台湾から現地報告

現地報告はしないと書きながら,第一報をお送りします.もともと朝早くから目が覚める上に,時差が一時間ある(日本標準時より1時間遅い)ので,朝は暇を持て余します.というのも,今日明日だけの話ですが.

さて,初めての国台湾ですが,はじめて台湾に来た人はまず来ないであろう,桃園市の外れにあるホテルにいます.ここまで来るのも他の国では経験したことのない(そうでもないか^^; )苦難の連続でした.自宅から成田空港,さらに桃園空港までは順調でした.

桃園空港からは,ホテルの最寄り駅環北(A21)までMRTで行きます.まずはATMからお金を下ろさないといけない.最初に見つけたATMで操作しましたが,最後まで行って,エラーでお金が出せないとのことです.そばにある電話機で係員を呼んだらすぐ来てくれました.レシートを見て,引き出し金額がゼロになっているから大丈夫だ(こちらとしては,あんまり大丈夫じゃないんですが^^; )というので,一安心しました.別の係員が来て,あちらのATMなら大丈夫と,別のATMを指し示してくれました.

そのATMで,NT$1500を下ろしたかったんですが,1000の倍数とかで,NT$2000下ろすことになりました.

さて,めでたしめでたしで,階下のMRTの駅に向かいました.SUICAのようなプリペイドカードであるEasyCardを買いたかったので,駅にある何のカウンターだか解らないところで聞いてみたところ,切符は少し離れたところにある自販機で買ってくれとのことでした.その自販機に行って,カードを購入しようとしたら,おつりは出ないから,ちょうどの金額を入れろとの指示があったので,いったんキャンセルです.片道NT$65のために,NT$1000もつぎ込むわけにはいきません.

のども渇いたのでコンビニで飲物を買って崩そうと考えて,見回したらセブンイレブンがありました.そこでミネラルウォーターを買うことにして列に並びました.自分の番が来るまでに,コンビニでもEasyCardが買えるとどこかで見たのを思いだし,順番が来たとき聞いたら,買えました.本体価格NT$100で,NT$200チャージしました.

写真はホテルに着いてからNHK Worldを見ながら撮りましたが,透けている奇抜なデザインで,どこにもEasy Cardとか書いてありません^^;

MRTはシンガポールで何度も乗った^^; のと改札からホームドアから,電車までほとんど同じです.

話には聞いていましたが,EasyCardをかざしてから自動改札機が反応するまで一呼吸必要で,皆いったん立ち止まっていました.たぶん東京などの乗降客が多い駅ではこの遅れがかなり深刻な混雑を引き起こすと思います

このホームの感じはシンガポールのMRTの地下駅とよく似てます.

環北駅は台北とは反対方向の終点です.ここから徒歩25分と事前のGoogle Mapsのお告げがありましたが,歩道が整備されてなくて,たまに歩道があってもバイクやいろんなものが置いてあって使い物にならず,車道の路肩は車が多数止まっていて,しばしば走行車線にはみ出しながらスーツケースを引いて歩くので,実際には35分かかりました(Google MapsのTimelineによる).

ちなみに,運転の荒さ(歩行者軽視)の度合いは,自分の行った国では,マレーシアよりはましですが,かなり悪い部類です.

Google Mapsのお導きでホテルに着いたはずなのに,目指すChungli Business Hotelはない.見回すと,「中壢大飯店」という看板があります.とりあえず入って聞いてみようかと言うことにして,4階にあるフロントに向かったところ,ところどころに「中壢大飯店 Chungli Business Hotel」と書いてあり,一安心しました.

チェックインして,部屋に入ったら,今度は,Wi-Fiがつながらない.フロントの人に来てもらってなんだかんだで1時間くらいやって,最終的にそのフロアのWi-Fiはだめなようで,他の階の部屋に移ることになりました.

晩飯ですが,Google Mapsで探すと近くにレストランがあると言うことなんですが,行ってみると店がなかったり,歩道のそばで調理してメニューの看板もない店がほとんどです.そんなのに居心地が良いレストランなんて評価が着いてます^^;

歩道のそばで調理している店の1つでメニューの看板があるところで,「牛肉炒飯 70」というのが目にとまり,買ってみることにしました.欲しい品物の説明ができず,看板の字を書いて注文できました.

