愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

鉄血宰相ビスマルクの有名な言葉です.

解っちゃいるけど,人類は歴史に学びません.だから何度も戦争を繰り返しますし,大都市への一極集中や格差の拡大が野放しにされています.

何でそんなに愚かなのか.その理由は自分の経験で解りました^^;

最近は,時間をつぶすのに任天堂スイッチのLet’s Goイーブイをすることが多いのです.例えばある特別なアイテムの入手方法について,世間の人はみんな知っていて,自分だけ知らないことだったとしても,自分で発見できたらこれは格別です.たぶん脳内モルヒネ,エンドルフィンが出るんだと思います.

海外旅行でもそういうことがあります.どこそこの街のイタリアンなカフェのフォカッチャが格別だなんてことが,「なんとかの歩き方」や,今日ではwebの旅行情報に書かれまくっている事だとしても,その予備知識なく(あるいは,ごく断片的な情報だけから)自分で発見したらうれしくて仕方がありません.

ですから,脳内モルヒネを出すために,ゲームをするのも旅行に行くのもなるべく下調べをしないのが良いです.

ただし,あまりにもその発見に時間と労力とお金がかかるようでしたら,ストレスになるので,その難易度に応じた調査をした方が良いです.多少の調査をしても,人に手取り足取り教えてもらったり,連れて行ってもらうよりは脳内モルヒネが出ます.

経験で何かを得ると脳内モルヒネが出るから,人は経験に学ぶんです.本を読んで学んで興奮する 変態 賢者は,いることはいますがごくまれでしょう.

以上が私の経験に学んだことです^^;

「プリペイドは使いすぎる心配がない」ってバカか

最近,「キャッシュレス」で検索すると,アホ著名ブロガーから,一流企業のサイトの記事まで,トンデモ記事がたくさんヒットするので暇つぶしに利用しています.

アホブロガーでなくて,大手の会社のサイトでは,たいてい,そもそもキャッシュレスとはからはじまる体系的な説明を掲載しているところが多いです.そこによく出てくるのが,「プリペイド(やデビット)は,使いすぎる心配がないから安心です」って記述です.

デビットまで含むと,根本的に間違っています.口座残高をちょうど使い切った状態を「使いすぎない」と言えるのか.また,定期預金があれば,普通預金口座はマイナスになっても使えますので,それでも使いすぎないって言い張るのか.

あんまりバカすぎるので,ここではデビットの件は考えないことにします.

プリペイドに関しても,オートチャージ機能をオンにしていれば,これも「使いすぎる心配はない」は根本的に誤りになりますから,この機能もオフが前提とします.

しかし,毎回毎回現金でチャージするプリペイドって便利でしょうか.また,現金をATMから引き出して,その現金をチャージする機械に入れる事を考えると,はたしてキャッシュレスって言えるんでしょうか.

こういう突っ込みどころとは別に,筆者が個人的に感じるプリペイドカードの陰の部分は,その残額は死に金であるということです.

プリペイドカードを使う人は,たいてい複数枚のプリペイドカードを持っていると思います.筆者もなんだかんだで3枚持っています.取り扱い店で現金と同様に使えるポイントカードも含めれば,その倍を越えます.これら全部の残高を合計すると,2万円を越えます.

このうち,1〜2枚の日常的に使うプリペイドカード・ポイントカードを除けば年に数回使うのが良いところです.これらに入っている残額は,ほとんど流動しない,死に金です.かといって,年に数回の使うときに死に金分(残額)がなければ,プリペイドカードの用をなさないです.

そして,もし私が死んだら,相続権のある家族の誰もが使えない本当の死に金になる可能性が大です.

わが家の情報通信史の区切り

既報の通り,本日(2019年2月27日)をもちまして,現在のISPとの契約が解除され,新ISPとの接続は,明後日(3月1日)中の見込みです.

光回線にしてから,次のISPは,たぶん,のべ5ブランド目か6ブランド目(同じ会社の別ブランドに乗り換えた際,他社乗り換えと同じ特典がありましたので,ブランドで数えるのが適切かと思います^^; )です.ISP乗り換え自体は,ある意味現代に暮らす人間にとっては数年に一度の普通な経験なのかも知れません.

しかし,今回は,わが家的には,現ISPとの解約に合わせて,固定電話を廃止するという大きな区切りとなります.

現在は固定電話とは言え,光回線で,本質的にはIP電話と同じなので,メタルの線で電話局とつながるっていう点では,本日で解約となるISPの一つ前のISPに切り替えた時点で,終わっていました.しかし,長年使用してきた番号はそのまま引き継いできたので,その番号を廃止する(比較的良い番号なのでいずれ再利用されると思いますが^^; )というのは,大きな区切りです.

この番号の使用開始は,結婚して,職員住宅に入ったときですから,32年ほど使用したことになります(たぶん31年半).

記憶が正しければ,申し込んで割り振られた最初の電話番号が,電話局の都合で,他の番号に変更させられたのだったと思います.

ごねたりしませんでしたが,いくつかの番号の中から,選ばせてもらえて,

□□-□△△△

という番号を選びました.△は□より一つ小さい正の整数で,ちょっとした会社の代表番号にしても悪くない番号です.

□と△が続きであるということが災いして,幼い子供のいたずら電話がよくかかってきました.親のまねをして,電話機で遊ぶのでしょうが,不思議なもので,物心つかないような子供は,ボタンを3回ずつ押すという行動をよく取るようです.

