今日は天気も微妙で,畑仕事はやめ,無線のほうも木曜日でおなかいっぱいになったので,午前中は自宅サーバーのメンテをしました.
SlackwareのSecurity updateの情報を参考に,関連パッケージを最新にしました.
ついでにPerlも5.22.1にしておきました.
横断歩道での一時停止は善意ではなく義務 (Powered by WordPress)
Kernelの4.2〜4.5あたりで,SSDのサポートについてずいぶん改良が行われているそうです.
一部のSSDはTRIM機能をONにすることで,修復不能なデータ破壊をする危険性があるそうです.そこら辺の取り組みがなされたようです.
Kernel 4.1.xから4.2にしたところ,SSDのアクセスが目だって遅くなったので,ちょうど4.1.xがlong termになったこともあって4.1.xにしばらくとどまっていました.
しかし,SSDサポートが改良される前の4.1.xにとどまるのは不安もあります.そこで,4.4.xにしていました.4.2のときの遅さはそのままでした.
4.5にしてみたところ,改善はしたようです.4.1.xの頃のSSD的な速さはまだ感じられていません.
4.5にすぐしなかったのは,nVidiaのドライバー,NVIDIA-Linux-x86-364.12にすると,Xが起動しなかったためです.NVIDIA-Linux-x86-361.xxシリーズは4.5に対応してないだろうと勝手に思い込んでいました.
しかし,4.4.6の下でのSSDの遅さは異常です.そこで,ダメ元と思って,NVIDIA-Linux-x86-361.xxの最新版,NVIDIA-Linux-x86-361.42を試したところ,Kernel 4.5.0でOKでした.
最近,GPG/PGPで暗号化メールの送受信をすることはほとんど無くなってしまいました.非常にデリケートなファイルを,GPGで暗号化して保存する,という用途で使用しているくらいです.
セキュリティー的には,逆に昔よりも危うくなっているのですが,みんな危うさに慣れたようですね.正常性バイアスってやつです.
仕事でもパスワードをかけたPDF, DOCX, XLSXなどを送ってきて,次のメールに平文でパスワード送ってきます^^;
アメリカ政府だけでなく,イギリス首相なんかも,「政府に解読できない暗号はあってはならない」なんて,強権的なことを平気でいってます.
で,一番セキュリティーの高い暗号化法は,今も昔もGPG/PGPです.楽なのは,Apple Mail + Mac GPGなんですが,WindowsやLinuxでも同じように扱える環境といえば,Thunderbird + Enigmail + GnuPGしかありません.
プロバイダーのメールアドレスが変更になったので,PGPのsubkeyを修正して,久しぶりに動作確認をしてみました.
なかなか動かなくて往生しました.Windowsに関しては,gpg-agent.confが不適切で,pinentry(.exe)を正しく指していませんでした.これを修正して解決.
Linuxに関しては,以前Qt-5をインストールしようとしてぐちゃぐちゃになっていたようで,pinentryが動きません.そこで,Qt 4.8.3をbuildしなおし,libgpg-error 1.21, gnupg 2.0.29, pinentry 0.9.7をbuild & installしました.あとは,
を参考に,解決を図りました.三種のpinentryのうちどれでもいいんですが,結局,pinentry-qtを使うことにしました.
/libにlibgpg-errorの古いのがあって,ちょっと遠回りさせられました^^;
めでたし,めでたし.
を参考に,まず,空のソースを作り,
touch test.c
-dM -Eオプションを付けてコンパイルします.
gcc -dM -E test.c
残念ながら,mtanedaさんのプログの下の方に書いてある,/dev/nullを指定する方法はうまくいきませんでした.
ゴミ掃除.
rm -v test.c
UW IMAPは,make時にIP=6を与えないといけないのです.
普通は,configure時のオプション設定で,そうした設定をして足りるんですが,たまにこういうオレ流なパッケージがあります.
Slackware-currentのalpine.Slackbuildですが,
# Build and install: # Since we build non-compliant to RFC3501 we have to answer 'y' half-way: echo y | make EXTRACFLAGS="-fPIC" SSLTYPE=unix || exit 1
を
# Build and install: # Since we build non-compliant to RFC3501 we have to answer 'y' half-way: echo y | make EXTRACFLAGS="-fPIC" SSLTYPE=unix IP=6 || exit 1
にしないと,IPv6サポートになりません.
そう,これだけのこと^^; オレの週末を返せぇ!
Slackware付属のIMAPデーモン(サーバー)が,IPv6で使えない問題の解決策の話です.