Kernel 4.5.0でSSDの遅さ改善か

Kernelの4.2〜4.5あたりで,SSDのサポートについてずいぶん改良が行われているそうです.

一部のSSDはTRIM機能をONにすることで,修復不能なデータ破壊をする危険性があるそうです.そこら辺の取り組みがなされたようです.

Kernel 4.1.xから4.2にしたところ,SSDのアクセスが目だって遅くなったので,ちょうど4.1.xがlong termになったこともあって4.1.xにしばらくとどまっていました.

しかし,SSDサポートが改良される前の4.1.xにとどまるのは不安もあります.そこで,4.4.xにしていました.4.2のときの遅さはそのままでした.

4.5にしてみたところ,改善はしたようです.4.1.xの頃のSSD的な速さはまだ感じられていません.

4.5にすぐしなかったのは,nVidiaのドライバー,NVIDIA-Linux-x86-364.12にすると,Xが起動しなかったためです.NVIDIA-Linux-x86-361.xxシリーズは4.5に対応してないだろうと勝手に思い込んでいました.

しかし,4.4.6の下でのSSDの遅さは異常です.そこで,ダメ元と思って,NVIDIA-Linux-x86-361.xxの最新版,NVIDIA-Linux-x86-361.42を試したところ,Kernel 4.5.0でOKでした.