わが家の情報通信史の区切り

既報の通り,本日(2019年2月27日)をもちまして,現在のISPとの契約が解除され,新ISPとの接続は,明後日(3月1日)中の見込みです.

光回線にしてから,次のISPは,たぶん,のべ5ブランド目か6ブランド目(同じ会社の別ブランドに乗り換えた際,他社乗り換えと同じ特典がありましたので,ブランドで数えるのが適切かと思います^^; )です.ISP乗り換え自体は,ある意味現代に暮らす人間にとっては数年に一度の普通な経験なのかも知れません.

しかし,今回は,わが家的には,現ISPとの解約に合わせて,固定電話を廃止するという大きな区切りとなります.

現在は固定電話とは言え,光回線で,本質的にはIP電話と同じなので,メタルの線で電話局とつながるっていう点では,本日で解約となるISPの一つ前のISPに切り替えた時点で,終わっていました.しかし,長年使用してきた番号はそのまま引き継いできたので,その番号を廃止する(比較的良い番号なのでいずれ再利用されると思いますが^^; )というのは,大きな区切りです.

この番号の使用開始は,結婚して,職員住宅に入ったときですから,32年ほど使用したことになります(たぶん31年半).

記憶が正しければ,申し込んで割り振られた最初の電話番号が,電話局の都合で,他の番号に変更させられたのだったと思います.

ごねたりしませんでしたが,いくつかの番号の中から,選ばせてもらえて,

□□-□△△△

という番号を選びました.△は□より一つ小さい正の整数で,ちょっとした会社の代表番号にしても悪くない番号です.

□と△が続きであるということが災いして,幼い子供のいたずら電話がよくかかってきました.親のまねをして,電話機で遊ぶのでしょうが,不思議なもので,物心つかないような子供は,ボタンを3回ずつ押すという行動をよく取るようです.

その後,市内通話の広域化などで,頭に8が付いて,

8□□-□△△△

になりました.8が付くのか先だったかあとだったか,1997年にISDNにしたとき,2番号目は,

8□□-□△※0

という,関連のあるようなないような番号になってFAX専用で使っていました.これもちょっとした会社の代表番号とFAX番号の関係のようです.

FAXも一時期は頻繁に使っていて,FAXモデムで受けて,データをPDF化して,妻と私のメールアドレスに送信するような仕組みにしていました.そのFAXも光電話にするときに完全に止めました(FAXマシンやFAXモデムも廃棄).

スニーカー(思い出の品々)

どうも同じ店で自分の基準で取捨選択していくと,以前買った靴と同じものを選んでしまうので,前回は基準と違う^^; ものを敢えて買ってみました.ちょっと安すぎました.デザイン的には,許容範囲というか,今までこういう色合いのスニーカーは買ったことがなかったので気に入りました.

最初,安さを感じたのは,靴紐の長さが左右で違うことでした.左右とも長かったので,真ん中で結び目を作って調整しました.長すぎるひもの調整法を知ったし,うまくごまかせたので,この点は気にならなくなりました.

履き心地も格別良いわけでありませんが,悪くもありません.毎日,片道2.5kmを40分ずつかけてPokémon GOをしながら徒歩通勤するんですが,このスニーカーが原因でどうと言うことはありませんでした.

難点としては,水気に弱いことです.防水スプレーもかけましたが,浅い水たまりを踏んだりするとたちまち水が浸みて,靴下まで濡れてしまいます.

しかたないので,雨の日は替えの靴下を持参することにしました.職場ではみっともないけどサンダルに履き替えて,扇風機でこっそり乾かしていました.

耐久性もありませんでした.かかと周りがだんだん破れてきました.

ということで,本日可燃ゴミに出しました.あまり長くはなかったけど,Pokémon GOのトレーナーライフを支えてくれました.

廃棄したスニーカー

ACEのかばん

またしても,「思い出の品」です.

