Raspberry Piで暮らせるか (8) Chrome/Chromiumで頑張ってみる

長年Web browserはFirefoxを使用してきました.その理由は,

  • 大資本ではなく,非営利団体によって開発されている
  • macOS, Linux (一部),Windowsで動き,ブックマークとログイン情報がディバイス間でシンクロできる

の2つの点によります.Linuxも自分が日常的に使用している全部の環境というわけではないのですが,x86 32bit, AMD64で動きます.スマホ版にもシンクロできます.

やはりなんといっても,ブックマークとログイン情報がシンクロするのは便利,というか,いろんなPCを渡り歩く上では必須です.

FirefoxにもRaspberry Pi OS用はありますが,Slackware ARMで動くものは公式・非公式を含めてありません.

Raspberry Pi 4がWSたり得るかの最初の評価で,Firefox-ESRよりもChromiumのほうが軽くて使い物になると判断したので,以後Raspberry Pi 4ではChromiumを使うようにしています(Firefox-ESRはuninstallしました😓).そうすると,他のPC/OSでもChromiumないしChromeを使わないと,ブックマークとログイン情報がシンクロしないので,評価としては不公平になってしまいます.

ということで,しばらく他の環境でもChromiumを使うことにします.ただ,macOSやWindowsでは,Chromiumのインストールやupdateはあまり便利でないので,「大資本」の配布によるChromeの方を使うことにします.

Firefox-ESR

Raspberry Piで暮らせるか (7) webアプリは使える

Webブラウザで動かす,ワープロやスプレッドシートです.まあ,使えないことはないといった感じです.

日常的に使用しているのは,Googleスプレッドシートです.ちょっとした大きな表の読み込みや,スクロールは,けっこう時間がかかります.

今日は試しにiCloudのPagesを使用してみました.かなり長い日記のような文書ですが,やはり読み込みとスクロールに時間がかかります.文章の編集,スタイル割り当て,写真の貼り込み(リサイズ・位置合わせ)はできます.

最新のRasbperry Pi OSのもと,Chromiumでの利用です.

総じて,Core i7のMac miniと比較してしまうと,レスポンスは雲泥の差ではありますが,使えなくはないとの冒頭に記した評価となります.

Raspberry Piで暮らせるか (5) DOSエミュレーター

ちょっと特異な方向に進んできましたが,どうしてもひとつだけ動かしたいDOSのプログラムがあります.無線クラブのお仲間が開発・メンテしているアマチュア無線の交信記録用ソフト(ログソフト)です.話せば長くなるので端折りますが,ログソフトは,GUIでなくて,CUIのほうが効率がいいし,データ構造が解りやすいので長年愛用しています.

いわゆるDOS/V仕様のマシンないしエミュレーターがあれば動作します.もちろんWindowsのDOS窓が一般的には手軽ですが,スタンドアロンのWindows機を持たないので,いろいろ工夫して使ってきました.

むか〜しは,Linuxマシン(Slackware)に,dosemuという,その名の通りのDOS emulatorをインストールして使用していました.その後,いつの頃からかMacintoshにVMWare Fusionをインストールして,Windowsの仮想マシンを走らせて,その中のDOS窓で動かすという使用形態が長く続き,その形で今日に至っています.

さて,このDOSプログラムを動かすのもRaspberry Piでなんとかなるか.ざっと調べたところいくつかDOS用のエミュレーターはあるようです.一番手軽そうなDOSBoxというのをインストールしてみましたが,FreeDOSも,残してあったIBM DOSもブートしてくれないので,深くはまる前に撤収です.

二番目の候補は,QEMUです.QEMUはSlackware x86 32bit時代から現在のSlackware64 (AMD64)まで,現用しているので,こちらのほうがとっつきやすかったかなということで,インストールしてみました.システムはいろいろ複雑ですが😥

まだ,インストールしたばかりで,これから,起動用のイメージファイルを作ってなんだかんだやってみます.

イメージファイルなしで,Linuxのファイルシステムの適当なディレクトリーをドライブに割り当ててブートできたdosemuは柔軟性があってよかったなとつくづく思いますが,CPUのエミュレーションはしてくれないのでRaspberry Piでは使えません.

あるにはあるけど,常用してないのです.

選択を誤ったMac mini

ときどき当BLOGにも書いてますが,2006年頃PowerPCのMac miniを購入したのが初めで,その後6台のMac miniを買ってきたと思います(都合7台であることを,Apple Storeのメールで確認しました😓).

その中で一番選択を誤ったと思うのが,昨年暮れまで使っていたMac mini Late 2014のCore i5 dual-coreのものです.Apple Storeからのメールで確認すると,2015年12月に購入したので,4年間使いましたから,まあ,使用期間的にはそれほどの問題はないです.しかし,その間,パフォーマンスの悪さにずっとストレスを抱えていました.

たいていのことは問題がないのですが,仮想マシン(VMWare Fusion)下でのWindowsが遅すぎました.スペクトルのウォーターフォールを満足に描けません.

その他もストレスになるほどではないにしても遅さを感じることはしばしばありました.

その前までは,2012年11月に買ったCore i7 quad-core (8 thread)のものを使用していました.これは,自分用のWSとしては3年しかもたなかったんですが,今も家族用として使用しています.その前に使用していた家族用(それもたぶんお下がり😓)が壊れたので,3年でCore i5のものを追加購入したという形です.

Core i7のパフォーマンスの良さに慣れていたのですが,2015年の購入の際は,i5にしてもメモリーを十分積めば大丈夫だろうと,メモリーを16GBにしました.しかし,CPUのパフォーマンスも重要ということを思い知らされました.古いCore i7にできることが,新しいCore i5にはできない.

本日久しぶりに,電源を入れてみましたが,起動音はしますが,画面表示が一切出ません.当分は部品取り用に残しておきます.

2015年12月購入のMac mini Core i5 dual-core.

5GHzが調子悪い

せっかくLAN工事をして,Wi-Fiの環境を改善したばかりなのですが,肝心なルーター,AppleのAirMacの調子が悪くなってきました.3TBのHDDが入っていて,2台のMacのTime Machineに使ってます.

2.4GHzは問題ないですが,5GHzは,電波が強いのに,パケットの通りが悪く,スピードが異常に遅いです.

Wi-Fiルーターは,これまでも何年かごとに更新してきました.自分の性格から,使えなくなるまで更新することはないので,毎回寿命だったはずです.

このAirMacは,Apple Storeからのメールを調べたら,2014年4月に購入してますから,6年半使ったことになります.まあ,仕方ないかも知れません.

他の国ではAirPort.