その後,市内通話の広域化などで,頭に8が付いて,

8□□-□△△△

になりました.8が付くのか先だったかあとだったか,1997年にISDNにしたとき,2番号目は,

8□□-□△※0

という,関連のあるようなないような番号になってFAX専用で使っていました.これもちょっとした会社の代表番号とFAX番号の関係のようです.

FAXも一時期は頻繁に使っていて,FAXモデムで受けて,データをPDF化して,妻と私のメールアドレスに送信するような仕組みにしていました.そのFAXも光電話にするときに完全に止めました(FAXマシンやFAXモデムも廃棄).

e-Taxで悶え苦しむ 2019その2

去年のBLOGを読んだら,手持ちのカードリーダー製造元は,もはや同リーダーのmacOSのサポートはしないということなので,あきらめて,ここから先はWindowsにします.

Windows 10のスタンドアロン機は,1年とはいいませんが,数か月動かしていないので,山のようなupdateが待っています.まずは,updateを仕掛けて夕食をとり,夕食後に取り組みました.

夕食後,ある程度のセキュリティー意識を持った人なら当然であるように,Edgeを使ってe-Taxのサイトに行きましたが,Internet Explorerでないとだめだときました.本当はEdgeなんかでなくて,Firefoxでやりたいんですが,当然それは無理だろうと,Edgeにしましたが,それもだめ^^; Edgeでもデータ入力はできるようですが,マイナンバー方式はだめなようです.まあ,セキュリティーの専門家からいろいろいわれそうですね.

さて,Internet Explorerを探しだし,e-Taxの動作環境の確認の次に,マイナンバーカードの読み込みがあります.ここは,いつもそうなんですが,「パスワード」と「暗証番号」という言葉の使い方がごちゃごちゃで,これまたいつものように,混乱しそうになりましたが,これまでに残しておいたメモと,「4桁の暗証番号」というインストラクションとで,なんとか誤ることなく進むことができました.

しかし,英数文字の混じったパスワードのことを暗証番号とは,普通は呼ばないですよね.連続して認証を失敗すると,市役所にリセットしてもらいに行かなければならないので,ボタンを押して認証が通るまでドキドキハラハラでした.毎年寿命が縮まります.

このあと,Macで入力して保存しておいたデータを読み込みたかったんですが,「印刷」で進んで保存したデータを,e-Tax前提で進んでから読み込むのはできませんでした.期待した私がバカでしたが,一度データ入力しているので,それほどデータ入力はたいへんではありませんでした.

Macで失敗したのを踏まえて,まずは源泉徴収票に基づくデータ入力をして,納付/還付額が0円であることを確認します.

その後,給与以外のちょっとした収入を追加して,医療費控除のエクセルデータを読み込ませます.

やれやれ.

e-Taxで悶え苦しむ 2019

高橋英樹夫妻が,「こんなに簡単にe-Taxできました」っていうニュースを見て,髙橋夫妻を借りたくなる今日この頃です.

これまで,Macで何度かe-Taxを試みましたが一度もうまくいっていません.最近では,この時期だけスタンドアロンのWindowsマシンを稼働させて,e-Taxしていました.

今年は,新しいMacbookを買ったこともあり,Macで着手しました.ひどい年だと,最新のmacOS(といってもリリースされて何か月も経って)では動作を保証しないということもありましたが,今年はちゃんと,Mojaveをサポートしているようです.

国税庁のサイトから必要なソフトをダウンロードしてインストールしましたが,必要な動作環境が満たされないと文句を言われます.毎度のことではありますが,どこがどう満たしていないのか,手がかりがないので,どうしようもありません.

しょうがないので,印刷で提出する方を選んで,データ入力をし始めました.一通り入力してからもう一度e-Taxの方を選んでデータを読み込めるんじゃないかと踏んでいます.

しかし,ただのデータ入力にも罠がありました.データを一通り入力して,最後まで行くと,「2万数千円納税せよ」という結果になりました.これはおかしいので,追加したデータを少しずつ削除して確認しようとしましたが,医療費のデータを1つずつ手で削除していくのは,いちいち確認のダイアログが出るので至難の業です.

そこで,空のシートを読み込ませて上書きして削除しようかと思いましたが,空だとエラーとなって上書きしてくれません.「詰んだ」と思って,いったんあきらめて最初からやろうかと思いましたが,10万円以下なら結果に影響しないから,1件だけダミーデータを書いたシートを読み込ませれば良いのだと気がつきました.

その方法で医療費を削除し,他のデータも削除し,いろいろ見ていたら,とある収入の必要経費が入力漏れしていることに気がつきました.このデータを入力して,医療費のシートを読み込ませて,最後まで行くと,めでたく数千円還付されるという結果となりました^^; まあ,家族で行ったら足りませんが,焼き肉1回分の足しにはなりそうです.

さて,macOSの件ですが,久しぶりにSafariをいろいろいじっていたところ,環境設定の拡張機能に,インストールした国税庁のソフトが3つ入ってはいましたが,チェックが外れて無効となっていました.

これらのチェックを入れて,有効化して,国税庁の動作環境をしたら,OKとなりました.まだその先のマイナンバーカードによる認証までは進んでいません.日を変えて^^; 試してみたいと思います.