請求データの遅いクレカの謎

ここ数年,家計管理ソフトを利用しています.そのソフトは各種アプリで銀行口座やクレジットカードの利用・請求情報を確認するのをサイトごとに対応して,とりまとめているものです.昔の複数のBBSのログ(記事)を自動的に集めてくるオートパイロットみたいなもんです.その家計管理ソフトにクレジットカード利用が反映する時は,クレジット会社のアプリに反映するのと実質的に同時です.

そのソフトを利用していて気がつくのは,カード利用からデータに反映するまでの時間がクレジット会社によって大きく違うことです.

早いところはカード利用の翌日反映します.ただ,同じクレジット会社でも,利用した店によって数日遅れることがありますので,このクレジット会社は利用店からデータが来たらほとんど即日利用データに反映していることが解ります(数日遅れるのは利用店がデータの送信を遅らせている).

遅いところは2週間かかります.あくまでそう感じているだけで測ったわけでないので「個人の感想」ですが,月に2回,15日分とかまとめて送ってくるとかではなくて,月のいつ使っても確実に2週間程度遅れてデータが来ます.

電子データを2週間,何処にどのように留め置いているんでしょう.漏れや重複なくデータを送るのだったら,留め置かないでさっさと送った方が確実だと思います.

実はそれは,某大手ガソリン元売り系のクレジットカードで,大手自動車メーカー系のクレジット会社が運用しています.ガソリンや灯油を買う時に使いますが,請求時に店頭価格よりもさらに割引があります.割引を確認してから次に買うかどうか判断したいのですが,2週間遅れだと一番寒い時期には灯油の購入のサイクルよりも長くて活用できません.

さっさと,請求データを利用者に開示するよう改善して欲しい(せめて一週間程度)ですが,少なくとも非効率で,リスクに繋がるようなことをしてないことを願っています.

追記

ちょうど2週間後に反映されました.

updateかupgradeか

ISOやIEEEで決まっている話ではないのですが,ソフトウエアのバージョンのつけ方は,

Major.Minor.Patch

と付けるのが主流になっています.LinuxのKernelのバージョンは,最初にリリースされた頃は3桁目がpatch levelでなくて,minor versionの意味合いでした.それではセキュリティーの対策を迅速に取るのが難しいため,2.4.xの途中からは4桁目を設けてそこを数日で更新するpatch levelにしていました.

しかし,煩雑で世の中の大きな流れには沿わないので,2.6.xから3.0になるときにバージョン体系が主流のMajor.Minor.Patchの3桁になりました.

Perlも独自のバージョニングをしてましたが何年か前にバージョン体系を変えました.

さて,まあ,これもどうでもいい話ですが,updateとupgradeは,patch levelが更新された場合はupdateで,Major versionが更新されたらupgradeというのが世の習いのようです.

では,Minor versionの更新はどうでしょう.開発元のポリシーなどでMinor Versionの更新に伴う機能の拡充やソフトの根幹の更新の度合いはかなり違うので,ケースバイケースでしょうか😓