頭がすっきりしているうちにまとめておく,第2段です.
「野党は批判ばかり」とは,与党の品のない幹部が吐露する常套句で,虎の威を借るマスコミもそのまま肯定的に流したりします.
しかし,野党は批判ばかりでいいのです.与党の幹部からそういう言葉が出てくるというのは野党の追求に窮しているからに他なりません.
また,「野党は批判ばかり」と批判的にいう政治家・マスコミ以外の人に問いたいのは,それでは批判をしないで何をすればよいのか,ということです.まさか,某野党のように与党にすり寄るような言動をしろとでも.
まあ,「対案を出せ」とのなんとかのひとつ覚えが返ってきそうですが,絶対に採用されない対案を作り続けることほど非生産的なことはなく,聖人君子でもなけりゃ無理な話です.政治以外の仕事でも,提案をし続けても全部却下じゃやる気がなくなり,その人の能力まで低下してしまうことは自分の狭い経験からでも解ります.
だから野党は非生産的な対案作りなどせず,批判ばかりで大いにけっこうです.批判すべきところを批判しないで与党にすり寄るような野党こそ不要です.
全く採択されないので,生産性はゼロです.