選択を誤ったMac mini

ときどき当BLOGにも書いてますが,2006年頃PowerPCのMac miniを購入したのが初めで,その後6台のMac miniを買ってきたと思います(都合7台であることを,Apple Storeのメールで確認しました😓).

その中で一番選択を誤ったと思うのが,昨年暮れまで使っていたMac mini Late 2014のCore i5 dual-coreのものです.Apple Storeからのメールで確認すると,2015年12月に購入したので,4年間使いましたから,まあ,使用期間的にはそれほどの問題はないです.しかし,その間,パフォーマンスの悪さにずっとストレスを抱えていました.

たいていのことは問題がないのですが,仮想マシン(VMWare Fusion)下でのWindowsが遅すぎました.スペクトルのウォーターフォールを満足に描けません.

その他もストレスになるほどではないにしても遅さを感じることはしばしばありました.

その前までは,2012年11月に買ったCore i7 quad-core (8 thread)のものを使用していました.これは,自分用のWSとしては3年しかもたなかったんですが,今も家族用として使用しています.その前に使用していた家族用(それもたぶんお下がり😓)が壊れたので,3年でCore i5のものを追加購入したという形です.

Core i7のパフォーマンスの良さに慣れていたのですが,2015年の購入の際は,i5にしてもメモリーを十分積めば大丈夫だろうと,メモリーを16GBにしました.しかし,CPUのパフォーマンスも重要ということを思い知らされました.古いCore i7にできることが,新しいCore i5にはできない.

本日久しぶりに,電源を入れてみましたが,起動音はしますが,画面表示が一切出ません.当分は部品取り用に残しておきます.

2015年12月購入のMac mini Core i5 dual-core.

Raspberry Piで暮らせるか (2) Browserも厳しい

いきなりつまづきました.WSを日常的に使うにあたって,Web browserが十分に使えれば,9割がたの仕事はRaspberry Piで済ますことができそうです.しかし,かなり厳しいです.

SNSやBLOGに写真を貼り込むのが案外面倒です.写真はiPhoneで撮ります.Macintoshではその写真をどう貼り込んでいたかというと,iPhone側で写真を選んで「コピー」して,Macionshで「ペースト」すれば完了です.これに慣れてしまったのが敗因かもしれません.すべてこれでうまく行くわけではありませんが,MeWeとFacebookはOKです.

これが使えない,WordPressのBLOGの場合,Firefoxで記事の作成・編集中に,いったん「写真」アプリにて,貼り付けたい写真をデスクトップにドラッグします.

そして,FirefoxのBLOG編集画面に戻り,デスクトップに置いた写真を一つずつはめ込みたいところにドロップしていきます.

MeWeやFacebookでは,できた各種のおかずの乗った大皿から直接弁当箱に菜箸で入れるのに対して,WordPressでは,一旦別の皿に置いてから弁当箱に入れるような感じでしょうか.

それでは,同様のことをRaspberry Piでするにはどうすればいいか.気の遠くなるような手順が必要そうです.それはおおげさにしても,最短で,

  1. Chromiumの新しいタブにGoogle Photosを開く(Google Photosへの自動uploadをiPhoneでONにしています)
  2. 差し込みたい写真を選んで,ダウンロードの機能を実行(drag & dropはできない
  3. 複数の写真だとzip化されるので,ダウンロードフォルダーから適当なところに移して展開
  4. 差し込みたいSNS, BLOGにドロップ

で,たぶん行きそうです.

わが家の庭に実った大きな渋柿

やってみれば,まあ,それほど手間ではありませんでしたが,手軽さは「iPhoneでコピーしてMacのブラウザにペースト」には遠くおよびません.中間的な置き場所にもファイルは残りませんので,あとで整理(廃棄)する必要もないですし.

また,browserの責任ではありませんが,日本語変換のMozcがあんまり良くありません.一番けしからんのは,全角文字を入力している途中で,偶発的に日本語入力が解除されてしまうときがあり,そのとき,入力途中の文字が全部消えてしまうのです.偶発なので,どういう操作がそれを招いているかわかりません.まあ,がっかりします.未変換の文字がある場合は,制御を渡さないくらい堅牢な設計にして欲しいです.

