Debianのhttpdの設定ってなんであんなに複雑化したんだろう

タイトルのまんまですが,/etc/apache2/sites-available/ 内に設定を書いて,

a2ensite そのファイル名

で, /etc/apache2/sites-enabed/ 内にsymlinkを張って,

systemctl restart apache2

でhttpdを再起動して新しい設定を有効化する,なんて手順が必要なのは,どういう発想からそうなったのか,全く理解できません.

もう一つ挙げると,デフォルトで,公開しているディレクトリーのサブディレクトリー内を閲覧できてしまうのもどうかと思います.

その他の利便性が,これらの不便さを今のところ補ってあまりあるので,Debianで行くという方針は変更しません.

楽天モバイル少し見直した

携帯会社を見直すって,乗り換えなどを前提としたプランの見直し,と捕らえるのが普通ですが,今回は「見そこなった」の反対の意味の「見直した」です.

長年利用していたIIJmioの大きな利点のひとつはIPv6の標準サポートなんですが,なんと,気がつけば楽天モバイルもIPv6を普通にサポートしていました.

楽天モバイルのSIMを入れているiPhoneのFirefoxで,IPv6接続可能なサイトをアクセスしたところ

しかし,最低料金が3GBまで1,078円(税込み)はなかなか厳しいです.1GBまで500円前後というようにもう一段階刻んでくれれば,このIPv6のメリットと合わせて使い続けても良いと思うのですが,現状では遠からずどこかに乗り換えないといけないと考えています.

一時的にWebサーバー止まります

当Webサーバーを入れているケースのクーリングファンが止まってしまいました.他のケースと入れ替えるので,7月30日のいずれかの時間帯に30分程度停止します.

追記: 作業は既に完了

見込みの30分を少々超過しましたが,作業は既に完了しています.

2022年7月30日(土) 18:55 記

よくあるベアリングの不良と思われます.

fcitx(4) vs fcitx5

ManjaroでもDebianでも,fcitx4はfcitx,fcitx5はfcitx5と呼んでいるので,ここでもそうします.

fcitx-mozcもちゃんと動くのですが,唯一使いにくい点があります.それは,半角英数モードと,日本語入力モードの切り替えが,トグル式しかないのです.

トグルとは,情報系では「同じ操作で2つ(以上)の状態が入れ替わる」とされていますが,電気系的には棒の出たスイッチで上でオン,下でオフのような明確な切り替えになりますから,全く別物ですね.ここでは情報系の,同じ操作で状態が遷移する方で行きます

日本語入力をするときに,文章や全体の構成などを考えながらタイピングしますから,ちょっと入力が止まったあとなど,今の入力モードをしっかり把握しているわけではありません.

従って保険のために,日本語入力キーを押すことが多く,それが癖になっていますが,それがトグル式だと保険の操作で逆に半角英数モードになってしまい,円滑な入力操作をかえって阻害します.

fcitx5では,日本語入力のオンとオフをそれぞれ別のキーにアサインできますので,保険的な操作で意図しない入力モードの遷移が起きません.

それでfcitxが動いているDebian(Core i7のサブworkstation=サブWSのサブOS)をfcitx5にしたかったのですが,いつも失敗していました.

Mozcがまともに起動せず,設定もできない状態でした.たふん,ライブラリーや設定ファイルの残骸が残っていてコンフリクトしているのだろうと想像していました.

しかし,DebianはサブWSのサブOSの位置づけですから,これで日本語入力が必要になる場面はほとんどなく,これまで放置していました.

今回,サーバーのOSをDebian arm64にするので,サーバー上での作業記録を日本語の文書に残す必要があり,したがって,fcitx5が必須となったので,Raspberry Pi 4 Model Bへのインストールや,Debian amd64のサブWSサブOSでいろいろいじって,ようやく,誤ってインストールしたfcitx-mozcを削除した上でfctix5-mozcをインストールしてちゃんと機能するようになりました.

できてしまえばたいしたことないのですが,

apt remove fcitx-mozc
apt remove fcitx
apt remove fcitx5
apt autoremove

を行った後に,ユーザーのホームディレクトリーで,

find -iname "*fcitx*"

として,fcitxの設定ファイルを探し出してをそれを念のため消してから,1度WSを再起動してから,

apt install fcitx5-mozc

をして,もう一度WSを再起動したら,fcitx5でMozcが使える様になりました.

たぶん,要らない再起動や,Log off / on で済むところもあると思いますが,systemdのDebianは起動が速いんで気になりません.

Toggleの語源についての説明を見つけました. “Tugging Alterations” The Ethymology Nerd
トグルも残っています.
~/.config内にあると思います.

サーバーはDebianでいくことに

サーバーのdistroをGUIの動く64bit OSに切り替えるプロジェクト

Manjaroは,workstation (WS)としては優秀ですが,KVMのIPv6設定で苦戦するなど,システムいじり的に難航したこともあり,Debianで行くことにしました.

Raspberry Pi OSはDebian由来ですが,DebianそのものをRaspberry Piで動かすことができるとつい最近知りました.さっそく予備機扱いのRaspberry Pi 4 Model B 4GB RAM (RPi4 4GB)で試してみました.

DebianのサイトからダウンロードしたイメージにはGUIは含まれていません.いったん,apt update ; apt upgradeをした上で,kde-plasma-desktop, kde-full, fcitx5-mozcの順にインストールすると,Mozcで日本語入力できる,KDE Plasma Desktopが完成します.

kde-fullは,kde-plasma-desktopを含んでいるはずですが,先にkde-plasma-desktopをインストールした上で,kde-fullをインストールしないと,なんか変な状態になります.

また,fcitx5でなく,fcitxをインストールしてしまうと,removeしてからfcitx5-mozcをインストールしてもちゃんと機能してくれません.

こんなわけで,インストール過程では行きつ戻りつができないこともあり,新規にやり直して,ようやく4度目で思ったようなGUIのシステムができました.

その他のプジェクトの状況

Paspberry Pi 3 Model B(+)で監視カメラのストリーミング映像を見るプロジェクト

強制空冷式ケースの輸入に難航中.

仮想マシンのIPv6化プロジェクト

SLAAC, DHCPのどちらの方法でも仮想マシンがグローバルIPアドレスを取得できるようになりましたが,IPv6でインターネットに出られないまま進展なしです.

Wi-Fiルーターからデータが途絶する条件の絞り込み

その後データ途絶が発生していません.テレワークでクラウドを使うという一番Wi-Fiのヘビーユーザーの家族がいますが,仕事中にまた途絶しては困るので別のルーターからつなぐようにしたこともあって,トラブルが出にくいのかも知れません.トラブルが出ないならそれはそれでいいのですが.