iPhoneがMacから見えない

iPhone 14のiOSを17.6 にあげてから,Mac mini にLightning-USB-Aケーブルでつないでも,あるいはWi-Fi経由で見ても,iPhoneがMac miniのFinderから見えない(同期・バックアップができない)状態が続いていて困っています.

macOSのiPhone同期設定のウインドウ.本来 “A” のあたりにiPhoneが表示され,そこをクリックするだけで当ウインドウが表示されるはず.

Mac miniの「写真」アプリからはiPhoneは見えて写真を取り込めます(USB接続時).また,「ミュージック」アプリのサイドバーにもiPhoneが見えます.

接続法もこれまで常用してきた,Lightning-USB-AのケーブルをUSB3.0 HUBに接続する方法以外に,Lightning-USB-Cケーブルで直接Mac miniにつなぐ方法も試しましたが結果は同じです.

Lightning-USB-Cケーブルは,iPhone 14購入時に着いていたのを忘れて,危うく通販でオーダーするところでした😅 箱を確認したら入っていたので今回始めて使ってみました.

さて話は戻りますが,ようやく今日ワークアラウンドを見つけました.USB-CでもAでもいいのでMacにつなぐと,Macのアプリ「ミュージック」ではサイドバーに当該のiPhoneが見えますので,そこをクリックすると,iPhone内に保存されている曲のリストが出ます.そのリストの右上に「同期設定」というボタンが有り,それを押すとiPhoneの同期ウインドウが表示されます.

念のため,Wi-Fiで接続したらiPhoneを表示するチェックボックスをOFFにしてONにしましたが,相変わらず見えません.

当分は面倒ですが,ミュージック経由で同期ウインドウを開くことにします.

ネット情報は見つからず

もちろんネットでも日本語と英語で検索してみましたが,iOS 17.6以降に同様の症状に見舞われているという情報すら見つかりませんでした.

もうみんなMacで同期やバックアップしてないのかな😢

現在は17.6.1.
macOS 14.6〜14.6.1.
Mac miniは2018, 3.2 GHz 6コアIntel Core i7.

ソニ物買いの銭失い

ネットで調べても1件もヒットしないようなので,書いときます.

これはある方から聞いた言葉で筆者のオリジナルではありません.気に入って良く使っています😅

ソニータイマーと関連する “ことわざ” です.

元木咲良選手 よかった

古代オリンピック開催時は武力紛争は一時停戦したそうですね.

近代オリンピックも「平和の祭典」なんて言われていましたが,パリオリンピック開催中もロシアのウクライナ侵攻と,イスラエルによるガザ地区の無差別殺戮は続いています.現実的には全く無力です.

そんな絶望的な気持ちでもつい見てしまいます.特に今回のパリオリンピックでは,事前にNHKの女子レスリングの元木咲良選手の紹介番組を見て,応援したい気分になりました.

比較対象に対戦経験もある藤波朱理選手がちょっとでましたが,藤波選手にももちろんたゆまぬ努力があるには違いないですが,彼女は天才肌で新しい動きもすぐ頭に入って実際にその通りの動きができます.一方元木選手はちょっと練習の様子を見てもすぐわかるような運動音痴です.それでも小さい頃から努力を重ね日本代表になりました.

その様子を見ていて,他の5階級の選手以上に,元木選手に勝ってほしいと思うようになりました.

今回の日本の女子レスリング選手は6階級とも過去最強といわれ,全階級制覇も夢ではないとマスコミは事前に煽っていました.いくら強くても相手のあることだし,ハプニングもあるでしょうから話半分と思っていましたが,なんと全階級でメダルを獲得し,そのうち4階級が金とは,素晴らしいにもほどがあります.

そして元木選手が金を取った時は,嬉しくて涙が出そうになりました.

RPiPlay (2)

以下のマシンにインストールしてテストしました.

  • Raspberry Pi 3 Model B (RAM 1GB), 有線LAN接続(100Mbps), 以下RPi3
  • Raspberry Pi 3 Model B+ (RAM 1GB), Wi-Fi 5GHz, RPi3+
  • Raspberry Pi 4 Model B (RAM 4GB), Wi-Fi 5GHz, RPi4

インストールはどれも問題なく終わり,ユーザーのコンソールから,

/opt/bin/rpiplay -a hdmi -n 適当な名前 -b auto -l

で走らせます.

同じ家庭内LAN内で5GHzのWi-FiにつないでいるiPhone 14から画面ミラーリングをかけます.

Raspberry Piにつなぐモニターは,1080iの地デジテレビで,Raspberry Piとつなぐと720pとなります.

どのモデルも画面ミラーリングが動きますが,RPi3とRPi3+では映像の遅延がどんどん増していき,使い物になりません.

RPi4では遅延は増しませんが,時間の進みがぎくしゃくします.コンソールからのコマンドもしばらく無反応になるなどこの固体に限ってのWi-Fi接続の問題があるのかもしれません.日常的に使うには,有線接続にしないといけないと思います.

ということで簡単なテストのまとめですが,CPUの処理能力的にRaspberry Pi 4 Model B以上でないと使い物にならないようです.

1280×720.

RPiPlay

iPhoneをいじっていて,時々大きなスクリーンで見たい,と思うことがあります.そのために,Lightning-HDMI変換アダプターも持ってますが,ごわついたHDMIケーブルでモニターをつなぐのでは,iPhoneの持ち方や起き方の自由度が減り,いいもんじゃありません.

AirPlayでMacintoshにつなげばスマートですが,画面がシェアできるのはMacbook系やiMac限定で,手持ちのMac miniではできません.

そういうことをLinuxで,あわよくばRaspberry Pi (以下RPi)でやろうとする人はいるだろうなと,検索するとありました.

インストール方法はあちこちにあるので詳しくは書きませんが,必要なライブラリーや開発環境(dev)をインストールし,RPiPlayのソースをbuildするだけです.

必要なパッケージ

cmake  libavahi-compat-libdnssd-dev  libplist-dev  libssl-dev  libgstreamer1.0-dev  libgstreamer-plugins-base1.0-dev

Buildの手順

cd  ソースをいじるディレクトリー
git clone https://github.com/FD-/RPiPlay.git
cd RPiPlay
mkdir build
cd build
cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/opt ..
make -j4
sudo make install

インストール先を/optにするのは,筆者の宗教的理由からで,指定しなければ/usr/localになります.このrpiplayのbuildではrpiplayというバイナリーだけができますので,あえてmake installを実行せず,手で好きな場所にコピーしても問題なしです.

実行

はまったのは画面表示だから当然X(もしくはWayland)下で動くものだと思い込んでいれこれやってうまくいかなかったところ,そうではなくGUIを止めて動かさなければなりません.

当分GUIを使わないでもいいなら,

sudo systemctl set-default multi-user.target

としといたほうが楽です.このあとrebootするか,もしくは,

sudo systemctl stop lightdm

です

このあと,

/opt/bin/rpiplay -n 適当な名前 -b auto

とします.

戻すときは,
sudo systemctl set-default graphical.target

でrebootです.