黒い犬

筆者が当地に移り住んで早35年,その間野良犬を見ることはありませんでした.

20年くらい前までは犬を放し飼いにする家が複数ありました.そのうち2匹の飼い主についてはどこの誰か知っています.

しかし,この20年くらいは放し飼いの犬も見なくなりました.仮に今放し飼いの犬を見つけて飼い主がわかれば即警察に通報します.

先週の月曜日(2024年6月17日)ですが,わが家の敷地を黒い中型犬がひょうひょうと歩き,玄関前まで来たのを複数の家人と筆者自身も目撃しました.

2024年6月17日(月)夕刻,玄関前まで来た黒い中型犬

その後もわが家の敷地を含む近所を平然と行き来します.人を恐れることなく,数mまで近寄ってきます.また,行き交う車などに過度に怯えることはありません.最近まで人に飼われていたのだろうと推測されます

また首輪はなく,吠えることもありません.

そうした様子をSNSに投稿した所,犬はおそらく甲斐犬だろうとの情報をいただきました.たしかにネットで検索すると甲斐犬と見て間違いなさそうです.

一週間経った月曜日(6月24日)の昼頃.わが家を含む近隣の何件からかの連絡を受けた県の動物指導センターの職員が来て,近所のAさんの敷地に奥まで入ると扉が閉まる金属製の罠カゴを施設していきました.Aさんは黒い犬がそのカゴに慣れるように扉を閉めないで餌やりを続けたようです.

また,カゴに保護できても首輪の取り付けに失敗するとその後当該の犬の警戒心が一気に高まり再度保護することは難しくなるとのことです.素人の手に負える話ではありません.

水曜日(6月26日)の朝ですが,わが家の犬のトレーニングを隔週でお願いしているドッグトレーナーB氏がその様子を見て,犬をケージ内に保護できれば首輪とリードを付けましょうと言ってくれて,事態が一気に進むことになりました.

詳しいいきさつまではわからないのですが,保護できたら最終的にAさんとは別のご近所Cさんが黒い犬を里子にもらうということで,県の動物指導センターとは話がついているようです.それで,朝のうちに罠カゴをCさんの敷地に移し,夕方までに餌をやるなどして無事にカゴ内におびき寄せて扉を締めて保護することに成功したようです

夕方になり,ドッグトレーナーB氏が来て,見事に首輪とリードを付けました.さすがプロは違うなと感心しました.体にはダニも着いているとのことで,やはり素人の手に負えるものではありませんでした.

首輪とリードの着いた黒い犬

写真は首輪とリードが付いたほとんど直後の黒い犬の様子です.とにかく首輪とリードに慣れていない様子で,しばしば首輪を抜こうとするなど暴れてました.またトレーナーB氏の話では歯がきれいだそうで,成犬に見えるけどかなり若いようです.

しばらくはB氏に来てもらって首輪とリードを付けて普通に歩けるように訓練するようです.素人目には簡単じゃなさそうですが,プロだと違うのだろうなと「ドッグシグナル」を見た後なので期待しています.

素人の推測のまとめですが,人や車に慣れていて,首輪やリードの経験がない,ということから,ブリーダーの犬で,商品価値がないとかの理由から,逃げたけどそのまま放置しているか,あるいは故意に逃がした・捨てた可能性もあると思います.北関東は悪徳ブリーダーがよく犬を捨てるようで,時々ニュースにもなっています.

今後近所のワンコとして仲良くやっいけるようになればいいなと思ってます.

素人の推論です.
というか事実上不可能になる.
たぶん,警察にも届ける必要があると思います.
外野がうるさいとうまくいかなくなる可能性があるセンシティブな作業なので捕まえたのを知るまでは敢えて近寄らないようにして,詳しい経緯はわかりません😅
あとで知ったところ少々事情は異なるようですが,updateしません.
2024年7月3日現在,県の「探し犬」情報には該当する犬は見当たりません.

今年は何をしようかな

ロシアのウクライナ侵攻やイスラエル軍による事実上の無差別攻撃は続き,元日の能登半島地震,翌日の羽田空港航空機事故など,めでたい気分とは程遠い状況ですが,今年こそは金をかけずに楽しく暮らしたいと思います.

先日報道された,東京都健康長寿医療センターの研究グループの調査報告によれば犬を飼うと認知症リスクが40%減るというのは嬉しいニュースです.今年も犬と仲良く過ごしたいと思います.

