カマキリの卵

そういえば一昨日の朝,リビングに入り込んだ体長7〜8cmカマキリが天井をカマキリ独特のゆらゆら歩きをしていました.玄関ぼうきに引っ掛けて,うまい具合に庭に投げました.

同じ日の昼頃に家族がリビングの天井に何か異物があるというので見てみたらカマキリの卵でした.

掃除機を待機させて棒で取り除くことにしましたが,普通外で見つけるカマキリの卵は硬いのに対し,まだ産んで時間が経っていないためでしょう,粘土のような粘った硬さがあり,楽ではないですがあとも残らず天井からきれいにはがせました.

こちらも庭に投げ捨てましたが,たぶんアリの餌食になるでしょう.カマキリにしてみれば,もうすぐ命が尽きる自分は助かり,卵が駄目になるのは無念でしょう.

しかし,うちの庭まわりは実はカマキリの卵だらけで,なるべく触らないようにしているので,人間の家の中に産んでしまったのが運の尽きとあきらめてもらうしかないです.

ガよさらば

玄関に取り付けた防犯カメラのモーションセンサーに夜間一番高い頻度で引っかかるのは体長1cmほどと推定される白っぽいガ(蛾)でした.勝手にガー君と呼んでいましたが雄か雌かわかりませんし,一匹ではない可能性もあります.

それが一昨日の夜(一昨日の深夜から昨日の未明)に,急にセンサーにかかる頻度が減り,昨夜(昨日の深夜から今日未明)は一度もかかりませんでした.たぶん,産卵期を終えて死んでしまったのだと思います.

冬の間に玄関周りを高圧水で洗浄でもしなければ,また来年その子どもたちと会えるでしょう.

「VLCでrtspを見る」は依然難航中

なんだか相変わらず断片的な書きなぐりなので,何をどうしたくて今どういう問題に直面しているのかというのを一旦まとめます.

最終目標としては,安いモニターカメラが出力するRTSP (Real Time Streaming Protocol)をRaspberry Pi 3 Model B (以下RPi3.Raspberry Pi 3 Model B+はRPi3+)にて視聴するというプロジェクトです.

昨年の段階ではRPi3およびRPi3+にManjaro ARMをインストールして,Manjaroが配布する(もとはArch Linux)VLCで視聴できていました.

しかし,その後一年間モニターカメラの運用を停止していた間にManjaroのVLCもDebianやUbuntu等と同様にRTSPのサポートを止めてしまったようで,RPi3(+)で視聴する方法がなくなってしまいました.

それで現在RPi3(+)でRTSPサポートの付いたVLCを動かす方法を色々探しています.

VLCについて明らかなのは,「本家のVLCはRTSPの視聴が可能」ということです.直接本家がバイナリーを配布しているmacOS版は問題なくモニターカメラからのRTSPを音声込みで再生できています.Windows版については確認していませんが,たぶん同様に問題ないと思います.

一方,Linuxについては,各distroのbuildを尊重しているようです.

SlackwareはdistroにはVLCは含まれていません.SlackBuildsにスクリプトがあるので,sbopkgでbuildできるはずですが,必要なパッケージが35もあってめげてしまいます.それでも気を取り直してまずVLC本体からbuildして,エラーが出るパッケージ(=必須のパッケージ)をbuild & installしていこうと方針を立て,

sbopkg -b vlc

とすると,ソースの配布サイトのアドレスがresolvできないというどうしようもないエラーが出てしまいます.

なお,前述のVLCのダウンロードサイトには,Slackwereのバイナリーのリンクもあります.これはSlackwareに貢献著しいAlienさんがbuildしたもので,試したところ,32bit版も64bit版も問題なくRTSPを再生できます.もし,Alienさんに限らずだれかがARM用もbuildして配布していれば解決なんですが😅

仮想マシンのSlackware 15.0 (32bit版)でRTSPを再生するAlienさんbuildのVLC

今年は蚊が少ない(3)

9月は少し蚊が増えた気がしますが,全般として今年は蚊が少なかったと思います.

昨年は8月下旬になって近所のホームセンターDCMでそのホームセンターとフマキラーがタイアップして販売しているベープリキッドが,ベープの普通の品よりうんと安いのを知ったのですが,たしか,9月になってから買いに行っても品切れだったと記憶しています.

今年もそのことは念頭に置いていて,6月頃一度買い,追加は早めに買おうと思っていたものの,蚊が少なく蚊取りの使用も多くなく,9月に蚊が増えたからまた少し使用していますが,たぶんこのまま足りそうな状況です.

たまたま先週の金曜日にホームセンターに別の用事ででかけて何気なく蚊取りの棚を見たら,まだあるではないですか.やはり,蚊が少なかったのはうちだけではないようです.今年の蚊はそろそろ終わりとは思いますが,来年のシーズン初めにすぐ対応できるように,また,今後値段は上がっても下がらないでしょうし,時間が経っても効果が落ちるとは思えないので買いました.

ちなみに,虫除けスプレーのほうはフマキラーSKIN VAPEが切れそう(写真中央)なので同じものかDCMブランドの安いのかを買いたかったのですが,いずれも品切れで,何もなくても困るので,あるの(写真左のサラテクト虫除け)を買ってきました.

2本分の値段で3本買えるDCMマークの付いたベープ(右)と,もうすぐなくなりそうで買いたかったけど品切れだったSKIN VAPE(中),しかたなく買ったサラテクト虫除け

監視カメラ再起動

その色々な事情です.

