新Mac miniの良いところと悪いところ(WSJT-X関連)

macOSネイティブのWSJT-XがFTDX5000MPと正常にCATで通信できない問題ですが,いったん,VMWare Fusion上で動く仮想マシンであるWindows 8.1上のN1MM+でCAT接続してから,仮想マシンを終了(ないしサスペンド)して,macOSネイティブのWSJT-X (2.1.2)を動かすと正常にCATで通信することが解りました.

原因については推測の域ですが,macOS版のWSJT-Xに含まれるhamlibが通信ポートの初期化を正しくできないのではないかと思います.いったんWindows版で初期化した後だとOKとなる模様です.

しかし,かつてのMac mini Core i5 2core (late 2014)ではこのトラブルは起きなかったので,ハードに依存する何かがあるのかもしれません.これ以上はどうにも調べられません.

また,VMWare Fusion下の仮想マシンが,WindowsもLinuxもシャキシャキ動くことこの上ないです.もう実機はいらないのではないかと思っています.

Mac mini Core i5では,仮想マシンのWindows 8.1でWSJT-Xを動かしたときは,FT8の信号がまともにデコードできないことが多かったですが,Mac mini Core i7 6core (2018)であるところの新WSでは難なくデコードできますし,交信もできたので送信信号にも問題はないようです.

高速の親機のもとでは,仮想マシンの時間軸のジッタもほとんど生じていないのだろうと推測されます.

2020/01/21注

不思議なことに,新しいMac miniに切り替えた当初はこの症状がときどき出ましたが,その後は全く出なくなりました.

Mac mini+

メインWSであるところのMac mini (late 2014)が死亡し,後継のMac miniをCTOして待っていましたが,予定通りに昨日(2020年1月11日),届きました.

Mac mini (2018) core i7 6-core

緊急リリーフのMac mini Core i7 (late 2012)が,死亡したCore i5よりも明らかに速いので,今回は迷わずCore i7にしました.

Catalinaがプレインストールされていましたが,今まで使ってきたSSDの中身(Mojave)を内蔵SSDにコピーして使うことにしました.

しかし,これが今までのMac miniのように簡単にいきませんでした.セキュリティーチップが内蔵されていて,デフォルトでは外部ドライブからは起動しません.調べてその設定を外して,外付けSSDから起動しましたが,最後の段階でスタックしてしまいました.

起動したい外部ドライブが暗号化されているためかなと思い,1週間くらい前にクローニングした暗号化していないドライブから起動したらなんとかなりました

外部ドライブからブートできたので,内蔵SSDを初期化して,Carbon Copy Clonerでコピーをしましたが,これが何とも遅く,8時間もかかりました

それでもこのクローニングで,内蔵ドライブから起動できましたので,8時間待った甲斐はありました.

あとはiCloudやいろいろなアプリ関係で再認証して死亡前とほとんど同等になりました.

動作はキビキビして何とも軽快です.そこで,このMac miniはMac Semi Proだって,書きたいところですが,内蔵ドライブへの書き込みが遅かったので,Mac mini+止まりとしておきます.

ソフトは,ほとんど動き,すんなり動かなくても再認証するくらいでしたが,WSJT-XがCATでFTDX5000MPと通信してくれません.

いろいろ試しました.不思議なことに,VMWare Fusion上のWindows 8.1で動くN1MM+からはFTDX5000MPと問題なくCATで通信してくれます.

かつて,CatalinaにしたときWSJT-Xが動かなかったので,Windows 10の実機からWSJT-Xを運用し,CAT用のUSB-serial変換器はKVM switchを介したHUBにつないで使うようにしていました.ふとそのことを思い出して,USB HUBがKVM switchを介さないでつながるようにトポロジーを変更してみました.そうしたらあっさり動きました😓

これで,旧Mac miniが死亡する以前動いていたものが全部動くようになりました.

後に解ったことですが,このSSDは死亡寸前(あるいはエンクロージャーのインターフェースICが死亡寸前)だったようです.
実は,USBのトポロジーの問題ではありませんでした.詳しくは別稿にて

緊急リリーフに難(マクドmini死亡)

さて,いままで,家族用にしていたMac mini Core i7 (Late 2012)をメインWSとしてリリーフ登板させています.このMac miniは,Core i7だけに,ほとんどの動作が,死亡したMac mini Core i5 (Late 2014)より体感的に速いです.コンピューターで体感的に速いというのはよほど速いです😓

WSJT-X (macOS版)も,全く問題なく動いていました.といっても,まだ,2, 3日でしたが.

