不審者

防犯カメラを付けてもう15年とかになると思いますが,特に2021年にデジタル式に変えてから,野生動物がいろいろ映っていました.タヌキ,イタチ,アライグマ,ハクビシン,アオダイショウ等です.その他野良猫は頻繁に映っています.

今回初めて不審者の撮影に成功😓しました.解像度等の制約で個人の特定はできないと思うのでそのまま掲載します.

2025年5月28日(水) 22:44頃わが家の敷地に不法侵入の疑いのある人物

わが家は長年門の開閉はしていませんが,門扉のレールがあるし,どう見ても私有地であり市道ないし私道とは見間違えるはずがありません.

そこに悪びれもせずに入ってきて,センサーライトが点いても慌てる様子もなく隣の家の方を見ている様子.これはセンサーライトの方を向くと顔が撮影されるかもしれないということでそうしているのだと推測されます.

そして,何事もなかったかのように立ち去っていく.

間違いなくプロですね.

防犯カメラを増設することにしました.

ATOM Cam 2の電源リセット

ATOM Cam 2

家計簿やその他の資料をたどったところ,一番最初にATOM Cam 2を買ったのは2021年10月のようです.もっと前のような気もするのですが.

それまでの防犯カメラは白黒のアナログで,DVDデッキのアナログ入力につないでいました.むしろ防犯カメラがついてますよ的なプレゼンスが主な目的ですが,外出時にはDVDデッキに録画するような運用をしていました.

そのカメラはいちおう暗視機能があることになってますが夜はセンサーライトが照らしてもほとんど何が撮れているか解らないような映像でした.

また経年変化で画角全体にピントがどこも合わなくなりぼんやりした映像になってしまい,もともと白黒であることもあってよほど玄関に近づかないと人物の特徴が解らないような状況でした.

それで代替カメラはどうしようかと考えていたら無線クラブの先輩が紹介してくれたのがATOM Camです.その先輩はオリジナルのATOM Camを使用しているとのことでしたが,その時点ではATOM Camの販売は終了し次の世代のATOM Cam 2になっていました.価格も安いのでとりあえず買って試してみることにしました.

Wi-Fiが切れるトラブル

非常に面白い製品で,一番重要な画質と暗視機能は文句ないのですが,安定性に難があります.いくつか細かい問題がありますが一番深刻なのは時々Wi-Fiが切断してしまい,復帰しないことです.この場合電源リセットで復帰します.アナログカメラをつないでいたときの配線を利用して電源を供給(5VDC)していたので手元で電源リセット出来ました.

しかし,Wi-Fiが切れた状態だと動体を検知したときのビデオクリップがクラウドに上がりませんので,しばらく気がつかないでいると,あまり防犯カメラの用をなしません.そこで保証期間の間にその旨を製造販売元に伝えたら交換してくれました.

交換品は最初は良かったのですがまたしばらくすると前のものと同じようにWi-Fiが切れるようになりました.

ATOM Cam 2を納戸に配置換え

その頃わが家でワンコを飼うことになり,ワンコを遠隔でモニターできるようにカメラを増設することにして,ワンコ用にATOM Cam Swingを,ついでに防犯カメラの更新用にATOM Cam 2を購入しました.このとき購入した2台は使用開始してかれこれ3年になりますが,Wi-Fiが切断するトラブルはほとんど生じていません

古いWi-Fiが不安定なATOM Cam 2は予備機として持っていることにしましたが,以前から気になっている納戸の奥の監視用に使うことにしました.

この納戸の奥というのは,わが家のネズミとの戦いの攻防拠点です.イエネズミが侵入するときたいてい立ち寄る場所で,この30数年間ネズミの毒餌を絶やさず置いているのです.ここに置いた毒餌でたいていのネズミは退治できました.

そこを動体検出できる監視カメラで監視すればいつか侵入するネズミが毒餌を食べる映像が撮れるかも知れません.

納戸には電源がないので,半年間ほどはモバイルバッテリーを朝夕交換していましたが,今年の2月に第二種電気工事士取得後最初の記念工事として電源コンセントを引きました.これでモバイルバッテリーの交換からは解放されましたが,必然的にATOM Cam 2が連続運転になるのでWi-Fi切断のトラブルが起きるようになりました.

ATOM Cam 2の電源をリモートでON/OFF

納戸の奥は入れないわけではないですが手前にいろいろものが置いてあって(そりゃ納戸だから😓)アクセスがしにくいのです.

