Mobile Slimの軟弱なボタン

もう一つの困ったことは,昨年の今頃契約したGMOのUQWiMaxのモバイルルーター”Mobile Slim”の電源ボタンです.

契約時に送られてきたものは,半年ちょっと経った今年の5月の初めに故障しました.一日にせいぜい2〜4回くらいしか押さない電源ボタンの故障です.最初はかなり固い押し心地ですが,だんだん弱くなってついには反応しなくなりました.たぶん押されたままの状態でバネが戻らなくなったんだと思います.

結局新品と交換となったのですが,電源ボタンが弱点だと分かったので,電源を入れるときはボタンを押すしかないのでしょうがないから押しますが,切るときは,端末の方で制御してソフト的にOFFにするようにして,ボタンを押す回数をなるべく減らすようにしています.

しかし,5か月経過して,明らかに新品の時よりは電源ボタンのバネが弱ってきています.もうしょうがないので,電源を切らないことにします.

それにしても,たった数百回で故障するボタンって製品としてはあり得ない品質ですよね.Mobile Slimは韓国製だそうで,届いてそれを知ったときから一抹の不安はありました^^;

iPhotoの困ったバグ

この症状というか,バグに気がついて,何か月も経ちます.

iPhotoで,写真に説明文を入れたり,キーワードを付けるとき,入力が完了してないのに,勝手に入力状態が終了してしまうことが頻発しています.

たとえば,ある写真を選択して,情報を表示してある右の黒い領域の中の,「説明を追加…」の枠をクリックして,

「新しく届いた無線機」

と入力しようとします.

「あたらしく(スペース=変換)とどいた」と打ち込み,続けて変換(スペース)を押す直前に,入力状態が終了してしまうようなことが頻繁に起きます.

もう一度,入力窓をクリックして,入力を続ければ何でもなさそうな話ですが,「新しくとどいた」と窓に残っていると,”とどいた”を消して,漢字で入力し直そうとします.このため,反射的に4回削除キーを押します.

すると,何が起こるか.入力状態が解除されて,再度クリックをしないでいると,写真が選択された形になります.4回削除を押すと,4枚の写真が削除されてしまいます.

そんなことが起こるとは想定していませんから,今,情報を入力している写真くらいはゴミ箱から戻して,作業を続けると言うことになってしまいます.

そういえば,最近削除したつもりがないのに,ゴミ箱に何十枚か写真があって,不思議に思いながらゴミ箱を空にしました.

なんか,削除してはいけない写真を,たくさん削除しているような不安があります.

少し調べたんですが,iPhotoとTime Machineの連携っていつの間にかなくなっているんですね.困った困った.

GIMPのbuildに成功

ということで,アンテナも下ろしたままなので,無線の運用はせず,土曜日,日曜日とほとんどGIMPのbuildに挑んでいました.

最初に引っかかった,というか,最初につまずいたうえに一番時間を使ったのは,pangoのbuildです.configureでフロントエンドが見つからないと主張してエラーになります.ここで引っかかることはよくあることなんですが,これまでやってきた対処法で,glibなど関連パッケージの古いバージョンを削除しながら,全部最新の安定版(ものによっては開発版)をbuildしてインストールしたのに,症状は同じです.

結論から言うと,harfbuzzという,新しいパッケージのインストールが必要だったということです

また,gobject-introspectionを最新のものにしたら,すべて,”–enable-introspection”オプション付きで大丈夫でした.

この他は,gnome-vfsが新しいパッケージ名,gvfsになっていたとか,手順はかかりますが,特にわかりにくいトラブルはありませんでした.

一番肝心なgtk+の最新安定版3.14.xは,残念ながらbuildできませんでした.ただ,2年前にインストールした,2.24.12がGIMPの要件の2.24.10以上を満たしているので,先にGIMPをbuildすることにしました

ここまでくればいつものように,GIMP本体は,autosh.shもconfigureもmakeもすんなりいきます

最初,git pullしたままmasterをbuildしてしまったので,2.9.1と言う開発版が出来上がってしまいました.

GIMP291

git checkout gimp-2-8として,最新の安定版2.8.15を無事buildできました.

gimp2815

さらにharfbuzzにはいくつか必要なパッケージがあります.
Make時にerrorが出ます.ネット検索すると,同じエラーを出している人もいるので,少し待つことにします.
Gtk+ Version 2の最終版安定は,2.24.25です.あとで,この2.24.12を2.24.25にあげておきました.また,Version 3については,これもあとで,3.12.3がbuildできたのでインストールしておきました.
ただ,gettextがちょっと古いと警告が出たので,最新版にしておきました.

サーバー兼ルーター兼WSをどうするか

で,もう一つの問題は,そもそも,サーバー兼ルーター(兼WS)もそろそろ更新しないといけないということです.今のマザーボードとCPUは,2010年3月から使用しているものです.あと半年弱でまる5年となります.電源,HDDやビデオカードの交換はしていますが,MBとCPUは元気です.CPUは,AMD Athlon II X4 605e 2.3GHzという,TDPが45Wの省電力タイプだから長持ちしているのかも知れません.

次のは,もうCore i7しか選択肢はないと思いますが,省電力のものにしたいと思います.

なお,わが家のサーバー兼ルーター(兼WS)で,5年もったのは,初代ルーター兼サーバーだったPowerMac 7600/200があります(2000〜2005年).このPowerMacは,サーバー兼ルーターになる前に2〜3年はメインWSとして使用していました.

サーバー兼ルーター時代は,PowerPC Linuxという,今は廃れてしまったdistroを使ってました.

20000208pm

それ以前も,当時DOS/Vなどと呼ばれたPCで,ダイアルアップの接続はしていました.2000年の初めに,10Mbpsの光ファイバーで,常時接続となり,以後の正式な”サーバー兼ルーター(兼WS)”として,カウントしています.ちなみに,現在のサーバー兼ルーター(兼WS)は,5代目にあたります

GIMPをどうしたものか

今のLinux Workstation (Slackware 13.1がベース^^;)は,自分でKDE 4.10.xにして,Firefox, Thunderbird, LibreOffice, GIMPが入っています.まあ,これだけあれば,今の世の中,十分ではあります.

いずれも,かつては自分でbuildしてきました^^; 暇だったんですね.今もそんなに変わらない気もしますが^^;

現在はというと,LibreOfficeは,rpmを使用し,FirefoxとThunderbirdも出来合いのバイナリーを使っています.

で,GIMPをどうしたものか.現在は,一昨年の今ごろbuildした,2.8.2が動いています.

GIMP282

まあ,問題はないのですが,この台風が襲来する三連休の暇つぶしにupdateしてみようかと思います.

いちおう,手でbuildしてみます.手で^^;;

当時は,LibreOfficeではなく,OpenOfficeでした.
Slackwareは本当によくできたdistroで,rpmも使えるんです.