rtspがVLC playerで開けない 〜解決というか結論〜

Raspberry Pi OSのVLC playerでrtspが開けない問題ですが,話がDebianまで広がったので,検索したら簡単に答えが見つかりました.

要するに,Debianの方針で再生できないようにしているとのことで,バグではありません.

ということで,Debianの方針が変わらない限り,他のDistroを使うか,他のアプリを使うしかなさそうです.

Manjaroの軽いデスクトップのバージョンをインストールしてSDカードベースで使えないか,試してみることにします

追記(2023/10/07)

ffplay (FFMPEG)を使うことでなんとかなりました → Raspberry Pi 3 でRTSPを見る(結論)

追記(2023/11/7)

その後,Raspberry Pi OSのVLCはRTSPを見ることができるようになりました.

と思ったけど,Manjaro ARM64には,Avahi / mdnsが使えないという問題がありました(後注: 解決済みです).

zram (4) 設定の場所

なんでも一通り動けば,あとはいじることもなくなるので,設定ファイルについてはじきにその場所すら忘れてしまい,次に必要となった時またゼロからはじめるというのが世の常です😓

少なくとも検索が自己完結できるように,メモっておきます.というか,既に忘れはじめているので復習です.

共通事項

共通のユーティリティーとしては,zramctlがあります.zramの動作を確認する場合は,

zramctl

ファイルのswapを含む,swapのすべてを表示するには,

swapon

です.

Debian

Bullseye現在の話です.一番解りやすいです.インストールはapt install zram-toolsで良く,デフォルト設定で動き出します.

設定をカスタマイズする場合は,/etc/default/zramswapを編集します

動作確認は,

systemctl status zramswap

です.

また,/var/swapを使ったswapを止めるには下記を実行します.

systemctl stop dphys-swapfile
systemctl disable dphys-swapfile
rm -v /var/swap

Slackware

Slackware64, SlackwareARMの15.0で動作確認してます.インストールは,ここら辺を参考にしました

上記の内容の通りですが,/etc/udev/rules.d/10-zram.rulesと,/etc/rc.d/rc.localに起動と設定を自分で書くことになります.

Manjaro

udev

Manjaroでも筆者はその後,Slackwareと同じくudevでの設定を採用しています.

[この項2024年6月20日追記]

zram-generator & systemd-swap

これは,x86 64bitでも,ARM 64bitでも使えます.

設定ファイルは,/etc/systemd/swap.conf.d/内の,任意.confで,テンプレートは/etc/systemd/swap.confです.

動作確認は,

systemctl status systemd-swap

です.

ARM64 (zswap-arm)

zswap-armは下記の理由から使わないほうがいいと思います.

設定ファイルはなく,敢えてカスタマイズするとしたら,/usr/lib/systemd/scripts/zswap-arm-ctrlをいじるしかなさそうです.

2022/6/20の稿では,zram.confとしていましたが,zramswapが正しいです(2023/8/10記).
ARM, aarch64の記事ですが,AMD64 (x86_64)も同じでいけます.試してませんが,オリジナルのSlaclware (32bit版)も大丈夫だと思います.

zram (2)

結局,SlackwareARMのサーバー,古いCore i7の第2 ワークステーションの第1 OSであるManjaro AMD64, 第2 OSであるDebian AMD64,全部zramをswapに使うようにして,ディスクのswapパーティションを使うのをやめました.

あとは仮想マシンが残っていますが,緊急性はないのでぼちぼちやっていきます

しばらく様子を見たいと思います.

zramをswapにすることはできましたが,思ったような設定はできていません.
Bullseyeでは,zram-toolsをインストールするだけで一番簡単でした.
実験的な意味はあるので気力がみなぎっているときにやってみるつもりです.

お手軽簡単な仕組みははまると超難解

とあるDebianのサーバーですが,MariaDBの移植は予想外に簡単にできました.昔のx86 32bitマシンで使っていたデータベースのネイティブなデータを新しいx86 64bitのデータのディレクトリーに展開しただけです.

続いて,phpMyAdminをインストールしようと調べてみると,Debianにはパッケージがあって,apt install phpmyadmin で基本的にはうまく行くようになっています.

ところがどっこい,このパッケージに付属しているインストールスクリプトは,まだMariaDBなりMySQLがインストールはしてあるが使ったことがない状態を前提としています.

rootのパスワードを設定するところでエラーが出て,提示された次善の策3〜4の選択肢のうち, “Ignore” を選びましたが,そのあとの経過は芳しくありません😓

いろいろ調べたり,自分で考えたりして,2時間ほど試行錯誤しましたが,結局あきらめて, apt remove phpmyadmin をしました.

たぶん,MariaDBのuser databaseから,rootを削除して,もう一度, apt install phpmyadmin を実行すればいいんじゃないかと思います.あるいは,普通にphpmyadminのサイトから公式のパッケージをダウンロードして,自分で展開した方が楽かもしれません.

いずれにせよ,また次回にします.

そりゃまあ既にrootのパスワードは設定してあるから.

Systemd

世の中みんなsystemdになってきました.筆者が最初にいじったsystemdのシステムは,1〜2代前のRaspberry Pi OSで,たぶん2017年頃だったと思います.Raspberry Piに赤外線リモコンのソフトを組み込んだ時,デーモンの起動にsystemdを使いました.

その後はたぶん,Gentoo, Manjaro, Debianをインストールして評価して,いつものように,習うより慣れろ的にやってきました.

今回,とあるサーバーの更新に際して,慣れたSlackwareではなく,次のLTSへのupgradeもオンラインでできることを期待して,Debianにしました

で,いろいろ必要なサービスを設定していくのですが,そのために細かいことまでsystemdに対応するようservice設定をしているところです.設定が終わったら,

systemctl start サービス名

で,起動して,動作を確認する場合は,

systemctl status サービス名

なので,キーボードの上矢印を押して前のコマンドを編集するわけですが,まん中のコマンドを書き換えるのは,ちょっとやりにくいなと感じています.

systemctl サービス名 コマンド

というシンタックスにして欲しかったです.

それはさておき,困るのは,何か困った時に,

debian 困った事柄

で,ネット検索しても.systemdでない方の情報が圧倒的に多いことです.

いちいち検索のキーワードにsystemdを入れるか,あるいはdebianは入れずに,

systemd 困った事柄

で検索するようにしています.

実用的な用途のためのインストールではなく,インストールのためのインストール😓
Debianでそう呼ぶかは知りません😓
根こそぎupdateをSlackwareの場合リモートからできないため.