世の中,特に今日の日本では,勝者(強者)の論理が横行してます.そりゃたしかに勝った人たちは努力したに違いないです.
しかし,その勝った人たちと同じくらい,あるいはそれ以上に努力をしても,負けたり,負けないまでも勝てない人たちが多くいるんです.
勝ったのは自分の努力のたまものではなく,運が良かったからなのです.
成功した人たち,強い人たちがもっと謙虚になれば,生きやすい世の中になるのになと,社会全体のことばかりでなく,趣味の世界のことでも感じたりします.
座頭市曰く「嫌な渡世だなあ」.
努力は必要条件に過ぎません.必要条件でないことさえあります.