久々にQSLカード回収作業

DXCCをやっているかやっていないか,と問われればやっています.今まで交信していなかったエンティティーとの交信はわくわくします.今どき大規模なDXpeditionの局とは,ある程度の設備があれば交信できて当たり前ですが,それなりに感動します.なぜかといわれても解りません.アマチュア無線を始めた少年の頃の純粋な気持ちがまだ残っているということなのでしょうか.

DXCCの申請をする気は,現在は90%ありません.ですが,将来気が変わって申請する気になった時,もはやコンファーム不能のエンティティーがあったら,たぶんたいへんなことになると思います.後悔の念も押さえられなくなり,過去の自分を痛烈に責めて危険な精神状態になるかも知れません^^;

で,かなり珍しいと言えるエンティティーと交信できたので,ついでに,もうひとエンティティー分と合わせて4通のSAE + IRC(GCs)を送ってみました.いずれもLoTWを初めてくれそうもないですし,ClubLogなどのOQRSにも対応してくれそうもありません.このまま亡くなるようなことがあれば,永久に回収不能となってしまいます.

前回この作業をしたのはいつだか思い出せませんが,普通郵便で届かずに書留を送り直すなんて事も何度かありましたので,今回は4通とも最初から書留にしました.

さて,回収率はどれくらいかな.

95%かもしれません.
まあ,今の5〜10%の気持ちが増長するなんてことは,既にそれに近い状態なんでしょうが^^;
と,LoTW登録してない私が言うのもナンですが^^; LoTW登録は定年退職後にする予定でいます.老後のテーマを何か残しておかないと^^;
日本に暮らしていると信じられませんが,メキシコ,ブラジル,南アフリカには普通郵便で届きませんでした.普通のことらしいです^^; また,書留で送っても回収できなかったケースもあります.

ヘッドセットのパッド交換

ウクライナから6年前に購入した,ヘッドセット我がクラブは保有していますが,昨年,6m and downコンテストで使用したところ,イヤーパッドがぼろぼろになって,剥離した黒いビニールの小片が耳やその周りに付いてしまいました.それもなんか変にべとついて,水でよく洗わないと取れないような状況でした.

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今年もそろそろ6m and downコンテストなので,ヘッドセット自体,全体的に痛みも来ているので,もう一度ウクライナから買おうかとwebサイトを見たら,既に販売終了しているようでした.

何とかイヤーパッドだけ交換して少し寿命を伸ばそうかと,アマゾンからサイズ(11cm x 9.5cm)だけを頼りに購入したところ,うまい具合にはまりました.装着感も悪くありません.

右側がぼろぼろになってきたイヤーパッドで,左が今日届いたイヤーパッドのパッケージ.紙製の円筒に入っています.

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そして,取り付けたところ.前側と後ろ側がわざとアンバランスにできているようですが,柔らかいので,装着感にはあんまり影響ないです.

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ALL JAコンテストに参加したくない理由

ALL JAコンテストに参加したくない理由は,7MHz, 3.5MHzのCW帯域に,強い局が居並んで,出る隙間がないこと,そして,強い局の多くが,同じ周波数に居座るばかりで,S&P(CQを出している局を呼びに回る)を一切しないこと,です

このコンテストは,そういう「ひたすらrunをし続ける」という戦略を取らないと上位入賞できないコンテストだ,ということです

必然的に入賞を狙う局はそういう運用をしますので,私のようなパート参加のものにしてみると,ちょこっとCQ出そうにもなかなか隙間は見つからないし,バンドの上限のほうに隙間を見つけてCQ出しても,あんまり呼んでもらえず,おもしろくありません.3.510MHz, 7.010MHz付近に居座っている入賞常連局たちにはまず呼んでもらえません.

これが私にとって,All JAコンテストを始め,JARL主宰のコンテストがつまらなく感じる理由と,最近考えています.

たぶん,私以外のパート参加の局も同様に感じるので,参加局が年々減るのだと思います.

一つの選択肢としては,パート参加局は,入賞常連局を呼ばない,と言うのがありかも知れませんが,私1人がやっても効果ないですね.

ちなみに,今年も,参加したとしても,夜は寝ますし,昼間も畑仕事があるので,パートどころかほんのつまみ食い参加になりそうです.

