ガスコンロのグリルのガラス清掃

もうこのガスコンロを買って4〜5年になると思います.グリルの扉は外せるので使用後に食器洗い機に放り込んで洗うので,そこそこきれいに保てますが,ガラスの内側がだんだん茶色くなって中が見通せなくなってきます.

このガラスの内側の汚れは熱で汚れが “焼き付け塗装” されるので食器洗い機ではもちろん,食器用洗剤を硬いスポンジに付けて洗っても落ちません.

短気をおこしてスチールウールでこすったことがありますが,これはガラスに傷が付いて割れる原因になるのが明白なので一度でやめました.

昨日,何気なくアルコールの入ったウェットティシューで拭いてみたら汚れが落ちるではありませんか.かなり力を入れながら根気よく拭かないと落ちませんが,スチールウールでこするよりははるかにガラスにダメージは少ないと思います.

今後は気がついたらまた拭くことにします.

ガスコンロのガラスを清掃(ウェットティシュー使用)

密造終了

昨年末からやっていた,無臭のブタンガスをカセットガスストーブで利用するための移し替えですが,元のガスの残量が少なくなり,一度で移し替えられる量が30g程度と減ってしまったので,作業を終わりにします.

今朝の作業で移し替えたものを使いきったら缶に穴を開けて,次のスプレー缶収集の日に出します.

追記

終了するつもりでしたが,その後も移し替えを試しました.最後に充填元の缶の残量は約5gまで減りましたが,たぶん移し替えられたのではなく,大半は大気中に逃げたのだと思います.

手持ちのストーブの火力を “弱” にして約30分燃焼.

新春早々の密造 (3)

昨日の測定で,ストーブの “弱” では,ほぼ1gで1分使えると言うことが解りました.

今日は,元の方の缶のかなり軽いやつ,中くらいのやつ,おろしたての3本を空のカセットガスの缶に移してみたところ,それぞれ約50g, 60g, 80g入りました.満タンで250gですから,それぞれおよそ1/5, 1/4, 1/3でした.

最初の “感じ” で1/4〜1/3と書いたのはまんざらでたらめでもなかったです.

そして,あたりまえですが,元の方の残量によってどのくらい移せるかが決まるということも改めて確認できました

その後の試行で,元の残量よりも缶の種類(メーカー)による差のほうが大きいことが解りました.もちろん同じ缶なら,元の残量が多い(=圧が高い)方が入ります.

新春早々の密造 (2)

密造を続けています😓

なんとなく感じで1/4〜1/3入るなんて書いちゃいましたが,実際測ってみると,1/5でした.

缶の重さは97.9gなので,中身は51.5g.缶の表示によると購入時の内容量は250gとのこと.

たぶん手持ちのストーブで30分くらいしかもたないと思います

手間の割には得られる燃料は少ないですが,コテライザー用燃料をそのまま空気中に放出せず燃焼させながら減らして,最終的にはスプレー缶として廃棄できるので悪くないです.

実際に測定したら “弱” で49分でした.

新春早々の密造

コテライザーってのがあります.どこのご家庭にも必ず数本あるはんだごての亜種で,電気ではなくカセットガスコンロや昔のケムール人愛用の着火装置の燃料の主成分であるブタンガスを燃焼させて熱源とするものです.

メーカーのサイトにも書いてありますが,コテライザーはあちこちの部材が消耗品で,しかも一部は自分で交換できない様になっています.

コテライザー2本(手前)と類似品

そんなわけで,これまで何本も買ったんですが😓 今,コテライザーが2本と同じ動作原理の他社製品が1本の合計3本だけ残っています.しかし,どれもこれも動作が怪しくなってきています.何本か捨てましたが,ほとんどが着火しなくなり,点いても燃焼が安定せずこて先が暖まらないまま消えてしまうという状態になりました.1本だけまだ使えるのにタワーからとり落として真っ二つにしたことがありまして,あれは返す返すも残念です.

最初は電気コードを使わずに使用できるので屋外作業用としてかなり期待していまして,充填用のガスをたぶん10本くらいまとめて買ったのです.しかしそもそもコテライザーが消費するガスの量は少なく,しかもすぐに調子が悪くなるので,多くを負の遺産として残しそうな見通しとなりました.

スーパーやホームセンターで売られているカセットガス(左)とコテライザー専用ブタンガス

一度,残り少ないと思ってスプレー缶の収集日に出すためにニッパーで缶に穴を開けましたが,ものすごい量が噴出しました.一斉に気化したので温度が下がって白い霧になって風下に飛んでいきました.たまたま風向きが良く,民家のない方に行ったので何の問題も起きませんでしたが,肝を冷やしました.

完全に抜ききるまで穴を開けてはいけないと学習しましたが,抜ききる方法が解るまで何年もかかりました

上のノズルから普通に抜けば噴出量も調整できるので,殺虫剤(キンチョール)の噴出用のプラスチックを試してみました.

キンチョールの吹き出し口

微妙に合わないのですがなんとか使えます.しかし気化熱をものすごく使うので夏でも何十秒か出していると凍って,押さえている指が凍傷になる危険があります.

それでも毎日少しずつやって2本くらい空にしました.

ここまでやって解ったことは,ブタンガスは無色無臭であることです.よく「ガスくさい」と言いますが,あれはガスくさい臭い物質をガスに混ぜ込んでいるのであって,厳密には「ガスくさい物質くさい」と言うべきでしょう.液体のまま出てくると水より表面張力が低めのきれいな透明の液体です.すぐに気化して周りが凍ります😓

また,こうしたイタズラはけっして屋内でやってはいけません.ブタンガスは空気の2倍の重さがあるので床にたまります.ガスがたまった状態で床に置いたガス・石油のヒーターに点火したら爆発します😓

直接排出しても産業・商業での使用に比べれば排出規模は微々たるもので地球の温暖化にもほとんど影響ないですが,有効に利用したいとは前から思っていました.

一昨年でしたか,カセットガスを使うストーブを買いました.この燃料はブタンガスが主成分のLPGです.残念ながらガスボンベのサイズも噴出部分の構造も違うからそのまま流用はできません.

カセットガスボンベ(左)とコテライザー専用充填ブタンガス

空になったカセットガスストーブ用のボンベにコテライザー用のガスを充填できないか,というのを昨年末からいたずらし始めました.

双方の噴出ノズルを自転車の虫ゴムでつないで,空のボンベを下に,コテライザー充填用のボンベを上にしてノズルを合わせるようにして押し込むと,空の方に充填できます.なんかいけないものを「密造」している気分です.

また,充填元のコテライザー専用ガスボンベの圧が下がると移し替えができませんから,見当で1/3くらいから後はキンチョールの吹き出し口を使って捨てるしかないです.

ざっと調べたところでは,ブタンガスを生で放出するのと,燃焼して水と二酸化炭素にして放出するのとではどちらが地球温暖化に影響が大きいか解りません.

しかし,自分的経済としては少しずつでも移し替えて燃焼させた方が燃料費の節約になります.カセットガスが安いのでせいぜい数百円〜千数百円分と思いますが.

自転車の虫ゴムがもともと弱いのか,低温に弱いのか解りませんが,一度使うと穴が開いたり裂けてしまうので,これが消耗品として必要です.

ドライバーなどで押せば出ますが,抜ききるまでやるのはなかなか大変です.
もしくは,「ガスくさいくさい」.
スーバーやホームセンター,ドラッグストアなどで売られています.
しかし,1/4〜1/3がいいところです.