今さら秘匿してもバレバレなので書きますが,昨年日本の法制度上の「高齢者」になりました.年金も今年は退職してから初めてフルにもらえますし,税制上は今回の確定申告から高齢者扱いになるので,雀の涙ほどの年金から権力によって不当にピンハネされた所得税をどれだけ取り返せるかが楽しみです.

それで,何をしようかなというところですが,今年も一年間節約に努めて,果たして収支はどのくらいになるかを検証してみます.

そのため,耕運機の購入は来年に先延ばしして,今年も一年間刈払い機で草を刈る生活を続けます.夏はあまり暑くないことを希望します😅

節約節約では息が詰まるので,多少楽しみのためにもお金を使うことにします.具体的には4月〜5月にかけて,我慢の限界を超えて使ってきたAQUOS sense4 liteをもう少しマシなAndroidスマホに切り替えます.

そのスマホにどのくらいかかるかにも関係しますが,余裕があれば,否厳しさが耐えうる範囲であれば,3Dプリンターをいよいよ導入したいと思います.

ほかはRaspberry Pi遊びで時間を潰します.既に一台Raspberry Pi 5 を注文済みで週明けくらいの届く見通しです.しばらくworkstationとしていじって思ったより良ければもう一台購入して,サーバーを4から5に入れ替えようと考えています.

関係者の皆さん,今年もよろしくお願いいたします.

公的年金+個人年金.

エアコンの掃除

これまで書斎のエアコン(8畳程度用)の熱交換フィンに通販で買ったエアコンクリーニングスプレーを何度か吹きかけたことはあります.もちろんエアーフィルターは季節ごとに外して掃除機で清掃しています.

これまではほとんどフィルターにホコリは付きませんでしたし,スプレーは効いたか効かないかよくわかりませんでした😅

今年の初夏に犬の生活環境を整えるために犬のいるリビングのエアコンを交換しました.リビングにはわが家を建設した翌年(1990年)にはわが家で一番早くエアコンを付けました.冷暖房能力が20畳以上の当時としては高価なもので,電力もものすごく食いました.また昔のエアコンなので冷え方がイマイチで,そんなこんなであまり使わないですませ,いつの間にか朽ち果ててしまいました😅

その33年落ちのエアコンを今年の初夏にリプレースしたわけです.日立の白くまくんの一番安いシリーズですが容量は1番大きいものです.今どきのですから普及品でも自動クリーニング機能がついています.この夏は7月のいつからか,24時間連続運転になりました.24時間運転していると運転開始から24時間で勝手にクリーニングモードに入ります.この場合は簡易クリーニングのようで10分ほどで終わります.次の掃除は終わってからちょうど24時間後のようで,毎日十分くらいずつ遅れていきます.

毎日でもフィルター掃除をして取れたゴミは多少はあってこれがダストボックスに入ります.それで安心していましたが,9月も下旬になり,外気温が室温の設定温度よりもずいぶん低くなったので,エアコンを久しぶりに「停止」しました.停止するとフルのクリーニングを行うようで,一時間半ほどかかりましたが,その間にルーバーが開いて止まったファンが見えて,ファンにほこりが大量についているのがよく見えました.

リビングエアコンのファンにこびりついた大量のほこり

なぜこんなになるまで今まで気が付かなかったのか.たぶんルーバーが開いていてファンが停止していたことはなかったからだと思います.というか,そもそも他の部屋のエアコンは何年も動かしていてもファンがこんなに汚れたことはありません.それが購入後わずか数か月ですからまさかこんなになるとは全く想定していませんでした.

とはいうものの,8月初旬頃からでしょうか,エアコンの風量を手動で操作した場合,1〜3までは特に問題なかったのですが,最強の4にすると,風音よりもなにかカラカラ言うような機械的振動音が大きく聞こえるようになりました.

初期故障ではないかと修理を依頼しようかとも少し考えていましたが,依頼していたらとんだ恥をかくところでした.

早速ネットでエアコンの外カバーの外し方を調べたところ,YouTubeで作業手順を紹介しているものを見つけていくつか見てみました.

しかし,外カバー外しはやめておいたほうが良いと思いました.相当の数をこなした人でないと必ずどこか細かいところを壊しそうです.そこでせめて上下のルーバー(横長のルーバー)だけでも外せたらと,その部分だけ真似してやってみたら,同じブランドの製品の例を見ても世代ごとの癖があるようでそのまま適用して簡単にとは行きませんでしたが,なんとか事無く外すことができました.もちろんルーバー外しの前から電源は抜いてあります.