デフォルトは持ち帰りのようで,奥にイートインスペースがありますが,誰も客がいません.そこでホテルまで持ち帰って食べました.

安くてうまかったですが,これだけってものなんです^^; しかし,食事の度におかずをいろいろ調達するのもめんどうだし(近くにコンビニもないんです),今後どうしたもんでしょう(といっても,自力の夕食は,あとは日曜日の夜だけです).

裏側にEasyCardのマークが薄く印刷してありました.
これもどこかのサイトで見たFelicaが優れているっていう記事の受け売りですが^^;

台湾出張(11/30〜12/3)

というわけで,現役最後の海外出張に,11月30日(金)〜12月3日(月)の予定で行ってきます.3泊4日ですが,初日と4日目(最終日)はほぼ移動日なので,実質2日間です.本当は,もっと遠くに,もう少し長い期間で行きたかったんですが^^; もろもろの事情でこういう旅程になりました.

台湾に入国するのは今回が初めてとなりますが,トランジットで4回桃園空港を利用しましたので,DXFC的にはnewとなりません.

トランジット4回のうちの1回は,シンガポールからのフライトが途中のトランジットの空港の悪天候で大幅に遅れて台北に到着し,成田の門限に間に合わなくなったため,台北市内のホテルで一泊となってしまったので,空港から外に出たこともあるって事になりますが,自分の意志で歩くのは初めてとなります.

正味2日間なので,現地からこちらのBLOGに書き込むことは,たぶんいたしませんが,SNSで多少の現地報告をしたいと思います.帰国後めぼしい写真などを掲載したいと思います.

ただし,SNSでオープンな投稿はしません.あしからず.

大人げない人々

日曜日,何気なくビートたけしのTVタックルを見ていたら,日本各地の温泉地で廃墟が景観を壊して,観光地としての価値を下げているという話題になりました.

具体例として紹介されたのは,会津若松市の東山温泉で,なんと4年前に泊まった旅館の界隈の話でした.

くつろぎ宿新滝のロビー(2014年4月筆者撮影)

この旅館の川の対岸には明治に創業した旅館があり,ずいぶん前に旅館は廃業したけれど,一昨年まで経営者が住んでいたので,その間は「空き家」ではなかったそうです.

そういうわけで私たちが泊まった時には既に実質的には廃墟そのものでしたが,法令上は現住建造物だったようです.

ビートたけしのTVタックルの一場面(2018/06/10放送 TV朝日から)

2014年4月筆者撮影

その後(昨年か一昨年),経営者が土地と建物を市に寄贈したけれど,市には解体する予算がない(仮にここを解体整地する予算があったとしても,ここもあちらもということになるので出せない)ので,市と旅館業組合と私たちが泊まった旅館とで話し合った結果,泊まった旅館が費用3000万円を拠出するということになり,現在解体工事が行われているとのことです.

私たちが泊まった時も確かにこの廃墟は,景観を損ねてひどいものだと思いましたが,そこは大人なので心にとどめておきました.しかし,出演していた旅館のオーナーによれば,客から苦情がない日はないほどだそうです.

対岸の廃墟の文句言われてもねぇ.

2018年6月10日(日)
くつろぎ宿新滝

会津若松市七日町

観光が主な目的というわけではないのですが,会津若松市に行ってきました.空いた時間に七日町を散策してきました.蔵屋敷を改装した商店街はなかなか風情がありました.真空管アンプと真空管を販売しているというJAZZ喫茶というのもありました.たぶんその世界(どの世界? ^^; )では有名なんでしょう.

真空管と真空管アンプも売っているJAZZ喫茶RAG

「美しい会津若松景観助成対象建造物」の個人宅

蔵を改装した住宅?

七日町駅

七日町駅ロータリーに入ってきたバス

七日町駅を発車した会津川口行きディーゼル列車

創作和菓子で有名な本家長門屋

暑かったので,クリームみつ豆(本家長門屋ではありません)