それと,Chromiumも固まりますね.昨夜はBLOGかSNSに入力中に固まり,外のマシンからsshで入って, “halt”をかけて就寝しました😥 GUIは固まりましたが,システムは生きていたのでまだ良かったです.

Work Station.まあ,サーバーでないパソコンですね.
Googleの責任ではあります😥

Raspberry Piで暮らせるか

まあ,無理です😥 それでもできるところまでやってみます.

日常生活において,パソコンで何をしているか考えてみます.

  1. Web browserでの作業(SNS, メール,クラウドの表計算など)
  2. メール専用アプリを使う
  3. 専用アプリでSNSを利用
  4. 音楽を聞く
  5. 写真のアルバムいじり(写真の追加,整理)
  6. ドキュメントスキャナーにつないで,レシートやもろもろの書類を電子化して整理
  7. ターミナルソフトで,サーバーにつなぐ
  8. 仮想マシンのWindowsを動かす
  9. ドキュメントソフトで日記を書く

くらいでしょうか.全体の割合のうち,1が半分以上でしょう.Raspberry Piの性能が十分であれば,1, 2, 7, 9は可能ですから,まあ,半分以上の用は足ります.しかし,その他も,利用の割合は低いとはいえ,生活には欠かせません.

できることだけでもRaspberry Piでしてみようと,Raspberry Pi 4 Model Bを買いました.

今回購入した,Raspberry Pi 4 model B 8GB RAM, ケースと電源,micro HDMI-HDMIケーブル

使いながらセットアップしていますが,やはり,厳しいですね.予期せぬところで,いわゆるプチフリーズします.いったいいつまでフリーズが続くか解らないのでストレスになります.特にデリケートな設定をいじっているような時に固まると,寿命が縮まります.

Web browserは,最初Firefox-ESRを使ってみましたが,プチどころかしばしば完全に固まります.Chromiumのほうがまだマシなので,他のMacintoshやLinuxで使用しているFirefoxと同期できないデメリットがありますが,そこはあきらめて,Chromiumで行くことにします

Thunderbirdもインストールして設定しました.LinuxやMacのThunderbirdのデータディレクトリーを持ってきて,$HOME/.thunderbirdに展開してみましたが,コンパチビリティーが無いようで,あきらめて手で設定しました.思い出しながらでは到底無理で,MacintoshのThunderbirdの設定を見ながら,手入力という俗なというかベタな方法で設定しました.全部IMAP接続で,自宅のサーバー,GMail, iCloudと某所のサーバーの設定を完了できました.

プチフリーズ的なフリーズの主な原因は,SDカードをルートドライブにして,SWAPもその中のファイルでやっていることでしょう.せっかく,Raspberry Pi 4 model Bは,SDカード無しでUSBドライブから起動できるので,次の段階として,SSDをUSBでつないで起動するように仕立ててみます.

8〜9割かも.
4もとにかく「音楽を聞く」だけならRaspberry Piでも可能ですが,膨大なiTunesのライブラリーをプレイリストなどの付加情報ごと移転するのは無理という意味で,可能な範疇に含めません.
ときには,システムを道連れに😥
当然ですが,他にいくつかあるRaspberry Pi間ではChromiumでブックマーク他が同期できます.

Slackware ARMのSDなしブート

Slackware ARM 12.1をRaspberry Pi 4 Model B (以下 “RPi4” )で走らせています.かなり前から,ルートドライブはUSB 3.0で接続したSSD (1TB)にしているので,起動用に使用しているSDカードがパフォーマンスに影響することは全くありませんでした.

でまあ,その他的にも特に影響はないのですが😓,せっかくRaspberry Pi財団が,SDカードなしでブートするブートローダーを正式に出しているので,この際ですから,ブートローダーのupdateをしてみました.

Linuxと共に生きる人生を結構長くやってまして,近年,数百GB〜数TBのHDD/SSDのパーティションは,

  • パーティションマップはGPT
  • 最初のパーティションは,512MB〜4GBで,EFIや/boot,またはSWAP用
  • 2番目のパーティションは2〜4GBで,SWAP用
  • 残りは1つのパーティションのまま,Linux用

といった3パーティションの形で切るのに落ち着いてきてます.だいたいこのように統一しておくと,使い回すのに便利です.

