MacPortsもなんにも知らないで使ってきたのですが,GentooのUSEflagに似たような,Variantというのがあるのを知りました.
MacPortsでは,理由は知りませんが,Apple謹製のXQuartzに変えて,MacPortsによるXorgの移植品を使う方向に切り替えつつあるようです(当社調べ).
で,どうも,Virt-Managerに関連したソフトの一つが,もはやXQuartzをサポートせず,Xorgのみに対応しているようです.そこで,
/opt/local/etc/macports/variants.conf
に,なんやかんや書くようなのですが,どうしたわけか,記憶と実態とが違っているので,中身を掲載するのはやめます(あとで,はっきり理由がわかったら掲載します).
で,なんやかんや書いて,virt-managerまでbuildできて動くのですが,libvirtdを動かしているにもかかわらず,virt-managerで接続しようとしても,繋がりません.
macOSで,virsh uriをroot権限で実行すると,
virsh uri
error: failed to connect to the hypervisor
error: internal error: Failed to create vbox driver object.
という具合にエラーになります.Gentooの実マシンで同様にvirsh uriを実行すると,
virsh uri
qemu:///system
と,教科書通りに出ます.
virsh -Vは,macOSでは,
virsh -V
Virsh command line tool of libvirt 6.6.0
See web site at https://libvirt.org/
Compiled with support for:
Hypervisors: VMware VirtualBox ESX Test
Networking: Remote
Storage: Dir
Miscellaneous: Daemon Secrets Debug Readline
となり,一方Gentooの実マシンは,
virsh -V
Virsh command line tool of libvirt 6.8.0
See web site at https://libvirt.org/
Compiled with support for:
Hypervisors: QEMU/KVM VMware ESX Test
Networking: Remote Network Bridging Interface udev Nwfilter VirtualPort
Storage: Dir Filesystem SCSI
Miscellaneous: Daemon Nodedev Secrets Debug Readline
大きな違いは,MacPort (macOS)のほうは,HypervisorsにQEMUが含まれていないことでしょう.
これが,virsh uriでエラーになり,virt-managerが接続できない原因でしょう.
さて,どうしていいか,さっぱりわからない😥
いろいろ扱いにくいんでしょうね.知らんけど.