ddclientとmydns.jp

あちこちのサイトに,ddclient.confに,

protocol=mydns

と書けば,ddclientでmydns.jpのupdateができると書いてあります.しかし,オリジナルのddclientをdebugモードで動かすと,mydnsというプロトコルはないと警告が出て,実際の接続の所では,urlが空のままで,接続失敗になります.

では,どうすればいいか.wgetをcronで飛ばすようにしています.

#!/bin/sh
wget -q http://ipv4.mydns.jp/login.html --http-user=ユーザーID --http-passwd=パスワード -O /tmp/mydns.txt

このスクリプトを,毎日cronで実行してうまくいってます.週一くらいでもいいと思います.

2015年5月29日追記

現在は週に3回動かしています.また,ipv6も更新するようにしていますが,ipv4と連続して動かすと失敗することが多いので,日をずらしてやはり週3回動かしています.

2017年2月15日追記

mydns対応にddclientを書き直して配布しているサイトがあります.問題は,今後ずっとサポートを続けてくれるか,ですね.

個人や少人数によってメンテされていたソフトでけっこう痛い目に遭ったことがありますので,今後も上記のwgetをcronで飛ばす方法で行きます.

最新版の3.8.3.
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外付けディスクからの起動成功 (KVM 11)

いろいろ試行錯誤の結果,うまくいきました.仮想マシンのKernelでvirtio_scsiが必要です.Kernelに焼き込んでも良いのですが,一応initrdにしました.例によって,依存のある他のmoduleを順序正しくloadする必要があります.とりあえずうまくいったのはこの順番でロードしました.

virtio.ko
virtio_ring.ko
virtio_pci.ko
virtio_scsi.ko

virtio_pciが必要なのかどうかは解りません.まあ,動けば良いんです^^;

virt-managerで既存のディスクとして,ホストで見たとおり,/dev/sde等として追加登録します.

ゲスト(仮想マシン)のkernelがvirtioをサポートしていれば,2番目のディスクならば/dev/sdbとして見えます.あとは,fstab等の修正をすれば良いわけです.

この起動可能な外付けディスクは,一部設定を変えれば,仮想マシンでなく,実マシンのboot driveとしても使えますね.

これで可能性が非常に広がりました.

外付けディスクをつなぐ (KVM 10)

NBDによる,仮想マシンのディスク操作は危険を伴うものでした.

これに変わる方法は何かないかと思っていましたが,ディスクイメージでなく,実ディスクをKVMから直接アクセスできれば,と思って調べてみたら,当然のようにできるようです.

今,USB3で接続した外付けディスクを,仮想マシンからマウントして,ディスクイメージ内のディスクを全部rsyncでコピーしてみています.コピーした外付けドライブから起動までできれば,

  1. ディスクイメージの内容を外付けドライブにコピー
  2. 外付けドライブの内容をホストマシンなどでいじる
  3. 外付けドライブを仮想マシンにつないで仮想マシンを外付けドライブから起動
  4. 外付けドライブの内容をディスクイメージにコピーバック

という,メンテナンス方法が可能と思われます.同じディスクを使えば,1と4の所要時間は2度目からはうんと短くなります.

試してみます.

NBDはけっこう危険 (KVM 9)

KVMのディスクイメージをホストやその他のマシンでマウントしていじることができます.そのために,nbdというKernel moduleと,qemu-nbdというツールが必要です.

どうしようもなくなった仮想マシンを修復したり,実機をクローニングして仮想マシンに仕立てるようなときに非常に便利です.しかし,どうしたことか,これらを使ってマウントした仮想マシンのディスクイメージにrsync等を使って大量にファイルの読み書きをかけると,Kernel panicに陥る可能性が非常に高いです.

ということで,いつ止めても良いようなWork Stationでいじるのが無難と思います.わが家にはそういう遊軍マシンがないので^^; メインのサーバー兼ルーターがWSも兼ねていて,何度か止めて案配悪かったです.

やっぱり実マシンのLinux WSは必要ですね^^;;

Nuro専用測定サイト

どうも,あちこちの測定サイトで測定しても,あんまり納得できる結果が出ないので,スピード測定サイトを検索して,ひとつずつ試していきました.そうしたら,Nuro専用のスピード測定サイトがありました.

http://www.nuro.jp/speedup/nuroCheck.html

その結果は次のとおりです.

20150101-3Nuro

まあ,これ以上はいかないでしょう.いろいろ条件をそろえて,良い結果を出すことで,宣伝効果をねらっているんでしょうね^^;

auギガビット光の時から感じていましたが,多くの測定サイトやそこの提供している測定プログラムが高速の接続に対応できていない感じがしました.