Slackware ARM用のSSDも,GPTで,512MB EFI用(当システムでは不使用),4GB SWAP,残りの1TB弱がLinux用でルート,となっていました.そこで,fdiskで最初のパーティションのtypeをMicrosoft Dataに書き換え,リブート後,最初のパーティションをmsdos型式でフォーマットしてから,/bootにマウントしているSDカードの中身を全部書き込み,/etc/fstabで,/bootに対応する物理ドライブをSDカードからSSDの最初のパーティションに書き換えて,Slackware ARM側の準備は終了です.

ブートローダーの書き換えは,結局,Raspberry Pi財団のサイトから,外部PCによる復旧用SDカードの作成を選んで,空いているSDカードにBootloader修復ツールをインストールして,そこから実施しました.今後もブートローダーのアップデートの度に同様の方法を行うことにします.

以上正しくできていれば,SDカードなしでブートできます.また,Raspberry Pi OSから,rpi-eeprom-config, rpi-eeprom-updateおよび,/lib/firmware/raspberrypi/bootloader/の中身をSlackware ARMの方にコピーしました.今後,これらが役に立つのかどうかは解りません😓

実際は,紆余曲折,試行錯誤がいろいろありましたが,最短経路はたぶん上記の通りだと思います.

Slackware ARMで,rpi-eeprom-updateコマンドをかけて,最新のブートローダーになっていることが確認できました.

RPi OSによるupdateは必要(追記)2020/11/02

そうだろうなと思っていましたが,rpi-eeprom-updateは,EEPROM内のブートローダーと,/lib/firmware/raspberrypi/bootloader/criticalを比較するだけのようです.ですから,Slackware ARMで,rpi-eeprom-updateを今後何回繰り返しても未来永劫up-to-dateが返ってきます.

そのため,bootloaderを最新に保つためには,定期的に,Raspberry Pi OSのSDから起動して,apt update… を実行するしかなさそうです.

当社調べ

当記事を含む,当サイト内の情報は全て「当社調べ」によります.

起動後は/boot.
強いて言えば,現実味のあるブート用のSDカードの寿命の際,新しいSDカードに書くのがちょっとめんどうかも,という程度です.中身については,毎日実施しているバックアップで保存してます.
たぶん,1995年から.
GPTを本格採用したのは2018年からで,それまではMBR.
/dev/sda1

QSLカードburoに送りました

10月29日にJARLビューローからQSLカードが届きました.今回届いたのは,目分量で150枚より少し多いくらいと思われます.そのうち,DXからは2枚で,そのうち1枚はJAのマネージャーからなので,海外からのQSLカードは1枚ということです.もう,海外で紙のQSLカードのやりとりをしている人は非常に少ないようです.

カードの内容確認は,その日のうちに終えました.こちらから,130枚ほどの返信をする必要がありますした.

翌日に印刷して,その日のうちに投函と思いましたが,結局,31日に印刷し,本日(11月1日)クリックポストで,JARLビューローに発送しました.

ビューロー経由は,1年内外で相手に届けばいいくらいに考えていましたし,郵送料の節約や,封筒や梱包材などの資源節約のため,年に2回くらいビューローに送っていたのですが,たまに,交信から1年に満たないうちにQSLカード発送の照会があるし,今のプリンターが遅くて,200枚とか印刷するのはなかなか骨なので,今回から,ビューローからカードが来たらその都度数営業日内に返信分をJARLビューローに送る方針にしました.

なお当方はQSLカードは集めていませんが,ある程度まとまった数の交信をしているのに,「カードは発行していません」というのは粋ではないと思っているので,受領分については必ず返信することにしています(交信時に特別な約束をするなどしていない限り,原則としてこちらからは送りません).

また,同一バンドかつ同一モードにおける交信(同一スロット)分については,JARLビューローの負担軽減のためにも,送らないでいただきたいです.

なお,お願いですが,返信カード不要の場合は,一目見て解るように強調する字体・大きなフォントサイズ・色などで書いていただけると助かります.

現状では届いたら返信するようにしています.