今回楽天モバイルの契約はしないことに

詳しい人からアドバイスをもらったり,自分でも調べたり,悩んだりした結果ですが,今回,楽天モバイルに契約することはやめとくことにしました.

大手キャリアが格安ブランドを立ち上げたことに呼応して,今契約しているMVNOのひとつであるIIJmioも新しい料金プランを立ち上げました.これまで,IIJmioのファミリーシェアを契約していて,音声3回線とデータ1回線を使っています.最近めっきり普通の電話はかけなくなりましたので,完全従量制の音声通話料金はたいしたことなくて,全部合わせて月額5千円台半ばといったところです.

で,これが新しいギガプランというのに無料で(というか,事前登録すれば2,000円分の何かのポイントがもらえる)切り替えられるというので切り替えることにしました.

かつてファミリーシェアの12GB/月はちょうど良かったのですが,その後の家庭の事情で,一昨年以後は完全に持てあましています.多分,ギガプランの4GB/月がちょうど良いので,渡りに船です.

サイトの情報が分かりにくくて,切り替え後の月額料金は解りませんが,12GB/月が4GB/月になるので,安くはなるでしょう.

さらには,音声SIMは通話してもしなくても税込みで1回線あたり700円くらい余計にとられているので,3回線の音声のうちひとつを解約して,楽天モバイルに切り替えようと考えました

手持ちのスマホは楽天モバイルが使える対象になっていません.実質無料のRakuten Handと合わせて契約すればいいんだ,と気がついたときは時既に遅し.Rakuten Handは売り切れていて,次回入荷見込みが4月中旬とのことです.それでは,1年間無料の特典の締め切り4月7日に間に合いません

そこで少し考えました.

現在使用しているメインのスマホiPhone 7はいろいろ限界なので,今年出る見込みのiPhone 13 (iPhone 12Sとも言われています)に買い換える予定でいます.また,ゲーム用のスマホZenfone Max M2も,性能的に使う側がストレスを感じることが多いので,遅かれ早かれ買い換えたいと考えています

それならと,Rakuten Mobileで販売されているスマホをいろいろ見て,性能や評判を調べたところ,AQUOS Sense4 Liteが良かろうということになりました

契約しようと思いましたが,Rakuten Handと違い,ポイント還元を受けても,楽天の主張でも17,800円足が出ます.実際には,有効期限のあるポイントが付与されるということなので,期限内に無駄なものを買うのではなく,生活費や本当に必要なものだけを買うことによってそのポイントが消化できるかは不透明です(たぶん無理でしょう).

そこでもう一度慎重に考えました.最終携帯じゃなかった,最終形態はどうなるのか.メインの携帯はiPhone 13 (または12S)として,楽天モバイルにします.サブは,AndroidのZenfone Max M2よりは性能が良いスマホに買い換えて,IIJmioのデータ回線にします.現在契約中のIIJmioの回線のうち,ひとつの音声回線を解約します(たぶん3,000円+税を事務手数料として取られますが,以後1か月600円+税くらい節約できます).

4月7日までに楽天モバイルと契約すれば,一年間無料になるようですが,たぶん,今の使い方では1か月のデータ量は1GBを超えることはないので,それほどメリットにはなりません.

ということで,最終決断しました.時系列的に既述します.今回楽天モバイルとは契約しません.そして,iPhone 13が発売されたらすぐに買い,とりあえずは現在iPhone 7で使用しているIIJmioの音声SIMを差します.

次に,楽天モバイルが新iPhoneに対応するのを確認して,楽天モバイルと契約します(SIMだけ.eSIMにするか物理SIMにするかはそれまでに考えておきます).そして,IIJmioの音声SIMを1回線解約します(場合によってはMNPするかもしれない).

サブのスマホであるZenfone Max M2に関しては,がまんできる限りそのまま使うことにします(少なくとも来年までは持たせたい).

同じ年に2台スマホを買い換えるのはあまりにもアホすぎると感じたところが,今回の決断に至った一番の要因といえるかも知れません.

MNPはしません.
4月4日現在,そのことが楽天モバイルのサイトに明記されています.
ただ,今年の6月でようやくまる2年なので,買い換えにはまだ早い気はします.
これも品薄気味で,4月4日夜現在,黒だけあります.

Gentoo: qtwebengine build fails

仮想化した,第2workstation (WS)の元第1OSであったGentooをup-to-dateに保つルーチンですが,qtwebengineのemerge (build)に失敗するというトラブルに見舞われ早くも頓挫していました.

“qtwebengine build fails” でネット検索すると多数ヒットします.もう,10数年前から同じトラブルに見舞われた初心者がフォーラムに質問しては,エキスパートが答えるということが,何度も繰り返されているようです.

ですが,その割にはズバッと解決って言うのは多くないようです.ヒットした検索結果を1つずつ追っかけて,4, 5件目くらいだったでしょうか,エキスパートが,「メモリー不足」と回答していました.

エラーメッセージには1つもメモリーに関したことはないのですが,そのエキスパートは,

Usaually “Killed signal terminated program cc1plus” means a out of memory error.

fedeliallalinea

と明快です.