これからがじつは大変でした.ファンを傷つけないように手持ちのうちで比較的柔らかい割り箸を使って丹念にこそぎました.左右方向のルーバーが邪魔ですが,これも傷めてはいけませんが,タフにできているようです.

ファンには仕切りが入っていて全体で8区画に分かれていましたので,1〜2区画作業しては休んで,を繰り替えましました.ファンの羽の数は32枚でした.

こそぎ落としたほこり

こそぎ落として床に落ちたほこりがこのとおりです.これだけくっついていたら偏心して高速回転時には振動・騒音が大きくなるわけです.

もちろんこのほこりは,ワン子のふわふわした毛が主成分であることは間違いありませんが,エアーフィルターでは全く除去できていないのが残念です.また,ファンだけ横からスポッと抜き取れて丸洗いできるようなエアコンがないかなあと思います.ペットを飼っている人には好評に違いないです.

ルーバーを取り付けて試運転したら,最初は取り切れなかったほこりが飛んで出ましたがすぐに収まり,以後は問題なく,風量最高でも風の音しか聞こえなくなりました.

今後は振動音がしだしたなと感じたらファンの掃除をすることにしましす.

足元ばかり冷えるとかだと思います.
実はこれがなかなか大変でした.接合部分がよく見えないし,ワッシャかベアリングの働きをする円形のプラスチック部品がすぐに外れてしまいます😅

今年を振り返る 2022

1年が経つのはあっという間だという人が多いですが,1月に何があったか思い出せないほど昔に感じます.2月にはロシアがウクライナへの侵略を始めました.ずいぶん長い間非道が行われ続けています.

3〜4月は,例年通りスギ花粉症との戦いだったと思います.今年はあまり抗アレルギー剤を使用せずシダキュアだけで耐えられたのではないかと思いますが,解りません😓

6月にプロバイダー(ISP)を遅い上にIPv6がまともに使えなくてどうしようもない元公社系の通信会社に3年間耐えたあとようやくNuroに切り替え,ようやく息ができるようになった心地です.そのためにたぶん5月頃から動き始めたのではないかと思います.

7月からは暑くて辛い夏だったと思います.

8月はいろいろありました.長年使用してきた耕耘機が壊れて,修理に必要な部品が手に入らないことが解りました.スクラップが確定です.

畑は耕さないとすぐに草ボウボウになりますが,これから秋になるので,2回くらい草刈りをしてしのぐことにしました(実際その通りにしました).

その8月末くらいから体に湿疹が出てなかなか辛かったです.9月から皮膚科のクリニックに通っていて,一番ひどい状態からはずいぶん良くなりましたが,今もときどき新しいのが出てきます.

椅子の背もたれやベッドで下になって圧がかかるような状態でなければかゆいことも少ないのですが,やる気がそがれますし,特に汗をかくような作業は避けるようにしてきましたから,実質的に体を使う作業はほとんどできませんでした.この湿疹の件は年を越しそうです.

10月は,築33年にして始めて本格的なリフォームをしました.3つのトレイのうちひとつを廃止して,2つを更新して,廃止したトイレに接する部屋をトイレを無くす分広くして,カーペットだった床をフローリングにして,天井と壁の壁紙を貼り替えるというものでした.

当初見込んでいた予算をかなり超過しましたが,結果は満足のいくものでした.特にウォシュレットは30年以上前のものと現在のものでは全く別物ですね.快適この上ないです.

また,水洗トイレも従来の30年以上前のものは「節水型」と称しているものの一度流すと14リットル水を使いました.それが新しいものでは4リットルです.次回の水道の検針が楽しみです

同じ月にわが家に新しい家族が増えました.まだ赤ん坊の犬なんですが大型犬で既に中型犬の成犬くらいの大きさです.毎日振り回されています.

もともとやりたくない😓
これまで屋根と外壁の塗装は何度かしました.
リフォームに関連して金庫の処分という自分的には耕うん機の故障の次に重大な事案がありましたが,詳細は書けません😓

家族が増えました

人間の家族に異動はないのですが,家族が一匹増えました.

私ではない家人が直接の飼い主ですが,まだ赤ん坊の犬なので家人が不在のようなときは私がめんどうを見ます.

まだ予防注射を受ける月齢ではないので,外の散歩はできませんが,順調に育って注射を受ければときどきは散歩の担当になると思います.