今日になって,何回か送信しているうちに,突然送信信号が,無線機につないでいるUSB-audioアダプターでなく,内蔵audioのほうに切り替わってしまうというトラブルが何度か発生しています.交信中だと尻切れになって相手の局に迷惑かけてしまっています.

Preferenceから,Audioのタブを開いて,選択中のUSB-audioアダプターから,内蔵など他のアダプターに一旦切り替えてOKを押し,もう一度同じ操作でUSB-audioアダプターを選びなおしてOKを押せば復帰しますが,今日だけで2回起きているので,今後のことを考えるとめんどうです.

これは,Mac mini Core i5 (Late 2014)では一度も発生したことのないトラブルです.はたして新しいMac miniを買えば解消する問題なのか,そこのところも読めないので,やっかいです.

マクドminiはやっぱり死亡

その後当該のMac miniについていろいろ調べたところ,本体のすごく肝心な部分が死亡しているようで,内蔵のHDD(SSD)を外して,USB機器類を外して,モニターとキーボードだけつないで,電源をオンにすると,電源ランプは点灯しますが,「ジャーン」が鳴りません.画面に信号は来ているようですが,真っ黒で何も表示されない状態のままです.

とにかく,起動ディスクがないとか,Command-Option-P-Rに反応してくれるとか以前の段階なので,手の施しようがありません.

内蔵していたサードパーティーのSSD (1TB)を外して,外付けケースに入れて,生きているMacに接続しても,存在すら認められません.いくつか,現在他のSSDやHDDを入れて使用しているケースに入れ替えてみても,全く影も形も確認できません.

どうも,Mac miniがSSDを道連れに死亡したようです(SSDが死亡した際にMac miniを道連れにしたとは考えにくいです😓).

あまり利用頻度の高くない家族用にしている,Mac miniを当分自分用として使用することにします.

上が今回故障したMac mini Core i5,下がMac nini Core i7 (late 2012)

このMac mini (Core i7; late 2012)は,もともと自分専用(メインWS)として2012年11月に購入したのですが,後年Dual headにしたら,画面が乱れるようになってしまったので,新しくMac mini (Core i5)を2015年末に購入して,Core i7をメインWSから退役させて,Core i5をメインWSにしました.

古いCore i7より新しいCore i5のほうが速いだろうという算段だったのですが,これは大はずれで,体感速度は悪くなりました.今回,緊急リリーフの形で,メインWSに戻したMac mini Core i7は,古いけど明らかに速いです.インテルは何をやっているんでしょう😓

また,画面の乱れも今のところありません.このままでも良いかなと言う気もしますが,リリーフがいないのも怖いので,新しいMac miniの購入を検討しようと思います.

当時のmacOSのバグだった可能性もありますね😓

マクドmini突然死

昨日(2019/12/23)の夕食前まで元気に動いていた,筆者のメインWSであるMac miniが,夕食後書斎に戻ってみると,黒い画面に,”?”マークをのついたフォルダーを表示して,キーボードやマウスの操作に全く反応しませんでした.

電源リセットをしてみましたが,電源ランプは点くものの,スタートアップのジャーンが鳴りませんし,画面も黒いままです.何度かやってあきらめて,一晩AC電源を抜いておき,朝試してみましたが同じでした.

つながっているケーブルも,キーボードと電源とHDMI以外全部外しましたが,同じです.

あとやってみようと思うのは,分解掃除です.搭載しているSSDを購入時の250GBのHDDに換装してみます(これはもはや廃棄の準備😓).

じつは,このMac miniのパフォーマンスの悪さは前から悩みの種で,年明けあたりに,Core i7 6 coreの豪勢なMac miniを買おうかと密かに考えていたのですが,そのことをこのMac miniに悟られたのかも知れません.

費用の算段も頭が痛いですが,もうひとつ困るのは,Appleとのひも付けが解除できないことです(もう一つくらい何かたちの悪いひも付けソフトがあったかもしれません).

当分,FT8の運用が出来ません.

そうだ,年賀状をどうやって作ろうか😓