そこでUSBの電源をOn/Offするような装置はないかと探したらあるもんですね.

値段も高くないし,これまでI2Cを実用的に使ったことがないのでその練習になるかなとも思いこれでいくことにほぼ決めていました.

ところがよく考えると

I2Cで制御するにはマイコンが要る → Raspberry Pi 3 Model B+ (RPi3+)が空いたからそれを使えばよい → RPi3+はUSBポートを持っているからそれを制御できればリモートパワースイッチは不要では → 調べたら制御できそうだ

ということで試してみました.しかし,/sysのうんと下にあるbuspowerに ‘0’ や ‘1’ を書き込んでもどうも思うように電源が切れません.その上意図しない形で電源が切れたり入ったりします.困りましたが,考えてみれば電源を意図してしっかりON / OFFする必要はないのです.必要なのは電源リセットで数秒間電源が切れれば十分なのです.そう,RPi3+自身をリブートすればよいのです.

当分これで運用することにしましたが,RPi3 (+) クラスの予備機がなくなってしまったので,前から興味のあったRaspberry Pi Zero 2 WHを注文しました.AliExpressをのぞいてみましたが,そんなに安くないし配送に時間が掛かるので今回は秋月電子通商にオーダーしました.

手前の白い四角いのがATOM Cam 2,黒い四角い筐体がRaspberry Pi 3 Model B+, 右上の角が毒餌の容器
そのATOM Cam 2で監視している画像 (iOS アプリ)
カメラ自体は生きていて,この状態だとそのように設計されているのかどうか解りませんが,タイムラプス映像がローカルのSDカードに記録されます.
ただし,連続運転が長く続くと細かい不具合が生じるので,3日内外でリスタートした方が安心です.その場合Wi-Fiはしっかりつながっているので専用アプリから楽々リスタートをかけられます.

またイタチかな

一昨日(2025年5月13日(火))の朝8時半頃,何気なく防犯カメラを見ていたら,小動物が玄関前に来て,また去って行きました.

一昨年防犯カメラに映っていたイタチと思われる小動物と動きが似ていますが,それよりも太って見えます.

前回イタチらしい小動物を見てから2週間後に近所の神社でその個体と思われる死骸を見ました.今回目撃したイタチらしい動物には元気で生きてほしいと思います.

ちなみに,この前の日(12日(月))の夕方,家の近くを歩いていたら5m程前を黒い尻尾の,体長はこのイタチと思われる動物より長い動物が横切りました.

一瞬のことで,撮影は出来ませんでしたが,見た特徴を元にネット検索したらどうやらハクビシンのようです.

直管蛍光灯の手元灯をLEDに

わが家は築35年を超えています.新築時に住宅メーカーがほとんどの照明を無料サービスで付けてくれました.それは助かりましたが,まあ無料サービスなのであまり良い品ではないし,長い年月を経ていますのでほとんどが新しいものに替えられています.よく使う照明は2回交換してLEDになっています.

その中でもいくつかはまだ新築時のサービス品が活躍しています.台所の手元灯と洗面所の鏡の上の照明で,どちらも直管蛍光灯が付いています.いずれも第二種電気工事士を取ったら交換するつもりでいました.

台所の手元灯である20Wの蛍光管をLEDに交換すべく,数日前にオーダーした直管20W型のLED照明が一昨日(2025年3月9日(日))届いたので交換しました.

この蛍光灯はラピッドスターターと言う電気素子がグローランプの代わりをするタイプです.それを切り離すためにも一旦照明器具を外さなければならないので蛍光管をはずし,金属はカバーをはずしたところ,ゴキブリの死骸がありました😓

めげずに電源をコネクターから抜こうとしたらうまく抜けないのでニッパで切りました.はずして広い場所でさらに解体すると,安定器とラピッドスターターが露わになりました.

蛍光灯のラピッドスターター(オレンジ色のラベルが貼ってある素子)

グローランプに相当するラピッドスターターは切り離せば良いのだろうと勝手に思い込んでつながっている3本の線を切断して切断部分をテーピングして元に組み直し,台所に取り付けました.

元々付いていたコネクターから切った銅線を取ろうと分解したところ,中身がはじけて組み直すことができなくなりました.そこでコネクターの使用はあきらめて,圧着スリーブで接続しました,

圧着スリーブで電源と接続(2回目の接続時の写真)このあとテーピングしてます,念のため.

