クレカの不正請求 (2)

その後も600円のクレジットカードへの不正請求の狙いや手法がわからないので,検索したりして情報を探しています.一番近い状況は,このYahoo!知恵袋の質問者ID非公開さん(以下Iさん)のケースです.

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10261084130

大きく違うのは,Iさんの場合は既にプライム会員であるが,筆者はプライム会員ではない,の一点です.

また,Iさんの場合は現在ほとんど使っていないクレジットカードであるのに対し,筆者の場合は時々使う(小遣い専用)であるという点ですが,有効なクレジットカードであるという点では同じです.

このIさんにしても,筆者にしても大きな謎は,犯人がどのようにしてクレジットカードの情報を手に入れたのかという点です.

これについてはあるSNSでeコマースの運営者の方から,ランダムに生成した情報を総当り的に使っているのではとのことでした.ランダムとはいっても,クレジットカードの番号,有効期限にはそれなりの規則性がありますから,全部ランダムにしないである程度範囲を絞って試せるのでそうした可能性は否定できないと思います.

また,なぜ600円という少額なのかについては,たぶん金額が低いことにより,被害者が気づきにくいことと,場合によっては決済のための照合データが少なくて済むのではないかと思います.

そして,なぜプライム会費なのかという点ですが,届ける商品がないから犯人にとって都合がいい,ということではないかと推測します.

現状,不正請求があった7月20日(土)から,カードが停止された22日(月)午後2時までの間に新たな不正請求があったかなかったかは確実にはわかりません.というのは,カードが停止された時点でオンラインによるカード利用の確認ができなくなってしまったからです.またこの最終月の請求明細はどの様に手に入れられるのか現在のところ不明です.

旧カードの最終的な利用状況が判明するまでは心配な日々が続きます.

過去から現在にかけてプライム会員になったことはありません.
この方のサイトが総当たり的なアタックを受けた経験があるとのことです.

クレカの不正請求

生まれて初めてクレジットカードの不正請求にあいました.

家計簿ソフトMoneyTreeを開くと,7月20日付で,

Amazonプライム会費 ¥600

とありました.Amazonの利用は長いですが,1度もプライム会員になったことはなく,もちろん,その7月20日かそれより前にプライム会員になったつもりはありません.

しかし,ひょっとしてなにかのはずみでプライム会員を試すボタンを押してしまったかなと思い,Amazonのサイトに行ってみたら,「プライム会員ではない」ことが明示されていました.

そこでAmazonのQ&Aを見ますがピッタリ来るのがなくて電話をするしかない(あるいはあれば問い合わせフォームでもよかった)のでいろいろ調べましたがなかなか電話連絡先が見つからず,かなりストレスたまりました.

なんとか電話のリクエストのページを見つけて電話でオペレーターと話すことができました. そのやり取りでもプライム会員ではなく,私のアカウントからの請求ではないことが確認でき,請求を拒否するようにクレジット会社に連絡してくれとのことでした.

そこで,クレジット会社についてネット検索したらもWebから調査依頼ができるとのことで試しましたが,クレジットカードを選択し直すと,調査のページからホームページに戻ってしまい,らちが明かないので電話しました.

混んでいるとかで7分待たされました. Amazonとのやり取りを説明しすんなりわかってもらえましたが,結論的にはクレジットカードの再発行ということになりました.自動引落には使ってないカードなので,その点は気楽です. Amazonの連絡先探しから全部で約1時間かかりました.

それから1時間くらいして,クレジット会社の調査担当から電話がありました.

請求元はアマゾンで間違いないということでした.詳しい調査を続行するようです.

これは何を意味するのか.ネット検索をしたら,似たようなケースに遭遇した人のサイトを見つけました.

どうもクレジットカードの情報は抜かれたみたいです.それを使ってAmazonにてPrime会費を払いやがったやつがいる,ということのようです.なぜPrime会費という少額な決済に使用したのか.上記のBLOG主の方と同様,疑問は残りますが.

やはりクレジットカード番号の変更はやむなしと言うことでしょう.

当記事執筆の2日前.
でも最初の30日は無料なはず.