通勤用のかばんは,いつ頃からか,Samsoniteのものを使っていました.国内外の出張にも持っていきました

非常に気に入っていましたが,どこがどう壊れたわけではありませんが,全体に古くなってしまい,何年か前に買い換えました.記憶は定かでありませんが,10年以上使ったと思います

買い換え前のSamsoniteのかばんは,当時提携していた日本のメーカー,ACEが製造していました.買い換える時には,SamsoniteとACEの提携は解消してしまったようで,Samsoniteから直に買うか,ACEや別の日本のメーカーのものを買うかの選択となりました.

Samsoniteの現品を展示しているところが近くにない,というのが問題でした.かばんについては実物を見ないで通販で買うのはリスクがあります.そこで,スーパーで見て,ACEのWorld Travelerというブランドのものを買いました.ACEは,Samsoniteとの提携時に,良いところをいろいろ吸収したものと期待していました.実際見た目もよく似ていました.

廃棄予定のAce World Traveler
廃棄予定のAce World Traveler

しかし,取っ手を覆っている人工皮革が買ってそう時が経たない頃からぼろぼろはがれ落ちて期待外れな感じを受けました.その後は大過ありませんでしたが,最近になって取っ手の取り付けか所の根本が1か所が裂けてしまいました.これは致命的なので,買い換えることにしました.こちらは10年持たなかったと思います

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今回買ったのは,TOPVALUのものです^^; 隣に陳列されていたWorld Travelerよりも2割くらい安くて,見た目の作りは大差ありません.たぶん,ACEか同レベルの会社に作らせているのだと思います.

新しいTopvaluのバッグ
新しいTopvaluのバッグ

さて,何年持ってくれますか.

思い出しました.1993年のアメリカ出張の時に,成田空港で買ったのです.
旅行などの写真にちらっと写っていることがあるので,アルバムの写真を精査したところ,2008年3月の無線クラブのイベントにはSamsoniteのかばんが写っていました.1993年から15年間使用したことになります.
アルバムの写真から,2008年6月のクアラルンプール出張が,デビューだったようで,8年ちょっとということになります.同じACEが作ったのに,残念でした.

カセットテープの検出穴

そうでした.カセットテープには検出穴というのがあるのでした.

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左から,Sony HF Pro (Type I, Normal),Maxell UD-II (Type II, CrO2),Denon DX5, Sony Duad (Type III, Fe-Cr),Maxell MX, Sony Metal Master (Type IV, Metal)です.

ちょっと見にくいですが,左から2番目のType II Maxell UD-IIは,録音防止穴の隣が,Type II検出用にへこんでいます.左から3番目のDenon DX5 (Type III)は,ここが,欠けているようにも見えますが,ふさがっています.

といっても解りにくいのでこの2本だけアングル変えて撮り直しました.

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手前がType IIのUD-II, 奥がType III DX5です.黒いプラスチックは解りにくいですね^^;

Type IIIは独自の検出穴がなくて,Type Iと同じです.

同じType IIIでも,Denox DX5は,Type IIと金型の設計を共通化か何かしているように見えます.また,Metal Masterは,セラミックのケースのため,録音防止の爪が,爪ではなく,プラスチック部品の向きを変えて差し込むようになっています.

捨て残したカセットテープ

SNSで,カセットテープの話題が出て,捨て残しているカセットテープを思い出しました.もうかける機械はないのに20本だけ残っています.

カセットテープを買った最後の頃だったと思います.Type IV: Metal positionが一番多いですが,ブランドでは,Deon DX5 (Type III: Fe-Cr Position)が多いです.この他,Sony Duadもあって,ポジション別では,

  • Type I: Normal 1本
  • Type II: CrO2  1本
  • Type III: Fe-Cr 6本
  • Type IV: Metal 12本

です.これが,カセットを買っていた最後の頃の志向(嗜好?)のようです^^;

メタル全盛期であったわけです.Sonyのセラミックのケースのものは,珍品でしょうね.

Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)
Sony Metal-ES, Metal-S, Denon DX7, Maxell MX, Sony Metal Master (Type-IV Metal)

Type III (Fe-Cr)は個人的なこだわりです.高域が素直で好きでした.

Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)
Sony Duad 46, Denon DX5 (ともにType III Fe-Cr)

遠からず捨てます.