以前,Raspberry PiのKernelが4.14系列から4.19系列になったときupdateしたら,rsyncを使う自作バックアップスクリプトを実行すると,rsync実行中にシステムが無応答になったので,しばらくKernelを4.14系列の最終の4.14.98-v7+にとどめていました(「Kernel 4.19.xはRasPiにNGか」).
昨日,久しぶりに,4.19へのupgradeを敢行してみました(4.19.36-v7+)ところ,1度目のバックアップスクリプト実行は,トラブルなく終わりました.
まだ,1度だけですが,以前は1度で確実にトラブりましたので,改善された可能性が高いです.しばらくこのまま様子を見ます.
追記
よく理解しているわけではありませんが,rsyncによるバックアップ中slabtopで観察していると,4.19.23, 25のときは,ext4_inode_cacheのcache sizeは増える一方で制御が効いていないようでしたが,4.19.36では,増えたり減ったりしています(「アンダーコントロール」の状況^^; ).
SLAB関係のbugというよりは,ext4関係のbugなのかもしれません.動きゃいいのでこれ以上調べませんが^^;