WAONポイントまとめられた

“WAONポイント まとめる” とかでネット検索すると「まとめられます」と,出てきます.しかしよくよく読めば,まとめられるのは1枚のクレジットカード付帯のWAONポイントとそうでない複数のWAONポイントです.

ややこしいので念を押しますが,この記事では "電子マネーWAON" については一切触れません.あくまで電子マネーでないWAONポイントです.

自分がしたいのは複数のクレジットカード付帯のWAONポイントをまとめることです.

なんで複数のクレジットカードを持っているかと言うとAEONグループのスーパーやドラッグストアが自前のクレジットカードを発行していて,それぞれの店で使うと割引やポイント割増があるからです.自前のクレジットカードと言っても全部 “イオンクレジットカード” です.

それぞれ,日常的な買い物に使うだけなので大したポイントは付きませんが,それでもまとめれば,ウエルシアの毎月20日のWAONポイントを1.5倍に使える日に活用できます.

前から,こうすればできるだろうとアイデアはありましたが,本日実践して成功しました.

iAEONのアカウントを2つ作る

これが普通の人には最大のネックになると思います.iAEONのアカウントはIDが携帯電話番号です.1つのアカウントに登録できるクレジットカードは1枚です.

筆者の場合はかれこれ7年ほど,スマホ2台持ちをしてます.最初の数年は1台にはデータSIMを入れていましたが,料金体系が変わったかなんかで音声SIMの料金が安くなったのでこの5年程は2番号とも通話もSMSも可能です.iAEONアプリやYahooアカウントによりVポイントアプリにログインする場合はSMS受信が必要になります.

2つの番号を使い,iAEONのアカウントを2つ作り,それぞれのクレジットカードとしてWAONポイントを統合したい2つのクレジットカードそれぞれ登録します.

Vポイントアカウント

VポイントアプリでVポイントアカウントにログインできるようにしておくことも必要です.

後は少々面倒ですがそんなに難しいことはありません.

転送手順

まず,ポイントを送り出したいクレジットカードを登録してあるiAEONアカウントに,1台目のスマホのiAEONアプリでログインします

マイページ → ポイント交換 と進みます.Vポイント交換ボタンを押し,Vポイントにログインします.筆者はYahooアカウントに紐づけしているのでYahoo JapanのIDとSMS認証でログインしました.

後は送るポイント数など必要事項を入力して実行すればよいです.

続いて,同じスマホのVポイントアプリでログインして,ポイントが届いているか確認します.このサービスではほとんど即時にポイントが届きます.

めでたくポイントが来ていれば,そのままVポイントアプリの ホーム → すべて見るボタン → Vポイントを交換するのWAON POINTを押します.さらに,VポイントをWAON POINTに交換するの手続きはこちらからボタンを押し,後はガイドに従って送ってください

もちろん,送り先のiAEONアカウントは先程送ってきたアカウントではない方にしないと意味がありません.

これでポイント交換を実行し,イオンウォレットなどでポイントが届いていることを確認します.こちらもほとんど即時に反映します.

届いていればめでたしめでたし.

どちらのスマホもiAEONアプリ,Vポイントアプリがインストールしてあり,どちらのスマホからもiAEONの2つのアカウント,Vポイントのアカウントにそれぞれログインできればどちらのスマホを使ってもでもできます.
この記事を書いている時点でVポイントが0なので,この先確認できませんでした😅

原価低減

「原価低減」って「原価」と「低減」という一般的な単語の組み合わせですが,自動車業界では特別な意味を持つ言葉のようです.大手メーカーが下請けに納入させる部品を継続的に値下げさせる契約です.

何年か前にどこかのテレビ局の番組で知りました.その時の取材の例では2年で1%とかいう話だったと思います.悪質なのは,それが元請け(=大手メーカー)から下請けへの一方的な要請(強要)ではなく,双方で話し合って決めた形にしているところです.

誰が考えたって,実質的には大手の優位な立場を利用した下請いじめです.

大手メーカーは空前の売上・利益を上げ続けてきました.

