方向が違うぞ > 全数把握撤廃

横澤夏子と滝藤賢一が出演する会計ソフトのCMで,2度手間で横澤が怒っているバージョンがあります.

あれ笑えない話で,特にICT化が遅れている(したがって,生産性が悪い)といわれている地方自治体の業務のかなりの割合を占めているのが,システムAから出力されたデータを印刷してシステムBに手入力することだ,とNHKかどこかのレポートで見たことがあります.

ある程度ICTのスキルがある,あるいは自分でスキルはなくともどうすれば良いか解る人が第一に考える解法は,システムAからの出力をシステムBが読み込める形に変換して読み込ませる,です.それができない,そういうレベルなんだそうです.

これ,今の新型コロナウイルスの患者データを厚労省システムに入力するのと同じ次元,というか全く同じ話のように思います.

今どきどこのクリニックでもカルテは電子化されています.しかし,「疲弊」している医師の様子を紹介した先日のNHKのニュース映像では,医師が紙を見て厚労省のシステムのWebのUIに打ち込んでいます.

カルテのデータを一般的なテキストファイルに落として,厚労省のシステムに合うように整形して,インポートできれば,読み込ませるテキストファイルのリストを入念に確認したにしても,大した手間にはなりません.厚労省のシステムの設計によっては,テキストファイルを整形する必要さえないかも知れません.

てなことを思う今日この頃ですが,現場の医師の発言でこういう方向性が必要というのを1度だけ数日前に民放のニュースで見ました.

今は第7波のまっただ中で,そうはいっても従来の方法で乗り切るしかないのかも知れませんが,第8波までには,そういう方向に持っていってもらいたいものです.

端で見ていても痛々しい😓

マザコン

そういえば,権力に寄り添う姿勢の著名弁護士が,権力やそれに寄り添うカルトを擁護する立場から安倍元首相暗殺に関して,「二世信者マザコン論」を展開して,カルト被害者,当の二世信者や彼らを支援する人たち,そして一般の常識ある人々から大いにひんしゅくを買ったことは記憶に新しいです.

以下,あくまで当社調べに寄ります.

マザコンを最低のものという文脈での彼の発言(あの番組のその発言,たまたま視聴してました😓)の背景には,たぶん,彼自身がマザコンで,それを外向きには否定するために,他者のマザコンを強く攻撃したのではないかという推測が成り立ちます.

なぜ,日本ではそこまでマザコンが足蹴にされるんでしょうか.それは,「マザコンは最低」というのが日本の女性たちのほぼ統一見解だからだと思います.

しかし,世界の大学ランキングで常にトップ争いをしているハーバード大卒で,東京工業大学の非常勤講師を務めたパトリック・ハーラン氏は「欧米の男子は皆マザコン」と発言しています(引用・参照できる出典はありませんが,ネット検索すれば同様の言説は多数見つかります).

実際,ドキュメンタリーを見ても,ニュースで紹介されるちょっとしたエピソードを見ても,フィクションを見ても,欧米系の男性は誰も彼も日本の基準で言えば間違いなくマザコンです.

一方,日本でもドキュメンタリーを見ても,ニュースで紹介されるちょっとしたエピソードを見ても,フィクションを見ても,日本の母親たちの子供(男児)に対する接し方は,マザコンを育成しているとしか見えません.

自分の子はマザコンに育て,他人である男性のマザコンは毛嫌いする.一見矛盾しているようですが,他人のマザコンはその他人の母親に支配されているわけですから,表裏一体なのです.

以上,あくまで当社調べです.

どうでもいいけど気がついた事: M. D. Ph. D

JARLビューローから届いたQSLカードを全部くまなく見ているわけではありませんが,いつだか 日本の方の発行したQSLカードに “M. D. Ph. D”とローマ字表記の氏名の後に記してあるのに気がつきました.

意味を説明する必要はないとは思いますが,念のため書くとそれぞれMedical Doctor, Doctor of Philosophyのことです.Philosophyは哲学ですが,哲学に限らず日本の “博士(なんとか学)” に相当します.最近は, “.” を略して “MD”, “PhD” と書く人も多いと思います.

PhDってのはまたよく解らない話で,大昔に職場で先輩に聞いたら「日本語の “博士号” は英語にすると “PhD” だ」と断言していました.しかし,その後の自分の見聞を総合すると,そうでもなくて,「アメリカの大学で博士の学位を取った人がPhD」です.

オーストラリアでは普通, “Dr. だれそれ” って名刺やWebの経歴などに書きます.ヨーロッパの研究者もたいていそうです.ですが,よく知っているオーストラリア人の研究者で,アメリカの有名大学で学位を取った人がいましたが,彼は “PhD” と名刺などに書いてました.まあ,学位記にそう書いてあるんだろうからそう書くのが自然ですし,あちらの人は “PhD” と書いてあるのを見ればアメリカで取ったんだなと解るので,たぶん自分のアイデンティティーにしているのだと思います

日本人の場合,海外経験が主にアメリカだったり,海外経験があまりない人にとっては英語=米語なので,博士号=PhDととらえているのだと思います.

それでは日本の大学で学位を取った人はどう標記すべきでしょうか.上のような事情があるから,アメリカではPhD, その他の多くの国ではDrとするのが良いんでしょうね.

ということは,QSLカードに記す場合は,アメリカ相手はPhD,ヨーロッパやオーストラリアなど相手だとDrと,相手によって変えて印刷するのがベストなのかもしれません.記さなきゃ関係ないんだけど😓

注意: 当サイトの記事の内容は全て「当社調べ」によるものです.

または, “Dr だれそれ” .
その辺の事情を聞いておけば良かったです😓

T1協会とSK学会

かつて,霊感商法や若者の洗脳が社会問題となりマスコミが騒いだ頃, “T1教会” はバチカンから異端認定されているからとの指摘を受けて,マスコミは一斉に “T1協会” と表記を切り替えたのでしたが,みんな忘れちゃったようで,現在マスコミは皆 “旧T1教会” と表記しています.今風の表現で言えば,「違和感」を感じます.

また,今回のあちこちのワイドショー内の議論で,日本も宗教団体を装った反社会的なカルトをヨーロッパ各国に習って定義づけすればいい,という意見がカルト問題の専門家たちか出始めたので,その議論が進展しないかと期待して半分身を乗り出して見ていましたが,尻すぼみになってしまいました.

この議論が進んで,フランス等の調査の経緯を踏まえると,SK学会もセクトに認定される可能性(少なくとも調査対象になる可能性)が出てきます.

だから,政権に忖度してセクト認定の基準を定めろという論議が尻すぼみになったんだなあと推測しています.

あるいは,プロテスタント系のUnited Churchからの指摘かも.いずれにしてもしらんけど😓

絶望的な日本のICT

患者の全数把握が無理な理由が,「コンピューターへの患者のデータの手入力の手間」って,完全に終わってますね.

しかも,その対策は,「入力項目を減らす」とは😓

そういえば,ときどき通うあるクリニックでは,マイナンバーカード読み取り機があるのですが,その装置の正面の全面に,マイナンバーカードとは関係のない患者宛の何かの注意書きの紙を貼って,使えなくしてます.

ちょいと調べると,資格確認の義務化は来年4月からだから,文句は言えないのかな.

なんか,ICT技術を積極的に使って省力化したり,匿名化したビッグデータを活用していくって方向でないのが悲しいです.