もちろん,CQ出し(run)つつ適度にS&Pする局もいますが,何十年もの間,一度も呼びに来てくれたことのない入賞常連局も多数います.
入賞経験のある複数のコンテスターから聞いています.
少なくとも,おもしろくない,と.

Quadアンテナ点検

一週間くらい前に,自宅の4エレクワッドアンテナの端のエレメントが両方とも取れてしまった夢を見ました^^;

実はタワーの周辺の立木が茂ってしまい,この10年くらい両端のエレメントについては点検できていないのです.普通に降ろすとここまでが限界です.

Quad 点検

これだと,ブームの地上高はまだ8m強あり,両端のエレメントの取り付け部分の点検はできません.ということで,長いこと両端エレメントについては点検できていないのです.正夢になっては困るので点検することにしました.

どのように点検するか,いろいろ考えてみました.上からロープでぶら下がってブームを伝わって端まで行く.まあ,これは机上の空論どころか,漫画ですね^^;

次に考えたのは,はしごタワーです.8〜10mクラスのはしごを買ってきて,しっかりステーを付けて立たせる.これは実現性はありそうですが,かなりの大仕事になりそうです.しっかりしたステーが取れず,倒れでもしたら命に関わります.

最後に思いついたのは高枝切りばさみで,エレメントが引っかかりそうな枝を切るという方法です.高枝切りばさみを使ったことはないのですが,費用もそれほどではなく,転落などの心配がないので安全性も高く,現実的な方法なので,この方法にすることにしました.

ちょうど今日はもろもろ都合が良いので休暇を取ってアンテナ点検を実施することにしました.

これまで高枝切りばさみは使ったことがないので,どういうものがいいのか,見当はつきませんでしたが,竿の長さが4mで,なるべく太い枝が打てて,ノコギリも付けられる,あたりかなと想定しました.

近所のホームセンターに行ったら,手頃なのがありませんでした.そこで,有名なジョイフル本田(のたぶん本店)に行ってみました.

IMG_2750平日だというのに駐車場は大混雑でした.さいわい店内はすいていました.久しぶりに来たので,見当が付かないので,店員さんに聞いて高枝切りばさみの売り場までたどり着きました.

さすがに品揃えが多くあり,4m,25mmの枝まで打てて,ノコギリも付けられる(付属)というのがありました.アマゾンより1,000円高いのですが,今使いたいので仕方ありません.

実際に枝をうちながらアンテナを少しずつ降ろしました.20〜25mmくらいの太さの枝は上の方にもいくらでもあり,12mm, 15mmまでという半端な品を買わないで正解でした.もっと太い枝も2回ほど打つ必要があり,ノコギリも役に立ちました.ノコギリはコツが要りますね.

ここまで降ろしたのは,たぶん,4エレにして,上げて以来13年ぶりではないかと思います.

Quad 点検

ここまで降ろすと,脚立に乗って両端のエレメントの取り付け部分の点検ができます.

Quad 点検

ブームへの取り付けのボルトや,スプレッダーの取り付けねじの増し締めをしてみました.ブーム取り付けのボルトはほとんど回らないほどよく締まっていました.

ついでに給電部分のテーピングのやり直し,アンテナトラックとワイヤーの接合部分の点検などもしました.

非常に良い作りなので安心しました.

追記

スプレッダー部分は,樹脂部分の劣化があるので,増し締めしない方が良かったと思います.寿命を縮めてしまったと思います.

 

それが,「夢」に結びついたと思います.
キャッチ君Jrというものです.

中国製TCXO

あちこちで話題になっている,FT-8×7シリーズの中国製TCXOですが,円高傾向も手伝って,AliExpressで1,648円なので,ダメ元で買ってみました.

FT-817NDのこれが標準の発信器です.

中国製TCXO導入.

上が購入したTCXO.

中国製TCXO導入.

ひっくり返した形で差し込みます.

中国製TCXO導入.

とりあえず,FT-817NDは問題なく起動しました.

中国製TCXO導入.

FTDX5000MPとの鳴きあわせでは,50MHzで10Hzほどの偏差があるようです.

安定性については,調べる気はありませんが^^; ネット検索すると,オリジナルの発信器よりは多少ましな安定性はあるようです.

当たり外れもあるでしょうし,どれくらいもつかも解りませんが,とりあえず,オリジナルの発信器を取っておけば大丈夫でしょう.