写真の続き

しかし,”写真“なんていう,非常に頻繁に使われる一般名詞をアプリ名にしたから,検索がしにくいったらありゃしないです.

まだ新しく出たばかりと言うことがありますが,”写真”特有の問題について情報がちっとも見つかりません.

インターネット検索が普及してから,ネーミングについては,文字数が極端に少なくなく,一般名詞とかぶらない,というのが基本だったんじゃないかと思います^^;

それはさておき,今よくわからないのは,iOS機器が撮った写真が,自動的にMac OS Xの”写真”に来ますが,そのiOS機器内の写真を今までのiPhotoの調子で吸い上げると,写真がダブってしまうことです.

iPhoto時代は,既にiCloudでMac側に来ている写真については,吸い上げられないようになっていました.また,既に同期済みかどうかが,わかりやすくできていました.

自動的に来るのは良いのですが,自動で来るに任せておいて良いのか,1000枚よりも古い写真は消えてしまわないのか(それはないと思いますが^^; ),心配です.

あとは,iCloudの有料サービスをサブスクライブすべきかどうか.iPhoto時代は特にそういう必要性なく,使っている複数のMacとiOS機器の写真がうまく同期されていました.

しばらく様子を見ることにしますが,写真が消えてしまうようなことがあると困っちゃうんですよね^^;

iPhotoが写真(Photos)に

かねてからアナウンスされていたようですが、Mac OS X Yosemiteの10.10.3へのアップデートにともなって,これまでの”iPhoto”が,”写真(Photos)”に切り替わりました.

iPhotoは,Trackpadでスクロールすると,一番最初に飛んでしまうと言う使いにくいバグがあり,最後まで改修してくれませんでしたが,discontinuedとなるということで,バグの改修にも熱が入らなかったのですね.

で,”写真”ですが,iPhotoにあった,レートとイベントがなくなりました.レートは,勝手に”星1つ”とかいうキーワードに変換されますが,たしかに,キーワードで代用することは可能です.

ところが,イベントの方は困ったものです.この何年か,iPhotoいじりといえば,イベント分けにかなり時間を費やしてきたのですが,あっさりなくしてくれました.文字通り,これまでの労力が水泡に帰したというやつです.

イベントの方は,他の機能で代用するにしても,いちいちアルバムを組むしかなさそうで,ものすごい数のアルバムができてしまうので,やめときます.

ちょっと残念な更新でした.

あとで,Macユーザーからの要望でイベントを復活した,ってことになっても,1回完全にリセットされてしまってますから,今さらイベント分け何ざぁできません^^;

Retrospect

ああ^^;

少なくとも,オーストラリア赴任の時には使っていましたから,Retrospectとのつきあいは20年ほどになります.

OS X版になってから遅いのなんのって^^; で,新しいバージョンが出る度に,何十パーセント速くなったっていう売り文句なんですが,全く速度の向上が体感できません.

たかだか数GBの更新されたファイルの吸い上げは10〜30分で終わるんですが,そのあと,”Building Snapshot”という表示が出てからが長いです.で,どういう条件だと時間が長くかかるか(あるいは,短くできるのか)が全く不明で,一番長いクライアントは24時間くらいかかります.

最近のRetrospectのバージョンではRetrospect Instant Scan Advancedという新機能が含まれています.これは,クライアントのマシンでRetroISAというデーモンが動いて,事前にRetrospectに都合の良いカタログを作っておくようです.

ところが,私が個人用に使っているRetrospectはVersion 9とかで,クライアントがこのRetroISAでカタログを作ってもその恩恵には与れませんから,ただCPUサイクルを無駄に消費することになります(SSDの寿命も多少は縮めるでしょう).