昨今の「賃上げ」「価格転嫁」の趨勢の中でこの原価低減はどうなったのか気になっていました.NHKでは報じませんでしたが,昨日のテレビ東京で,大手自動車メーカーは今後も今まで以上に続けると明言していました.

自分たちは過去最高の利益を上げるが下請けへは納入品の値下げを続けさせる.下請けはどうやって賃上げすりゃいいんでしょう.

そんな大手自動車メーカーから企業献金を受けている現与党の党首(総裁)で首相のおじさんは,企業献金が政策決定を歪めたことは一切ない,とこれまた見え透いた嘘をついています

大企業が見返りのない献金などするはずはない,と多くの識者が語っています.

投資はギャンブルではないよ教

ある程度確率・統計を学び,世の中は因果律に支配されていることを念頭に生きて,日頃の国内外の政治,経済などのニュースもある程度追いかけていれば,「投資はギャンブルだ」ということが自然と結論として出てきます

ところがどっこい.「投資はギャンブル」でネット検索すると,「投資はギャンブルではない」という記事がずらりとヒットします.投資はギャンブルではない原理主義の宗教が蔓延しているかのようです.

バカバカしいけどいくつかの記事を斜め読みしたところ.

  • 投資とギャンブルは元本保証でなく最終的に “自己責任” (という本質)は同じ
  • 社会貢献している将来有望な会社への投資は間接的な社会貢献

なんてことが書かれています.そう,本質は同じなんです.また2番目は重大問題ですね.競馬,競輪,競艇,オートレースファンは馬の魅力や騎手や選手たちの人柄や将来性に賭ける人も少なくないです.そうした公営ギャンブルファンを敵に回しています.

こんなことまででっち上げないと差別化ができないということなのでしょう.

逆に民間企業がうちは社会貢献しています,人材育成していますと自称したところでその裏まで取って投資している人はどれだけいるんでしょうか.

FXやバイナリーオプションに至っては,誰が見ても危険なギャンブルです.

また,一番納得いかないのは巨大地震など大規模災害に対する投資のリスクを「ないよ教」のサイトが詳しく説明していないところです.AI投資などはある程度は加味していると思いますが,それでもリスクを科学的に言われている水準まで上げるとリスクが勝ってどこにも投資できなくなると思います

投資はギャンブルだと割り切って無理なく投資する(=賭ける)のが大事だと思います.

ギャンブルは期待値1未満

そうは言ってももともと売上から胴元(公営ギャンブル主催者)の取り分を取ってから払戻金を分配する公営ギャンブルに対して,投資は得した人損した人を平均すれば元本+αになる可能性が高いので別物でしょう,って筆者もずっと考えていました.その考えを変えたのが,この最高裁判決です.

外れ馬券が必要経費に当たるという判断は常識的に考えれば当たり前の話で,特に画期的とは思いませんが,関連のニュースでこの被告は自作のソフトで馬券を購入して経常的に利益を得ていたということを知って驚きました

以後競馬は投資の対象になり得ると確信していますし,似たような投票システムの公営ギャンブルには皆その可能性があると思います.

一方で投資にもFXのようにギャンブル性が高いものもあります,というかそれこそギャンブルそのものです😅

また期待値が1未満かどうかがギャンブルと投資の違いとすると,長らく低迷していた日本の株,外貨や暗号資産など,短期・中期的には期待値が1にならない状態が多々あります

投資の経験則

  • 金持ちは投資で儲けるが貧乏人は投資しても大して儲からないか損をする
  • 金持ちは大損したら補填されるが貧乏人は全部自己責任
少なくとも投資とギャンブルに明確な境界線はない,と.
いや,それでもできてない😅
南海トラフ地震は向こう30年以内に70〜80%,首都直下地震は同じく70%.
金融証券会社にしてみれば,リスクを過小評価しても最後は「自己責任」で逃げられます
期待値は1未満.
最高裁判事にも常識があったというところが画期的かもしれません😅
合法的に利益を上げ続けていく上で外れ馬券を経費と認めたこの最高裁判決は重要です.
もちろん莫大な時間とカネをかけてシステムを完成できればの話で,自分でやるつもりは毛頭ないです😅
場合によっては長期的にも.