Debian実マシンをぶっ壊す (3) いちおう復旧

もとの実マシンでなく仮想マシンから持ってきたので,厳密な意味での “復旧” ではありません.しかし,Debianの実マシンが復活したので,広い意味での復旧ということにします

結局最終的に成功したのは,Manjaroの実マシンにDebianのパーティションを適当な場所(たとえば/mnt/hd)にマウントして,

root #mount --types proc /proc /mnt/hd/proc
root #mount --rbind /sys /mnt/hd/sys
root #mount --make-rslave /mnt/hd/sys
root #mount --rbind /dev /mnt/hd/dev
root #mount --make-rslave /mnt/hd/dev
root #mount --bind /run /mnt/hd/run
root #mount --make-slave /mnt/hd/run 

という具合にお膳立てしてから,

root #chroot /mnt/hd /bin/bash
root #source /etc/profile
root #export PS1="(chroot) ${PS1}"

として,さらにDebian実マシン用のEFIにしている/dev/sda1を/boot/efiにマウントしてから,UEFI+Grub2の手順にしたがって,EFIとGrubをインストールしました.

一年前の実マシンのバックアップからの復旧も試してみます.

このページの内容は固定ページに収録します.

利用した仮想マシンはもともと実マシンのクローンとして作成したので “復元” に近いといえます.

WAONポイントとTポイントの相互交換

知りませんでした.2023年4月から,WAONポイントとTポイントが相互交換可能になっていました.

週1〜2くらいウエルシアで買い物をします.TポイントとWAONポイントの両方が付きますが,使い勝手はTポイントのほうがいいです.

イオンクレジット発行のクレジットカードはイオンカードとカスミカードをもっています.イオンカードはどちらかというと銀行のマネーカードとしての位置づけで,クレジット機能や電子マネー機能はあまり使いません.ただし,月に1度クレジット払いをすることで月に1度送金手数料が無料になるシルバーステージに到達するのでそのためだけに利用しています.

カスミカードは水曜日と金曜日にカスミで買い物をすると5% offとなるので,これもほぼその目的のためだけに使用しています.

イオンカードとカスミカードの利用によるWAONポイントはどちらもひと月に数十ポイント(1ポイント=1円)がいいところです.

これらの小銭をなんとかまとめたいという話です.以前はカスミカードとイオンカードのWAONポイントはWeb上のサービスでまとめられたのですがいつの間にかできなくなって数年経ちます.

それがこの4月から,WAONポイントをTポイントに相互交換可能になっていると今日知りました.

iAEONアプリのマイページからポイント交換に進めばできます.事前の準備として当たり前ですがiAEONにWAONポイントを紐づけておくことが必要です

Tポイントの番号に関してはYahoo! Japanにログインすることで入力は不要です

交換のボタンを押してから15分くらいかかると説明書きがありましたが,5分後に確認したらTポイントに加算され,WAONポイントはなくなっていました.

より少ないイオンカードに付くWAONポイントについてはどうしようもないのでこれまでどおりスマホの電子マネーWAONアプリにチャージします.

この夢のような交換サービスはたった1年間の来年3月いっぱいで終わるそうです.たぶんTポイントとVポイントの統合が関係するのでしょう.残りの8か月間小銭をTポイントに集約したいと思います.

筆者はカスミカード付帯のWAONポイントを紐づけていますり.
これも当然Yahoo! JapanのアカウントにTポイントカードの番号を事前に紐づけてあることが必要条件です.

アシナガバチの執念か

今朝,ジムバトルから帰ってくるとわが家の植え込みにアシナガバチが入り込む様子を見ました.この植え込みにはアシナガバチがよく巣を作ります.

アシナガバチはおとなしいのですが,それでも蜂です.以前植え込みを刈っていたら,営巣中の女王蜂に左手の親指と人差指の股の部分を軍手の上から刺されてずいぶん腫れたことがあります.刺されてから気がついたのですが,巣の数十センチ手前あたりを無造作に刈り込もうとしていて,女王蜂は巣を壊されまいと必死の抵抗をしたのでしょう.蜂だなと感心したのはすっと飛んできてさっと刺して去っていきました.一瞬でした.蚊が刺すのと全然違います.

気の毒ですが,巣に戻った女王蜂にたっぷり殺虫剤をかけて殺しました😓 ちなみにアシナガバチはキンチョールで十分効果があります

以来植え込みにアシナガバチが出入りしているところを見つけると殺虫剤を持ってきますが,ほんの何十秒ですが戻った頃にはそこには大抵いません😓

今朝は,見つけた場所ではないですが付近をまだホバリングしていたのでアースジェットをかけました.