そこで,書いてある対策や,自分で考えた対策を試行し,build (emerge)に成功しました.

あくまで,当社調べですが,-jumbo-buildは効果が確認できなかったですが,仮想マシンに割り与えるメモリーを増やした(24GB)ことと,make.confの,MAKEOPTSの-jのタスク数を減らすこととが有効だったようです.

なお,SWAPを増やすことは本件に関しては効果がないそうです.

Catalinaの不具合update

Time Machine用ファイルサーバーはあきらめ

表題の通りなんですが,CatalinaにupgradeしたMac miniをTime Machine用のファイルサーバーとして使用することは,あきらめました.もともと,Mac miniをファイルサーバーとした場合,AirMac (日本以外ではAirPort)のディスクにバックアップするよりも何倍も時間がかかっていて,あまり使い勝手は良くなかったのですが,安いディスクを何台でもつなげられるし,バックアップ自体は時間が多少かかっても,操作したり,監視したりする必要もないので使ってきましたわけです.

Macbookと家族用のMac miniはそれぞれにつないだローカルな ディスク1台と共通のAirMacの内蔵ディスクにバックアップすることにしました.

Catalinaの不具合

残念ながらいくつか不具合があって,解決できたものとできないものがあります.

WSJT-Xが動かない(解決)

これは,かなり昔からのknow problemです.JTDXを使うという手もありますが,WSJT-Xのほうが,個人的には使いやすく気に入っています.Workaroundがあるのでなんとかなりました.ネット検索で多数見つかるので,リンクは紹介しません,というか,参考にしたページが,この記事の執筆時に見つからないのです😓

Time Machineのファイルサーバーとして機能しない(半分解決)

これが今回の最大の問題です.前回も,Mojaveに戻す大きな原因のひとつだったと言うことを思い出しました.

メインWSであるMac miniには,3TBのHDDを3台つないで,2台はそのメインWS用のTime Machineとして,もう1台はMacbookと家族用のMac mini用のTime Machine用にAFPでシェアしてきました.バックアップに時間はかかりますが,大きな問題もなく使い続けてきました.

ところが,Catalinaにすると,Macbookからも家族用のMac miniからも,そのドライブがマウントできなくなりました.

いろいろ情報検索してみますが,ダメな場合は何をやってもダメなようです.ドライブの容量とか,Sparse imageを暗号化してあるとかないとか,いろんな要素が関係しているのだと思います.でも,大丈夫な人は大丈夫なようで,フォーラムではダメな人に心ない言葉を投げかけています(よく見る光景です).誰一人として全く同じ環境にあるわけないですから,自分のが動けば人のも動くはずだという決めつけは残念です.

ネット検索には頼れないようなので自分でいろいろやるしかないです.AFPはかなり前からディスコンになるといわれていて,実際にBig Surではサポートされていないようで,Catalinaでもサポートには気が入っていないことが容易に推測できます.

で,しょうがないからAFPをoffにして,SMBのみonにして試したところ,家族用のMac miniからは,これまで使っていたSparse Imageに継続してバックアップが取れました.

しかし,MacbookからはあいかわらずNGです.SMBで,共有ドライブをマウントできて,Finderからファイルの読み書きはできるのですが,Time Machineはエラーを出して1bitもバックアップしてくれません.

ようやくCatalinaに

振り返ってみると,2019年10月下旬に,当時のメインのworkstatsion (メインWS)であったMac mini Core i5をMojaveからCatalinaにupgradeしましたが,不具合が多くて,それほど使わないうちに,バックアップから,Mojaveに戻したのでした.

翌年(2020年)の初めにMac mini Core i7を購入して,メインWSの後継にしました.このMac miniには,Catalinaがプレインストールしてありましたが,先代のWSのディスクの内容をクローニングして,Mojaveにして使ってきました

そして,macOS 11 (Big Sur)がリリースされて,4か月ほど経ち,落ち着いてきたとは思いますが,いろいろ自由度が減るらしいので,Catalinaでしばらくがんばってみることにしました.

Catalinaを最初にインストールしたときは,とんでもないトラブルだらけだったのですが,他にも,

  • 使えなくなるアプリがけっこうある
  • Catalinaの「写真」の日ごとの表示が変なレイアウトになり,全部の写真は表示されない

の2点も,個人的にはMojaveに留まりたいかなり大きな理由でした.使えなくなるアプリの中で特に困ると感じていたのは,日英・英日翻訳ソフトです.主な使い道としては,自分で書いた英語を,英日翻訳にかけて意味の通る日本語になるかのチェックをすることでした.しかし,最近ではオンラインの翻訳が非常に優秀になったので,もう要らないだろうと言う判断になりました.

「写真」の日ごとの表示については本当に困ります.全く余計なお世話です.「すべての写真」にすると,日の境目が解らず,これまた何とも不便です.これまで通り整然と時間の順番に並べて日ごとに全部の写真を表示してくれれば良いんです.

このMac miniが発売されたときはまだCatalinaのリリース以前だったので,Mojaveが動くだろうと推測し,その通りでした.