SSDの寿命

SSDには,書き込み回数による寿命があることは知られています.では,今売られているSSDの寿命はどのくらいなのかを,The Tech Reportというサイトが,継続的に取り組んで,報告してくれています.

その結論的な記事が下のリンクです.

一番早くだめになったSSDでも700TB書き込めて,標準的には1PB書き込めるという結論です.

テストでは,240GB前後の容量のSSDを使っています.SSDは,書き込むブロックを分散させるようにできていますから,1TBのHDDの場合,理想的には4PBまで書き込める可能性があります.

で,iostatで,自分の管理するLinux WSを見てみると,1日あたりの書き込みは1〜4GBです.まぁ,ディスクイメージをまるまるコピーするような作業をときどき行うなどして,1日の平均を多めに20GBと見積もって,寿命が1PBならば,137年,4PBまでOKなら,548年と言うことになります^^;

もう一つのSSDの優れた点は,エラーが出て使えなくなるまで,読み書きともスピードの低下がほとんどないことです.

スピードや容量が大幅に改善されたものが出てこない限り,交換不要の一生もんといえそうです.それよりも,経年変化でどこかの部品が先に壊れますね.

スローライフ

スローライフという言葉は,世間ではあまり正しく理解されていないようで,残念です.

何年も前に,NHKでスローライフという言葉について紹介されているのを見て,理解したところでは,日ごろの生活の”スピード”を下げて、人間らしく生きるということで、たいていは地方に(移り)住んで、仕事の時間も減らして、必然的に収入も少なくなり、生活水準を下げて,それでも人間らしく生きていこうと言う考え方です。

ところが,耳ざわりの良さを利用して,ITなどの自営業で成功している人や、エグゼクティブな会社員が、都会で平日ビシビシ働いて、週末に高級車で自然豊かな地域に出かけて、リフレッシュする,というふうに,意図的にイメージを変えて,大手資本(メーカーや広告代理店)が宣伝に利用してきたので,本来的な意味を理解している人は少ないんじゃないかと思います.

本来的な意味のスローライフを実践している人にはトヨタの高級ワゴンは買えないはずです.

自分はというと,住んでいる場所は,スローライフに最適とはいえないまでも,やってやれない地域ではありません.

しかし,高速インターネット環境を維持して,今の趣味も続けたまま,本当のスローライフを実践するのは無理でしょう^^; 要断捨離ですね^^;;

あと何年かで,仕事も収入もなくなるので,スローライフの条件はかなりそろってきます.前向きにスローライフを実践したいと思います.

そういう人を,具体的には,一人だけ知ってます^^;