ということで,それを止めたい場合は,

sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.retrospect.retroisa.plist
sudo defaults write /Library/LaunchDaemons/com.retrospect.retroisa Disabled -bool true

(下記参照ページより)という,コマンドを実行しますが,クライアントのコントロールパネルにON/OFFのスイッチを付けないというところが,なんとも,馬鹿にしてますよね^^;

実は前週末,家族用のMac miniのSSDの内容が完全にぶっ壊れて,復旧作業をしたのですが,Retrospectは全く出番がありませんでした.

とにかく,一つの行程が30分から数時間かかることがざらなんです.たとえば,リストアするのに,保存されているディスクの内容を開こうとすると,そこで,何十分,選んで,何かの準備をするとまた何十分,最終確認で,違ったかなと思ってやり直すと,また何十分ずつを繰り返します.”Cancel”を押しても待たされることがあります^^;

結局Time Machine機能で,Time Capsuleから復活させました.こちらも,一晩かかりますが,設定は,たいして時間のかからない簡単な手順なので,すんなりと”実行”ボタンを押して,あとは寝て待てば良いだけです.

しかし,しかしなんですが,Linuxのバックアップは,Retrospectしかないんですよね^^; ということで,Linux用に残して使っている.それなら,ついでに,ということでWindowsもMacもバックアップしておく,という考えで,ずるずる引きずっています^^;

Macだけならば,Time Capsuleと外付けディスクで二重にTime Machineでバックアップするなどしておけば,十分だと思います.

自分宛のメモ

“Retrospectはついでにバックアップを取っているだけなので,復旧はTime Machineからすること”

参照ページ

Bitdefender

Virusとの遭遇頻度を考慮すると,Macの場合は,週に1度virusのスキャンをかけておけば十分とのことです.

ということで,その用途にかなったBitdefenderの無料版を使い,気がついたら手動でスキャンの起動をしています.たいてい数日から10日くらいでかけています.

職場のICT関係のアウトソーシング先が,大手G社からM社に変更になり,いろいろ設定をしたりしているついでに,仕事用のMacProの保存データの棚卸し的なことをしてます.

SSD 1TBのうち,既に600GB越えのデータが詰まってして,要らないデータの削除をしてます.

いろいろ調べたところ,~/Library/Containersというところが30GBも占めています.そのほとんどをcom.bitdefender.BitdefenderVirusScanner というディレクトリーが占めています.

ここを削除することで,Bitdefenderがいったん初期化されて,多少の不便はありますが,30GBもの容量が解放されるのは悪くないことです.

iCloud Driveがシンクロしない

困ってます.

で,「iCloud Driveがシンクロしない」って検索かけると,フォーラムがいくつかヒットして,中には,いつもの,あの”いやな展開”をしているものがあります^^;

この手の質問をユーザーフォーラムに投げると,”エキスパート”風な人が,「おまえの使い方が悪い」的な視点から,質問者を”攻撃”してくることがあります.あの設定が悪いんじゃないか,この設定が悪いんじゃないかと.

見かねて,同じ症状の人が何人か「私も」,「私も」と書いてきたところで,少し空気が変わってくるのですが,「シンクロしない」人が少数だと,次から次へと,エキスパートからの攻撃が続き,なかなか生産的な方向に向かいません.

長年,公私でRetrospectというバックアップソフトを使っていますが,そのサポートフォーラムのエキスパートが,本当に,嫌らしくて,いやになっちゃいました.

そのエキスパートの素性は分かりません.メーカーの側の人間なのか,いろいろな”特典”で懐柔された人なのか,あるいは単に,崇高なボランティア精神でやっているのか分かりませんが,辟易します.

とにかく,「製品には問題はない,悪いのはおまえだ」っていう立場なんですよね.もちろん,勘違いしたり,実際に設定手が悪い場合もあるんですが,質問者がかなりのエキスパートでも,初心者扱いして”攻撃”してきます.

でも,実際に製品のバグだったりすることもあるんです.

メーカーも,サポートフォーラムを立ち上げている以上,こういう人たちを放置するのは問題あると思います.