最低限ごねたくなるだろう

今回の公金の誤振込事件ですが,そもそも,誤振込さえなければ,容疑者は責任を追及されるような状況に陥ることはなかったのです.ここは重要だと思います.

いまNHKで,生活に困って特殊詐欺に加担した女性受刑者の取材を放送してました.ちょっと手をのばせば金や高価なものに手が届くような状況に置かれてたら,犯罪を犯してしまう人は少なくないと思います.

人間なんて弱いもので,筆者自身,同じような状況におかれても絶対に犯罪に手を染めないとは言い切れません.

ましてや突然数千万円もの大金が自分の口座に振り込まれたら,最低限ごねるくらいの気持ちにはなるでしょう.

マスコミはそういう人間誰しもが持つ弱い面には配慮せずひたすら容疑者の言動をうんと過去にさかのぼって面白おかしく報道しています(ってそういう番組を見ていないから想像です😓).

その一方で,16兆円にも及ぶ政府の使途不明金については,何の追求もしていません.巨額の血税の行方や,どうするとそういうずさんな状況になるのかを徹底的に報じて欲しいと思います.そういう報道番組があれば正座して視ます.

国の都合の悪いことが報道されないって,既に(というかとっくの昔から)今のロシア国内の状況と同じです.

2022年5月26日7時30分頃

日本消滅

世界で何番目かの大富豪の「日本が消滅する」発言は波紋を広げるかと思いきや,すぐに忘れ去られました.

ざっと調べると,2100年に日本の人口は半分になるようです.こういう重大な件に関しては裏を取らないといけないのでさらに調べてみました.この厚生労働省傘下の国立社会保障・人口問題研究所の報告書が元のようです.

人口の推移は出生と死亡で決まりますね.それぞれ将来のことは確実に解るわけではないので,高位・中位・低位の3パターンで推定しています.しかし死亡についてはよほどのことがなければこれまでの統計データを当てはめることによって中位の推定でかなり正確でしょう

一方の出生についてはこの報告書(平成29年=2017年)の最新統計(2015年)から合計特殊出生率は低下していて,2020年では1.34となっていて,中位推定の1.44と低位推定の1.25の中間です.

中位推計で2100年の日本の人口は今の半分,低位推計では今の1/3としていますから,今の4割前後ということになるでしょう.

日本の人口が今の4割になる(6割減)として,大都市も地方も等しく今の4割になるでしょうか.まあ,そんなわけはないですよね.たぶん大都市,特に東京ではそんなに人口は減らず,地方都市では7割8割と減り,地方の地方ではさらに厳しい状況になるのは目に見えています.

そうなるともはや地方の都市や地方の地方は自治体の運営は成り立たず,人が人らしく暮らすことはできなくなるでしょう.

今,本気で人口が増えるようにしないと,本当に日本は消滅します.2100年なんてずいぶん先のようではありますが,平均余命を考えれば,今生まれてくる子供たちはその頃まで普通に生存しています.

もっとも,ロシアによるウクライナ侵攻のように,予想外のことも起こりますが😓
それらの値がしばらく続くという推計.

アマチュア無線脚光を浴びる

NHKの全国向けニュースのヘッドラインにアマチュア無線が登場するなんて,何十年ぶりのことでしょうか.

いい機会ですので,業務での使用を(実質的に)第一の目的として設置・運用している「不法アマチュア無線局」を一掃するような気運が高まることを願います

地域によっては,アマチュア無線用のアンテナを付けた作業車両が工事現場に入構しないよう徹底しているところもあると聞きますが,このあたりでは公共事業の現場にもアマチュア無線用のアンテナを付けた作業車両が平然と出入りしています.

The Great British Bake Off

たったひとりの頭のおかしい独裁者のせいで,憂うつな日々を過ごしています.実際に戦渦で命を落としたり,怪我をしたり,家族や友人と離ればなれになったり,財産や住むところを失ったりしている多くの人々に比べればたいしたことないのかもしれませんが,辛いです.

そんな中,昨日だったかイギリスのジョンソン首相が罰金を払ったニュースに,イギリスの大衆紙がちらっと映され,首相のニュースの脇に女性の写真と, “Nadiya” がなんとかしたという文字が入っていました.

後でいろんな局のニュースに映される(一瞬だけど😓)イギリスの大衆紙を気をつけて見てみると,トップの(スキャンダル)記事の左脇に縦長で女性の全身写真があって,名前を含む短いタイトルが付いているというフォーマットは定番のようです. Nadiyaさんが写ったものは見つけられませんでした.

ローマ字系の名前(それも,姓名の片方だけ)を検索しても,だいたい的を射た結果は出ませんが,なんと, “Nadiya” で検索すると, “Nadiya Hussain” さんであることがすぐに解りました.

Wikipediaで見ると,彼女は,

… is a British television chef, author and television presenter.

“Nadiya Hussain” Wikipedia

とあります.そして,この人が世に出るきっかけとなったのは,BBCの “The Great British Bake Off” という番組への出演だったそうです.

全く偶然ですが,その日にEテレで,その “The Great British Bake Off” (邦題: ブリティッシュベイクオフ)が放送され,たまたま見ました.海外ものの料理番組は特に関心がないのですが,関心がないのに知っている(というかつい数時間前に知った)タイトルの番組だったわけです.

途中まで見ましたが, Nadiyaさんは出てこなくて,Wikipediaの “The Great British Bake Off” の項を見ると,彼女は第6シリーズに出演するようです

ちなみに,一時期同じBBCの「ソーイング・ビー」(原題: “The Great British Sewing Bee”)を見ていましたが,日本での放送とは逆に, “Bake Off” が先で, “Sewing Bee”はそのスピンオフだそうです.

だからなんだって話じゃないんですが,全く別々のソース(同じ地上波テレビ放送であると言えばそうなんですが)から得た,自分とは全く何の関連性も興味もない情報がつながって,個人的には面白かったです.

NHKか民放かは失念.
日本語のローマ字じゃないよ.
残念ながら,第1回ではなくて,第2回でした.
NHKの総合かEテレで少し放送されるくらいですね.
現在放送中なのは前週から始まった第1シリーズ.