当Webサーバーを入れているケースのクーリングファンが止まってしまいました.他のケースと入れ替えるので,7月30日のいずれかの時間帯に30分程度停止します.
追記: 作業は既に完了
見込みの30分を少々超過しましたが,作業は既に完了しています.
2022年7月30日(土) 18:55 記
横断歩道での一時停止は善意ではなく義務 (Powered by WordPress)
ManjaroでもDebianでも,fcitx4はfcitx,fcitx5はfcitx5と呼んでいるので,ここでもそうします.
fcitx-mozcもちゃんと動くのですが,唯一使いにくい点があります.それは,半角英数モードと,日本語入力モードの切り替えが,トグル式しかないのです.
トグルとは,情報系では「同じ操作で2つ(以上)の状態が入れ替わる」とされていますが,電気系的には棒の出たスイッチで上でオン,下でオフのような明確な切り替えになりますから,全く別物ですね.ここでは情報系の,同じ操作で状態が遷移する方で行きます.
日本語入力をするときに,文章や全体の構成などを考えながらタイピングしますから,ちょっと入力が止まったあとなど,今の入力モードをしっかり把握しているわけではありません.
従って保険のために,日本語入力キーを押すことが多く,それが癖になっていますが,それがトグル式だと保険の操作で逆に半角英数モードになってしまい,円滑な入力操作をかえって阻害します.
fcitx5では,日本語入力のオンとオフをそれぞれ別のキーにアサインできますので,保険的な操作で意図しない入力モードの遷移が起きません.
それでfcitxが動いているDebian(Core i7のサブworkstation=サブWSのサブOS)をfcitx5にしたかったのですが,いつも失敗していました.
Mozcがまともに起動せず,設定もできない状態でした.たふん,ライブラリーや設定ファイルの残骸が残っていてコンフリクトしているのだろうと想像していました.
しかし,DebianはサブWSのサブOSの位置づけですから,これで日本語入力が必要になる場面はほとんどなく,これまで放置していました.
今回,サーバーのOSをDebian arm64にするので,サーバー上での作業記録を日本語の文書に残す必要があり,したがって,fcitx5が必須となったので,Raspberry Pi 4 Model Bへのインストールや,Debian amd64のサブWSサブOSでいろいろいじって,ようやく,誤ってインストールしたfcitx-mozcを削除した上でfctix5-mozcをインストールしてちゃんと機能するようになりました.
できてしまえばたいしたことないのですが,
apt remove fcitx-mozc apt remove fcitx apt remove fcitx5 apt autoremove
を行った後に,ユーザーのホームディレクトリーで,
find -iname "*fcitx*"
として,fcitxの設定ファイルを探し出してをそれを念のため消してから,1度WSを再起動してから,
apt install fcitx5-mozc
をして,もう一度WSを再起動したら,fcitx5でMozcが使える様になりました.
たぶん,要らない再起動や,Log off / on で済むところもあると思いますが,systemdのDebianは起動が速いんで気になりません.
Manjaroは,workstation (WS)としては優秀ですが,KVMのIPv6設定で苦戦するなど,システムいじり的に難航したこともあり,Debianで行くことにしました.
Raspberry Pi OSはDebian由来ですが,DebianそのものをRaspberry Piで動かすことができるとつい最近知りました.さっそく予備機扱いのRaspberry Pi 4 Model B 4GB RAM (RPi4 4GB)で試してみました.
DebianのサイトからダウンロードしたイメージにはGUIは含まれていません.いったん,apt update ; apt upgradeをした上で,kde-plasma-desktop, kde-full, fcitx5-mozcの順にインストールすると,Mozcで日本語入力できる,KDE Plasma Desktopが完成します.
kde-fullは,kde-plasma-desktopを含んでいるはずですが,先にkde-plasma-desktopをインストールした上で,kde-fullをインストールしないと,なんか変な状態になります.
また,fcitx5でなく,fcitxをインストールしてしまうと,removeしてからfcitx5-mozcをインストールしてもちゃんと機能してくれません.
こんなわけで,インストール過程では行きつ戻りつができないこともあり,新規にやり直して,ようやく4度目で思ったようなGUIのシステムができました.
強制空冷式ケースの輸入に難航中.
SLAAC, DHCPのどちらの方法でも仮想マシンがグローバルIPアドレスを取得できるようになりましたが,IPv6でインターネットに出られないまま進展なしです.
その後データ途絶が発生していません.テレワークでクラウドを使うという一番Wi-Fiのヘビーユーザーの家族がいますが,仕事中にまた途絶しては困るので別のルーターからつなぐようにしたこともあって,トラブルが出にくいのかも知れません.トラブルが出ないならそれはそれでいいのですが.
なんか,これまでの取り組みに大きな見落としや大きな勘違いがあったようなので,もう一度最初からやります.
とはいえ,今まで得た知見で有効なものは利用します.
目標は,死蔵しているRaspberry Pi 3 Model BおよびB+(RPi3, RPi3+)で,監視カメラからのストリーミング映像(rtsp)を常時見ることができるようにして,モニターとして活用することです.