アースジェットはキンチョールよりたいてい安く売っていますが,すぐに中身が空になるのであまり得ではありません.しかし今朝は家人がキンチョールを墓参りに持っていくよう荷造りしてしまったので,やむなく残り少ないアースジェットを使用したわけです.

ホバリングしているところにスプレーしましたが,アースジェットがちょうど切れた事もあって十分に当たった手応え😓がありません.

この後アシナガバチはお隣の二階のひさしまで急上昇し,すぐに下降してわが家の別の植え込みの周辺を飛行し,また2階屋の屋根くらいまで急上昇してから急下降して,なんとアースジェットを持っている右手にぶつかりました.

慌てて振り払いました.刺されはしませんでしたがこの後のアシナガバチの行方は追えませんでした.多分殺虫剤は十分かかっていて死ぬ前の異常行動をしたのだと思いますが,アシナガバチの最後の執念というか怨念を見たような気がします.

スズメバチはキンチョールでは死にません.
個人の感想です.

Debian実マシンをぶっ壊す (2) 進展なし

昨夜も2時間ほどあがきましたが進展なしです.

まずはぶっ壊したパーティションに,生きているDebian AMD64 bookworm (12.1)の仮想マシンの仮想ディスクの内容をコピーしました.これは内容量があまり多くなかったこともあり思ったより短時間ですみました.

引き続き自分で書いたメモに従い,DebianのインストールDVDイメージをUSBメモリーに焼いてレスキューモードからターゲットパーティションをchrootでマウントするという手軽な方法をとりましたが,それから先が進みません.EFIの設定もGrubの設定もエラーが出てできません.

お手軽なchrootがいけないのかもしれないので,手で設定してからchrootするManjaroの方法を今夜試してみます.

厳密には,空いている手頃なUSBメモリーがなかったので,16GBのSDカードに焼いて,USB-SDカードアダプターに差しました.

Debian実マシンをぶっ壊す

昨夜,なんにもしてないのにDebianの実マシンを壊してしまいました

Debianの新しい安定リリースbookwormが6月にリリースされていたのに今頃気が付き,まずは仮想マシンからupgradeしてみました.Debianの仮想マシンはAMD64版とx86 32bit版の2つを飼っていて,特になんにも考えず,/etc/apt/sources.list内のbullseyebookwormに書き換えて,apt update; apt upgrade; apt full-upgradeや,apt autoclean; apt autoremoveをしたらbookwormになりました.

楽勝だったので実マシンもupgradeすることにしましたが,かけがえのない実マシンなのでより慎重にとsources.listを書き換える前にapt update; apt upgrade; apt autoclean; apt autoremoveをしてから,sources.listを書き換え,仮想マシンと同じ手順を施しましたが,ぶっ壊れて再起動しなくなりました.updateの過程でファイル関係のエラーメッセージが出ていたようですが,気にせずやったのが良くなかったようで,Manjaroを起動して,Debianのrootパーティションをfsckすると,修復不能と出ました😓

これはいったんパーティションをフォーマットし直すしかないので,バックアップを確認すると,ちょうど一年前の7月のものが最新でした😓 それでも動かないのではしょうがないので,パーティションをフォーマットしてからrsyncで1年前のバックアップをコピーバックしました.

しかし,grubの設定の仕方をすっかり忘れてしまい,昨夜のうちには起動できませんでした.

自分の記録を見ると,インストール用DVDイメージからレスキューモードでgrubの設定をするようです.一年前のDVDイメージを探すのも面倒なので,bookwormにupgradeできた仮想マシンのディスクイメージをDebianのパーティションにコピーして, 最新のDVDイメージからrescueすることにします.この仮想マシンはもともと実マシンから移転したものです.

まあバックアップの意味もあって仮想マシンを飼っているわけです.ただし,仮想マシンの仮想ディスクからコピーバックするのはかなり時間がかかります.今回実マシンの復元に成功したら,今後はまめにバックアップを取ることにします.

なんにもしてないのに壊れるわけはなく,厳密に言えば,「何も悪いことはしてないのに…」です.世の中に蔓延する「何もしてないのに壊れた」も,責任逃れのいいわけです.
一年前のバックアップがその時点でup-to-dateな保証もないし😓