Macが終了しない問題解決

わが家には何台かのMacintoshがありますが,そのうちの1台,家族用に使用しているMac mini (Core i7 4core)が,メニューからシステム終了または再起動を選んでも,デスクトップ画像が表示されたまま,先に進んでくれないという問題です(放っとけばいつまでもそのままです).

この状態で,ドックはまだ生きています.ドックから適当なアプリを選ぶとメニューも復活するので,そこから,ログインウィンドウを選んでなんだかんだで終了させていました.

Mac OS Xの最新版を使用しています(El Capitan, 10.11.6).

El Capitanにしたときか,その少し前からこの症状が続き,ときどき検索するんですが,ズバリという解決策が見つかりません.OSのインストールし直し1完全なクリーンでは使い物にならないので,Time machineからデータの復旧をしました.このため,下記のディレクトリーが復活してしまったんですね.とか,Wacomタブレットのドライバーの削除など,書いてあることをやってみましたが,改善なしです2残念ながら,日本語のサイトは役に立たない情報が多いです.

結論的には,このページに答えが書いてあります.

リンク切れ等に備えて以下にメモっときます.

ls -l /Library/Audio/Plug-Ins/HAL

で確認して,

Avid CoreAudio.plugin

または,

Digidesign CoreAudio.plugin

というディレクトリーが見つかったら,ディレクトリーごと削除します.

sudo rm -rv /Library/Audio/Plug-Ins/HAL/Avid\ CoreAudio.plugin

または,

sudo rm -rv /Library/Audio/Plug-Ins/HAL/Digidesign\ CoreAudio.plugin

です.このときまだ,メニューからの終了・再起動は失敗しますので,

sudo reboot

かけましょう.

筆者のケースでは,“Digidesign CoreAudio.plugin”がありました.タイムスタンプは2011年とかでした.

最初に枯渇する天然資源

子供のころ,科学雑誌などには20年後に石油が枯渇するってことで,未来予想図なんかがでていました.プラモデルが木になる,とかそんな子供だましの話だったと思います.

その後,大規模な油田がたくさん見つかって,少なくとも私が生きている間に石油資源が枯渇することはなさそうです.

また,最近ではレアメタルの問題もありましたが,あれは,資源の量が問題というよりは,他国での環境破壊は知ったこっちゃないという態度で,とにかく安く買おうとするからいろいろ問題が発生するわけですね.

昨夜のNHK「所さん! 大変ですよ」では,砂利の枯渇についてやってました.

リニア中央新幹線の建設にも影響が出てくるんじゃないでしょうか.

シンガポール政府の態度も,なかなか興味深い^^; まあ,買う側にも道義的責任があるとはいえ,国内での砂利の違法採掘,そして密輸を取り締まれないインドネシア政府が一義的に悪いわけです.シンガポールとしては国も,国民ものどから手が出るほど欲しい砂利を,市場価格で買っているんですから,「適正に買っている」と言い張りたくなるのは解ります1合法的に買っていると主張しているのですから,不正品と知って買いたたいているわけじゃないでしょう.

案外,文明社会の崩壊って,こんなところ(砂利不足)から始まるのかも知れない,と感じました.

日本にベンチャーを本気で育てるつもりがあるとは思えない

昨夜のクローズアップ現代プラスで,日本の優秀なベンチャー企業をいくつか紹介していました.

しかし,なかなか日本のベンチャーは日本の経済を支えるまでにはなりません.数が足りません.

最大の原因は資金調達の際に,金融機関が経営者(起業家)に,債務の個人保証を求めるためです.

ベンチャーなんて10社のうち1つでもうまくいけば良いんです.ということは,日本では,10人の起業家のうち9人は遅かれ早かれ会社とともに破産するしかありません(あるいは一生債務を背負う).

また,だめならさっさとやめて新しい会社を興すというのが,アメリカでは可能で,これもアメリカのベンチャーが育つ背景の一つです.しかし,日本では,会社を整理すると,当然起業家の財産も整理(破産)することになり,それを避ける(先延ばしする)ために,延命措置をして,ゾンビベンチャー化することになります.結局は傷がますます深くなるだけなんですが.

こんなこと,解っていながら若い人に勧められませんよ.

以前にもこんなこと書いたなと思ったらありました^^;

だからアメリカに行く,という中村修二氏の言い分は正しいと思います.

SlackwareARM+sbopkgでMozcはNG

余勢を駆って^^; SlackwareARM 14.2に,Sbopkgをインストールして,Mozcのインストールを試みました.

だめでした^^; 最後のfcitx-mozcのbuildでエラーが出てしまいます.

Raspberry Pi 3で,Mozcを使いたい場合,Raspbianでfcitx-mozcをインストールすれば行けます.

Raspberry Pi Model Bでは,RaspbianでもMozcはNGでした.インストールはできますが,GUIにログインできなくなります(すべての情報は当社調べです).

Raspberry Pi 3のルートドライブをSSD(USB)に

ご注意

この記事は,2016年9月4日に書いたもので,内容は陳腐化しています12022年6月23日(木)に追記.

Slackware ARM 14.xに限った話です.

また,Raspberry Pi 3 Model B, 同 Model B+で可能なSDカードなしのブートについては,一切触れていません.

Raspberry Pi 3(RPi3)が,各種サーバーに使えないか,という試みですが,結論的には,「使えないことはないけどUSB2接続のSSD(HDD)がボトルネックになり,それをがまんできるかどうか」と言えます22017/08/29修正 32018/4/24の見解としては,Raspberry Pi 3 Model B+にすれば,十分とまではいかないまでも,かなりサーバーとして使えると思います.