これは確実です.ネットの複数の情報で裏が取れますし,複数の実機と仮想マシン(x86_64, ARM)で試して全部同じ結果でした.
もし,Raspberry Pi OS(RPOS)のVLCがrtsp視聴を不可としていなければ,ずいぶん楽だったと思います.
Manjaro x86_64のVLCでは問題なくrtsp視聴可能です.古いCore i7のデスクトップ機で, “top” で見ると,CPUの占有率は画面のサイズを1/4からフルスクリーンに変えても,2%程度です.これは,Mac mini (2018 Core i7 6core)では,5〜9%です.
少し前から,RPi4 (RAM 4GB)でManjaro ARMを評価してます😓 デスクトップはお気に入りのKDE Plasma Desktopです.VLCをパッケージマネージャーでインストールして起動すると,ストリーミング画像を問題なく見ることができます.ただし,CPUの占有率は60〜90%です.
RPi4は,RPi3(+)に比べて3倍くらいパフォーマンスが良いと記憶していますから,RPi3(+)で動かすと占有率が200%を越える可能性があります.そんな条件で動作可能なのかどうなのかです.
後(2022/08/11)の注: RPi3(+) RAM 1GBで,KDE Plasma Desktopの動作は可能です.
手持ちのRPi3, RPi3+はどちらも主記憶が1GB で,たぶんそれぞれのシリーズで最大と思います.しかしこれではKDE Plasma Desktopは無理です.
これは,あとで再現できないので,夢を見ていたのかもしれませんが😓,RPi4でルートにしているSSDに,RPi3+のRPOSのkernel モジュールをディレクトリーごとコピーして,そのRPOSの/boot/cmdline.txtを編集してSSDのManjaroパーティションをルートに指定してRPi3+の起動に成功したことがあります.結局,ログインしてもデスクトップがいつまでもちゃんと表示されず,KDE Plasma Desktopは無理と判断しました.
このあといろいろ勘違いなどに基づく遠回りがありましたが,現在の認識では,Manjaro ARM xfceのRPi4用のインストールイメージをSDカードに焼いて,RPi3(+)で起動してセッティングができます.

インストール後,Wi-Fiの設定をし,sudo pacman -Syuを実行してシステムをup-to-dateにしてから,VLCをインストールします.xfceには慣れてないので,GUIからインストーラーを見つけるのがめんどうで,コンソールから, pamac-manager &で起動しました.VLCで検索すると簡単に見つかります.
インストーラーは,たくさんの機能拡張について,どれを使うか聞いてきますが,どれがrtspに関係あるか解らないので全部選択しました.
これでインストール完了を待つのはかなり時間がかかるので,たいていほったらかしますが,少し時間が経ってから見ると,画面が消えていて手も足も出ません.
ただし,システムは活きているので,事前に調べておいたIPアドレスに他のマシンからsshでつなぎます.
リブートしても画面は復活しないので,topコマンドでpamacがおとなしくなっていることを確認して,poweroffコマンドを実行してしばらくしてから電源を切り,また投入します.
この画面が消えるのは,チップの温度上昇によるものか,スクリーンロックの不具合によるのか現時点では解りませんが,たぶん前者だと思います.
RPi3(+)で,Manjaro ARM xfceを起動し,ログインすると主記憶1GBに対して,zramが1.3GBデフォルトで設定されていて,ここはいじる必要はありません.
デスクトップが表示されて落ち着いた時点で,CPUの温度はRPi3+で80℃弱,RPi3では80℃を少し越えています.
ということで,動作限界温度85℃までほとんどマージンがありません.
それでもRPi3+では,ぎりぎり85℃すれすれでVLCによるストリーミング画像表示ができます.CPUの負荷は200%を越えています.VLCはよくできています.
一方のRPi3では,VLCでストリーミング画像の表示を開始すると,しばしば画面が黒一色の何も表示しない状態になります.85℃を超えているのだと思います.
RPi3もRPi3+もCPUなどのチップにフィンは付けてありますが,自然空冷でやっています.強制空冷しないと安定動作は無理だと思います.
Aliexpressあたりで,安い強制空冷のケースを探してみることにします.
Postfixを試すシリーズですが, “Postfixを試す (7) Avahiのbuildで難航” で更新が止まっているのに今気がつきました.
結局,Postfixをインストールしようと考えていたサーバーではMail Transfer Agent (MTA)は動かさないことに方針変更しました.Dovecotでサーバー内でやりとりされたメールだけ見てます.ほとんどは,というか全てLogWatchの様なシステムからAdminに宛てたメールですが.
とくに目標があるわけでなく,個人の興味のままやっているので,つまみ食い,食い散らかしプロジェクトだらけです😓
今回の,もともと監視カメラのrtspの映像を転がっているRaspberry Pi 3 Model Bで見ようプロジェクトも,VLC playerがDebianでは機能制限されていることを知り,他のdistroのVLC playerをいろいろ試したいがそれなら仮想マシンが楽ではないかと思い試し始めたら, 仮想マシンの調子がおかしい,そもそもSSDが故障しているのではないか,となって,コピーできる仮想マシンを別ドライブに移した上で,現在SSDの動作を検証中です.