピードで限界の向こうに押しやることになります.