SlackwareARMをSDカードにインストール

前提条件である,SlackwareARM 14.2をRPi3のSDカードにインストールして動かす方法は,ちゃんと手引きしてくれるサイトがあるので,順を追って実行すれば,問題なくできます.

USBドライブで動かすまでの手順

次の段階として,USBドライブをルートドライブにしたいという,本題に入ります.手順はいくつかありますが,おおざっぱに言うと,

  1. ルートドライブにしたいUSBドライブを用意して,パーティションを切る
  2. SDカードのext4パーティションをUSBドライブにコピーする
  3. コピーしたUSBドライブの/etc/fstabを修正する
  4. SDカードの/boot/cmdline.txtを修正する

でおしまいです.おまけとして,32GBのSDカードを起動だけのために使うのがもったいなければ,/boot部分(vfat)だけを小さいSDカードにコピーして,起動用に使っても良いと思います.

SSDのパーティション

私の場合は,とりあえず,手持ちの1TB SSDをUSB3のケースに入れたものを用意しました4外部電源式がいいです.もし,外部電源が使えないケースの場合は,外部電源式のUSB-HUBを介して接続します..パーティションを切ってこんなふうになっています.

fdisk -l /dev/sda
Disk /dev/sda: 953.9 GiB, 1024209543168 bytes, 2000409264 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x324275f7

Device     Boot   Start        End    Sectors  Size Id Type
/dev/sda1          2048    4018175    4016128  1.9G 83 Linux
/dev/sda2       4018176    8034303    4016128  1.9G 82 Linux swap
/dev/sda3       8034304 2000409263 1992374960  950G 83 Linux

いろいろ,流儀はあるでしょうが,システムが壊れかかっているような時に/boot用のsda1とswap用のsda2を合わせると,そこにちょっとしたディストリビューションをインストールできますので,それで,システムの回復を図るために,2GBくらいずつ切ってきました.今となっては,そんな方法を取らなくてもUSBメモリーから起動するなどして,レスキューはできるので,bootとswapが使い回せるくらいの意味しかありません52018/4/24注: その後,gdiskを使って,gptにしてパーディションを切り直しました. 62023/03/13注: その後,SWAPは実機も仮想マシンもZRAMにしているのでこの “流儀” はもはや廃れ,/bootとルートの2パーティションにしています(RPi以外ではext4の1パーティションのみ).

今回は,sda2をswapにして,sda3をrootドライブ(ext4)にします7sda1は,スペアーというか無駄です^^;.mkswap, mkfsで準備します.

SDカードからSSDへのコピー

コピーの仕方も山ほどあります.大別するとRPi3でコピーする方法と,他のLinuxマシンでコピーする方法に分けられます.前者だと,/tmpや/devについて,もう一手間必要となるので,今回は,他のLinuxマシンを使用しました8もう一台SSDをルートにするために,RPi3でコピーを試みましたが,エラーが出てしまいコピーができませんでした.他のしっかり稼働しているLinuxマシンでコピーすることをお勧めします.

sdカードと,USBドライブの両方をマウントして,cpなり,cpio等でコピーします.筆者はこういう場合もrsyncでコピーします.

rsync -artlvd /path/to/sd/ /path/to/usb_drive/

rsyncを使い慣れた方には言うまでもありませんが,それぞれのpathの最後の”/”は必要です(後のほうのは必要ないかも^^; ).

設定変更

fstab

コピーした先の/etc/fstabの最初の3行9別のLinuxマシンにマウントしたままであれば,/path/to/usb_drive/etc/fstabを,

/dev/sda2        swap             swap        defaults         0   0
/dev/sda3        /                ext4        defaults         1   1
/dev/mmcblk0p1   /boot            vfat        fmask=177,dmask=077 1   0

としました(それぞれの行が複数行として表示される場合がありますが,それぞれ一行ずつです).

cmdline.txt

次は,ブートのおまじないの変更です.sdカードのブートパーティション(vfat)にあるcmdline.txtを,次のようにします(ここも,複数行として表示される場合がありますが,改行なしの1行です).

dwc_otg.lpm_enable=0 console=tty1 nofont root=/dev/sda3 rootfstype=ext4 rootwait ro

変更したところは,root=/dev/sda3のところのみです.これで,sdカードとUSBドライブをRPi3に接続して起動すれば,USBドライブがルートになって起動します.

起動したあと

このあと,mariaDB(MySQLの互換サーバー),Apache, PHP, WordPressについて,それぞれデータを稼働中のSlackware64 (x86_64)のマシンから,まるまるコピーしただけで,どれも問題なく(あっけないくらい^^; )起動しました(ただし,コピーの際には,それぞれのデーモンを止めた方が無難と思います)10その後発覚しましたが,OpenLDAPについては,バイナリーコピーではNGでした.元のサーバー上でldifを使ってテキストでexportして,Slackware ARMで,ldapaddを使って読み込ませる必要があります..また, Netatalk 3.1.9については,ソースからbuildしてインストールしてこちらも問題なく動きました.

印象

唯一の問題は,クライアントからのリクエストに対するレスポンスの悪さ(データの送信の遅さ)です.SDカードをルートにするよりは断然速いものの,USB2.0のスピードがボトルネックになります.もし,RPi3のUSBが3.0だったとしたら11SATAインターフェースがあればなおさら良い.,十分使用に耐えるサーバーに仕上がったと思います.それだけに,とても残念です.

加筆・修正多数