壊れたManjaroは修復不能

「ローリングリリースを放って置くと修復不能になる」の最終判断として,updateできずトラブっているManjaroの仮想マシン(Manajaro VM)が,ダウンロードしたアップデートファイルのintegrityをチェックしないように,

この記事を参考に設定して,

# pacman -Syyu

を実行したところ,これまでのように壊れたファイルを削除しますというメッセージは出ず,updateが始まりましたが,最初のファイルでエラーが出て終わりました😓

ということで,何の未練もなく消せます.

仮想のManjaro VMは特に必要性はないのですが,復習のため今動いている実マシンのManaroを仮想化することにします.

SigLevelをほとんどTrustAllに設定.

結果的にDovecotへの切り替えはエイヤ!

このときクライアントも設定も切り替えないと,メールデータの消失・破損などの事故になるので,慎重にやりたいと思います.

Dovecotへの移転は手作業

のつもりでした.メインWSのメインのメールソフトであるThunderbirdで作業を始めました.この時点で,同じサーバーの同じIDで違うポートにアクセスする2つのアカウントが機能して,それぞれ旧IMAPサーバー(port 933)とDovecot (port 10933)に問題なくつながっています(メールデータのコピーもできました).

次にサーバーの旧IMAPサーバーを止め(/etc/inetd.confのport 933の行をコメントアウトしてinetdを再起動),Dovecotのポートを10933から933に変えてDovecotを再起動しました.

次にThunderbirdですが,起動したら前の設定のまま接続に行きますから,接続できないようにサーバーのパスワードを変更してから起動しました.そして,Dovecotに対応したアカウントのほうのパスワードだけ新しいものを入力してサーバーに接続しました.

ここで,予定どおりThnderbirdのアカウントの設定の,10993につなぐところを993に変更しました.しかし,想定外のことが起きました.このThunderbirdに設けているアカウントの2つが,どちらも同じUser IDで同じサーバーの同じポートにつながる設定になったわけですが,仕様なのかバグなのか,2つのアカウントのうち古い方(旧IMAPサーバーにつないでいた方)が消えてなくなってしまいました.

さいわい,メールデータを移転した先でなく,元のほうが消えたのでデータの消失は免れました

ノートパソコンやLinux WSのThunderbirdでは,敢えてDovecot用のアカウントを作らず,旧IMAPサーバーにつなぐ設定でそのままDovecotにつなぎました.エイヤッ!です.さいわいメールデータの消失や重複は発生しないで済んでいるようです

もちろんパスワードも同じ.
もちろんサーバーもクライアントもIMAPの仕様どおりに動いていれば,サーバーの内容にクライアントが同期(クローニング)するので,データ消失なんて起こらないはずですが,仕様から外れたことが起こるのが世の習いです😓
ただし,旧IMAPサーバーで必要としていたメールボックスのプリフィックス(.imapなど)は不要なので削除しました
Note 2と同じ.

Dovecotへの移転は手作業

昨日から今日にかけて,IMAPのサーバーの切り替えのため,これまでため込んだメールをどう移転しようかといろいろ調べたり試したりしていました.

最終的には,IMAPのクライアントとして使ってきたThunderbirdによって,手作業ですることにしましたが,dovecot付属のdoveadmというユーティリティーでコピーができそうだと解り,あちこちの資料を拾い読みして,解ったと思ったら設定を変えて試す,というようなことを昨日の後半から今日の午前中までしていました.

やっているうちに着手した最初の頃よりは明らかに理解が深まったと思うのですが,なかなか思うように動いてくれません.例もそんなに多くなくて,自分がやりたいそのものズバリはありませんでした.

今日の昼過ぎにあきらめて,Thunderbirdで手作業でコピーをはじめました.

旧IMAPサーバーは標準のport 993でそのまま動かし,dovecotは,port 10993で動かし,Thunderbirdから両方にアクセスしてコピーしていくという方法です.

なかなかMacやKDEのよくできたGUIのファイルマネージャーのようにはうまくいきません.言葉で説明すると,長たらしくなってたぶん解ってもらえるような文章は書けないので省略しますがIMAPにはいろいろ制約があって,かなり手数が必要です.

それでもなんとか夕方までにはコピーが完了しました.そうまでしてため込んだ古いメールを残しておくのはそれなりに意義があります.メールソフトの検索機能で,過去の取り引きややりとりを見つけ出して,活用できることが年に何度かはあります😓

明日,コピー漏れやなんか変なことをしてないか確認してから,旧IMAPサーバーを止めて,dovecotをport 993での正式うように切り替えます.

このときクライアントも設定も切り替えないと,メールデータの消失・破損などの事故になるので,慎重にやりたいと思います.

たぶんこれらのGUIでは,全部のフォルダーを選択してドラッグアンドドロップで作業完了でしょう.

サーバーいじりメモ

久しぶりにサーバーの設定をしています.Debianでhttpsとimapのサーバーを立ち上げようとしていますが,DebianのApache httpdは,Apacheの用意したファイル名などをほとんど全部書き換えていて,非常に難解です

それでもようやくSSL/TLS接続できるようになりました.ただし,SSLやTLS 1.0サポートを残しておくのはセキュリティー上良くないということで,それらを止める方法をこれから調べます.

もう一つは,imapデーモンで,dovecotを動かすことにします.こちらは設定ファイルがたくさんありますが,設定自体はそんなに難しくなさそうです.平文接続のport 143を止めて完成だと思います.

ただ,これまでUW-imapdで保存したファイルをcpコマンドでコピーしてもdovecotは認識してくれないようなので,Thunderbirdからフォルダーを1つずつコピーしていくしかなさそうです.いや,ツールを使ってコピーした方がいいかな.

Slackwareは,ほとんどApacheのお仕着せのまま.

写真の同期の “バグ” 直る

一部では,iCloudの有料契約を増やすために,HEIC (HEIF型式)の画像ファイルの「マイフォトストリーム」による同期を制限したのではないかとの憶測もあったようですが,iOS 15.5,macOS 12.4のupgradeでHEICの画像も同期するようになりました

ということで,「バグ」であったということになります.

しかし,iOS 15.4,macOS 12.3のupgradeからまる2か月間同期が途絶えていたので,今復活しても,HEICで撮り続けていた人の写真は最初の1か月分が失われたままということになります.バグでなくて嫌がらせだとしたらかなり悪質だと思います.

もともとの同期の仕様と同じく,JPEGに自動変換された上で他のディバイスに同期されます.