昨日(2016年11月20日(日))のNHKのなんかの番組で,子育て期の女性の就労についてのいろいろな問題について取り上げていました.
「うまくいっている例」として,大手食品会社(カルビー)の子育て中の女性管理職の仕事と家庭の様子が紹介されていました.
これを見て思ったのは,
- 子育て中は短い時間の勤務って言っているのに,残業しないだけで,定時まで働いている
- 勤務時間が短くても成果をあげればいいというけど,成果には量的な要素もある.実際定時で帰ってさばききれない仕事は家に帰ってから行っている
- 旦那は何もしないのか.大手メーカーの管理職よりもずっとえらい人なんでしょうか.それにしても,当然のように子供の夕食の時間に帰って来ず,全く家事・育児にタッチしていない様に見えるのに大いに違和感ある
- こんな状態で女性の登用に成功していると威張っている会長に最大級の違和感
成功例を見たというより,日本における長時間労働のまんえんしている状況,女性の働きにくい問題の縮図を見たように思います.