完成!と喜んで,LEDランプを取り付けて電源スイッチを入れても点灯しません😓

LEDランプの箱の説明を読んだところ,グローの部分は開放でなく短絡しなければなりませんでした.やむなくもう一度はずして分解してラピッドスターター部分を短絡しました.

最初から箱に書いてある説明書をちゃんと読めばよかったと反省しています.

機器の改造だけだったら資格は要らないかなと思いましたが,プラグ・コンセント式でもローゼットでもない直付けなので有資格者じゃないと工事はNGだと思います.

何年先になるか分かりませんが台所はリフォームしたいのでそれまでこのまま使いたいと思います.

完成した様子.金属カバーがかなり錆びてきています.35年以上経つのでやむを得ません.

最初の電気工事

第二種電気工事士免状が届いたので,さっそく最初の工事をしました.

玄関ホール(以下「ホール」)の壁にコンセントがあるのですが,その前に大きく重い本棚を置いていて,ずいぶん年月が経ちました.昨年そのコンセントを確認したら差したままになっているテーブルタップのプラグにほこり(ほとんどワンコの毛😓)が積もっていて,湿気ればトラッキングを起こす状態になっていました.その時はテーブルタップをはずして,トラッキング防止のキャップを買ってきてはめておきました.

中身がびっしり詰まった本棚
応急措置としてトラッキング防止のキャップをはめる

今回はそのコンセントを撤去してパネルをはめ,その壁の裏側にあたる階段下の納戸(以下「納戸」)内にコンセントを移設することにしました.

実際にコンセントをはずして奥に向かって穴を開けてみると,納戸内に貫通せず,納戸と階段の隙間に出ました.何度か寸法を測ったつもりが20cmくらい違ってました😓

コードをホール側から納戸に通すのには,納戸側の隙間からホール側のコードを引き込まなければなりません.その作業には先日買ったファイバースコープが役に立ちました.

ビニール紐で輪を作ってホール側の穴に差し込み,納戸側の壁の隙間からファイバースコープの引っかけるアタッチメントに引っかけて引き出すという作業をしました.まるでなんかの罰ゲームのようです.

10分〜15分くらい,安物のファイバースコープのコードを曲げたり伸ばしたり押したり引いたり格闘してようやくビニール紐の輪を捉えることができました.

ビニール紐の輪をファイバースコープのアタッチメントに引っかけて引き出したところ.

これでめでたしかと思ったら,ホール側の壁にあけた穴が小さすぎてVVFケーブルがうまく通ってくれませんでした.やむなく穴を広げ直してから2度目の罰ゲームですが,2度目はなんと1回で引っかけられました.運が良いのか学習効果なのかよく解りません

なお,納戸左奥の角に空いた隙間はイエネズミが侵入したときに開けられたものです.新築後数年のことですから30年以上前になります.ふさいでもどうせ次のネズミに穴を開けられると踏んでそのままにしています.実際その隙間を通って納戸の奥に置いた毒餌をその後も複数のイエネズミが喰ってますから,隙間から入るように誘導しているともいえます.

続いて納戸側の作業ですが,できれば埋め込みコンセントにしたかったのですが,壁の裏側の隙間があまり大きくなく,埋め込みコンセントを付けるのは不可能な上,VVFケーブルを通すのも難儀すると判断して,露出コンセントに露出配線とすることにしました.

昼食休憩の後にホームセンターに2個口の露出コンセントを購入してきて取り付けましたが,ここで試験対策としてさんざん練習した “の” の字曲げの出番です.それが,ちっともうまくいかなくて,失敗した部分を切りながら3回目でようやくまずまずの “の” の字ができました.

3回目でまあなんとか使える “の” の字に.受験勉強中は一発でもっとうまく(銅線の先端が−の根元にほとんど付くような状態に)できました.

その他,差し込みコネクタに接続する線をむく長さとかもすっかり忘れてしまいました.やはり受験勉強は身につきません😓 それでも最終的には目的にかなう状態になりました.

納戸側の配線.ネズ公の穴をそのまま利用.
これでトラッキングの心配が無くなったホール側の元コンセント.パネルの裏に差し込みコネクターで結線しているので,また必要になればここにコンセントを付けられます.

今回の作業で一番大変だったのは,むしろ本棚の中身を出すことと,元通りに戻すことでした.なかなか緻密に詰め込まれていたので,元に戻すときにかなりの本が入らず苦労しました.

後日,もう動かすことのないであろう重い本棚に転倒防止のつっかえ棒を取り付けました.

たぶん両方だと思います.