大企業にテレワークを義務づけよ 〜2〜

先日のNHK報道に寄れば,都内の従業員30人以上の企業のうち,テレワークを実施しているのは6割程度だが,半数が週に1〜2日程度とのことです.

お付き合い程度,アリバイ作りといったレベルです.それでもまだやっているだけましだと思います.

通勤客が減らない実態を考えれば,テレワークを導入してもカネにならない,カネがかかる,といった理由からガン無視して全社員を普通に通勤させている「今だけ金だけ自分だけ」の上場企業は少なくないと容易に推測できます.

企業には社会的な責任がある.

返信メールアドレスが書かれてないメールは全て “Report SPAM”

企業から届くメールで何が腹立たしいかといって,「このメールは送信専用で返信は受け付けません」というものです.

まだ,問い合わせのURLがあればましですが,それもなしに欲しくもない情報のメールを一方的に送りつけられるのは,不愉快極まりないです.

ヨーロッパじゃたぶん,法令違反行為になるんじゃないでしょうか.知らんけど.

こうしたメールの送りつけは,今後全て,メールのプロバイダーに「SPAMとして報告」します.

大企業にテレワークを義務づけよ

もう,飲食店の時短要請だけじゃ効果が出ないってみんな解っていますよ.

東京都が発表しているその日の新規感染者の年代別内訳では,20代,30代がたしかに多いけど,40代,50代も少なくなく,その「現役世代」で新規感染者の大半を占めています.この現役世代がみんな飲食だけで感染しているわけではないでしょう.人流そのものを押さえないといけません.

そのためには,中小・自営が多い飲食店ばかりに要請しないで,利益を出している大企業に,利益や会社の規模に応じて,テレワークを義務づけるしかないでしょう.

メディアは,テレワークを実施している企業の取材でなく,大企業なのに,コロナ禍でも利益を上げているのに,テレワークをまともに行っていない企業を取材して,厳しいコメントを付けて報道して欲しいと思います.

(大)企業には社会的な責任がある.

二酸化炭素濃度

二酸化炭素消火システムに関わる痛ましい事故が起こってしまいました.少し前にも同様の事故があったと記憶しています.

これまた,知らなくて残念な話なのですが,二酸化炭素は人体に有害なのです.

私も数年前までは知りませんでした.もちろん一酸化炭素の危険性は昔から知っていました.しかし,二酸化炭素については,多少濃度が高くても酸素があれば問題ないだろうくらいに思っていました.

ネットで調べると,二酸化炭素濃度が25%(250,000ppm),サイトによっては4%(40,000ppm)で生命の危険があるとあります.

先日の事故では,消防隊員が到着したときに20%の濃度があったと言うことなので,消火装置が誤動作した直後は,それを遙かに上回る高濃度の二酸化炭素が充満していたと推定されます.

こうした危険性から,消火設備として二酸化炭素を充填する方式は,人が普段立ち入らない施設のみの設置に限定されているようです.とはいえ,普段人が入らないからと言ったって,メンテナンスや工事などで人が立ち入ることは必ずありますし,実際こうした事故が起きているのですから,こんな危険な消火設備を設置しておいて良いのか,はなはだ疑問に思います.

なお,今回調べて参考にしたサイトの情報には,「大気中の二酸化炭素濃度は250〜350ppm」などの大昔のデータが平然と書かれていたり(現在は400ppmを超えています),肝心なところに誤字があったりするので,あえてリンクは張りません.

さて,どうしたものか

今回のトリチウムの放出のことですが,自分も含めてなのですが,知らないというのは困ったものです.

私自身は,制御不能になったら暴走してしまう原子力発電システムについては,廃止すべきと昔も今も考えています

一方で,トリチウムを含む水については,科学的に安全といえるレベルならば,放出していいと思っています.ただ,福島だけで放出するのは不公平なので,海に面した都道府県で,海岸線の長さに応じてとか分配して放出するとか.その際,福島県は除外しても良いんじゃないかと思っています.

しかし,東京新聞の報道を見て,そういう議論は無駄と知りました.

調べれば解りますが,この施設以外でも,海外を含め日常的にトリチウムは海に流されています.そもそも技術的に取り除けないんですから.

もちろん,これから福島第一から放出されるトリチウムの量が,これまでに世界で放出されてきた量の何倍とか何分の1とかの量なら問題かも知れませんが,東海村の施設だけでも既に5倍以上のトリチウムが放出されてきたということですし,世界全体で見れば放出量は膨大で,それに比べて福島第一がこれから放出する量は問題にならないでしょう.

それでも福島第一だけを問題にしなければならない理由が私にはもはや分かりません.

もはや,いじめ,外交を含めた政争の具

風評被害を防ぐ方法は,トリチウムをこれまで放出してきた日本や海外の具体的な施設名と量を公表,というか,福島の風評被害が薄まるように「宣伝」すればいいです.

他にも,放射性廃棄物の処理が確立されていない,経済性が高くない,など,やめるべき理由はいくつもあります.