政府は監視カメラでなくて防犯カメラと言わせたいらしく,その意を汲んでNHKはじめメディアもたいてい「防犯カメラ」と呼称しています.

今回犬のモニター用にカメラを買いました.これはどう考えても防犯カメラではありません.他人の家に忍び込んで犬を盗む泥棒がいないとは断言できませんが,少なくとも設置主にはそうした犯罪を防ぐ意図は微塵もないから「防犯カメラ」であろうはずがありません.

今回買ったのはアトムテックのATOM Cam2とATOM Cam Swing各1台です.実は3年前程にATOM Cam 2を買って玄関に取り付けていたのですが,途中で動かなくなり,サポートに連絡し症状を説明したら故障のようなので交換しますとのことで交換品を受け取りました.その交換品も数か月して動かなくなりましたが,また交換してもなあとあきらめて放置していました.いや放置でなくて「ダミーカメラ」として設置したままにしていました.

そのワン子ですが,昼間はたいていいい子で昼寝をしているので,この時間なら大丈夫だろうと庭仕事をして戻ると大変な状況になっていることが最近しばしばあります.前から,モニター用のカメラはあれば便利かなと思っていましたが,これは至急買わなければということでSwingを買うことに決めましたが,2台でも送料は変わらないと思うので玄関に付けているCam 2のほうも新しいのと交換することにしました.

なお,ATOM Cam 2でこりたはずなんですが,その後代わるカメラを探してもなかなかいいのがなく,おもちゃみたいな値段なのでおもちゃだと割り切って買うことにしました.

先にATOM Cam Swingの方を起動させてみました.設定方法は既にATOM Cam 2で何度も実行しているのでなんの支障もありませんでした.付属してきたUSBケーブルとUSB電源アダプターを接続してリセットスイッチを押すと設定モードに入ります.強いて困難を探せば,アプリのログインパスワードを忘れてしまい某重要機密メモを参照しないといけませんでした.

また設置についても屋内なので適当にあいているテーブルタップに付属のUSB電源とケーブルを繋いだだけです.ただし,firmware updateがあり少々を時間を取られました.

ATOM Cam 2の交換は翌日に行いました.まずは設定を室内で行いました.同じく付属してきたUSBケーブルとUSB電源アダプターを接続してリセットスイッチを押して設定モードに入り,firmwareのupdateまで済ませました.

次にまだ暑い中,玄関ポーチの屋根に逆さまにぶら下がっているもともとあるATOM Cam 2の木ネジを外して新しいのに取り替え,2階の書斎まで引いてある電源ケーブルをATOM Cam 2専用のUSB電源アダプターにつなぎました.しかし,動いてくれません.

原因を見つけなければいけません.まずUSB電源アダプターにLightningケーブルを繋いでiPhoneをつなぐと充電が始まりますから,AC電源〜USB電源アダプターまでは問題なしです.次にUSB延長ケーブルをUSBアダプターにつないで,玄関ポーチの側のUSB microコネクターに他の機器をつないでみても電源を繋いで反応なしです.となると,延長ケーブルが疑わしいです.

延長ケーブルは2メーターほどのUSB Type-Aのオスメスのついたケーブルで,長さが足りないから間に5mほど適当なキャプタイヤーケーブルを繋ぎ込んでいます.キャプタイヤーケーブルは8芯ですがATOM Cam 2は電源の+/-の2芯しか使っていませんのであとは風で揺られないための重しみたいなもんです.

そういうわけで2か所はんだ付け箇所があるわけですが,ダメージを受ける可能性の高い屋外部分の方(カメラに近い方)を先に調べてみました.

USB Type-AのレセプタクルとATOM Cam 2専用USBケーブルの接続部分の自己融着テープを開いてみると,なんと完全に錆びています.はんだ付け部分は関係ありませんでした.

錆びたUSB Type-A R/P

ブレーキ&パーツクリーナーで洗浄したあと,正常なUSBコネクターに接続してテストしましたが,どちらもも全く導通しませんでした.

困るのは,ATOM Cam 2用のUSBケーブル(写真の左側)は特殊で,カメラに差すmicro USBコネクターの外装がカメラの穴とぴったり合うようにできていて,それで防水効果を持たせている構造になっています.ですから,前回と同じことをしようと思ったらケーブルを購入する必要があります.そして延長ケーブル側のUSB Type-Aレセプタクルについても入手する必要があります.

しかし,それぞれを入手したとしても完全な防水処理を施せるかは甚だ疑問です.

そこで最終的に考えついたのは,「切ってつないでしまえ」ということです.切ってはんだ付けでつないでしまえば仮に雨水が染み込んだとしても簡単には接触不良は起きませんし,仮に腐食してもまた数センチずつ切ってつなぎ直せば良いだけの話です.

まあ,考えてみれば,これまでは必ず「切ってつなぐ」を王道として採用してきたのですが前回何故それをしなかったか思い起こすと,たぶん専用のUSB電源ケーブルを傷つけたくなかったと考えたのだと思います.

切ってつなぐと決まれば話は簡単で,適当に切ってはんだ付けして熱収縮チューブでカバーしました.ガス式はんだごてのバーナー用の先端金具を紛失してしまい,熱収縮チューブの収縮ムラがどうしてもあるので,たぶんまた雨水は侵入すると思いますが,まあ,大丈夫でしょう.

カメラは問題なく起動しました.

古い「ダミーカメラ」のほうも,電源が来てないだけで活きていましたので,これは予備機として活用する予定です.

GoProもどきのアクションカメラを使いました.