断捨離再開

去年あたりから,ぼちぼち断捨離のつもりで,自分のものを捨てるようにし始めたのですが,なかなか捨てる捨てないの基準が下げられず,後悔なく捨てられそうなものがなくなってしまったので,いつのまにか作業をやめてしまいました.

これでは死ぬ前に断捨離が果たせないので,作業を再開することにしました.しかし,どれをとっても今すぐ捨てていいとはなかなか判断ができません.考えずに何でもかんでも捨ててしまえば,断捨離ははかどりますが,まだ多少は残っている人生で,過去を振り返って楽しむということができなくなる恐れがあります.それを絶つのが断捨離だと言うのは解っているんですが😓

そんなわけで,まだ本当の断捨離ではないけど,可燃ゴミの日,不燃ゴミの日,古紙の日に少しずつでも絶えず出し続ければ必ず持ち物は減るくらいの感じで進めていくことにします.

一番楽なのは,捨てる捨てないの判断が不要な処分です.考えつくのは,電子化の済んだ印刷物や書類,自分のノート類です.ということで,今日からしばらくは,それらを電子化しながら処分していくことにします.

今日は手始めに5冊のノートを処分しました.これらは,大学生時代からの電子工作,プログラミングの記録でした.

Chromiumのbuildは手強い

alienさんのディレクトリーに,ChromiumのSlackBuildスクリプトやパッチ一式があります.そこで,Google-Drive-OCamlFuseをSlackware ARMで動かした余勢をかって,buildに挑戦しました.

とりあえず,chromium.SlackBuildスクリプトを走らせたら,なんかエラーが出たので,エラーメッセージを手がかりに,Google-Drive-OCamlFuseのときと同様に,-gnueabihfを付けたら,そこは通りました.

--- chromium.SlackBuild-org 2020-11-12 12:55:07.023680300 +0900
+++ chromium.SlackBuild 2020-11-12 12:55:54.442478873 +0900
@@ -893,9 +893,9 @@
   # Take care of Debian/Ubuntu related linker issues:
   echo "/usr/lib/${SYSROOT_TARGET}-linux-gnu/nss" >> \
-    build/linux/${SYSROOTDIR}/etc/ld.so.conf.d/${SYSROOT_TARGET}-linux-gnu.conf
+    build/linux/${SYSROOTDIR}/etc/ld.so.conf.d/${SYSROOT_TARGET}-linux-gnueabihf.conf
   ln -s libsqlite3.so.0 \
-    build/linux/${SYSROOTDIR}/usr/lib/${SYSROOT_TARGET}-linux-gnu/libsqlite3.so
+    build/linux/${SYSROOTDIR}/usr/lib/${SYSROOT_TARGET}-linux-gnueabihf/libsqlite3.so
 fi
 --- Compile ---

しかし,その後,config-third-party-ffmpegとやらで,エラーが出てしまい,手がかりがないのでお手上げです.

しばらくこのまま放置します.

2020年11月13日(金): diffの内容が,ちゃんとペーストできていなかったので手で修正しました.

Google-Drive-OCamlFuseのときは,gnueabiにしましたが,やはりgnueabihfが正しかったのかも知れません.

Raspberry Piで暮らせるか (3) SSDで解決

プチフリーズ的な問題は,SDカードをルートドライブにしているからに違いないと解っていたので,SSDに替えることにしました.

もともと32GBのSDカードで動かしていたので,128GBもあればいいのですが,今SSDが値崩れ状態のようで,960GBで,USB3.0エンクロージャーに入ったものが,1万円しないので,大きすぎな嫌いはありますが,先々の使い回しもできるので購入しました.

今日(2020年11月10日)届いたので,早速セットアップしました.すでにブートローダーがUSBドライブ起動に対応しているので,最初のmsdos(vfat)のパーティションにSDカードの最初のパーティションを,残る適当なパーティションをLinux(ext4)にして,残るSDカードのLinux部分をコピーということで大体作業は終わりです.

ターゲットマシンをSDカードでブートさせて,その上でコピーもできますが,/devなど,生きているときと死んでいるときで中身が違うのがありますから,別のLinuxマシンにSDカードとSSDをマウントして,rsyncなどでコピーするほうが楽です.

コピーした内容のうち,2つのファイルだけ変更しなければなりません./etc/fstabと,/boot/cmdline.txtです.今回どちらも,/dev/sdaなんとかでなく,UUIDを入れてみました.blkidで表示される長ったらしいやつです.

SSDをつなぎ,SDカードを差し込まないで,あとは,無事起動することを祈って電源を入れたらあっさり起動しました.

ほとんど問題なく使えます.プチフリーズ的なことは一切起きません.ただ,今どきのパソコンに比べれば,同等とまでは言えず,ほんの少し遅いノートパソコンくらいかなという感じです.しばらく様子を見てみたいと思います.

Slackware ARMが走るサーバー(左: Raspberry Pi 4 Model B RAM 4GB)と今回購入したRaspberry Pi OSの走るWS (同8GB).撮影のため無理やり寄せています😥

Slackware ARMでGoogle Driveを使う(成功!)

手順をまとめました.

四苦八苦していた,Slackware ARMへのGoogle Driveのマウントですが,成功しました.

まず,失敗のページのopamを使ったgoogle-drive-ocamlfuseまでのインストールは正しかったです.

にもかかわらず,認証のために引数なしでgoogle-drive-ocamlfuseを立ち上げてもエラーが出てします.

結論的にはこのエラーの原因は,このマシンのホームディレクトリーに,大昔のx86 32bit時代にいじった .gdfuse ディレクトリーが継承されていたことによります.

エラーが出たら,Google Driveを使いたい人のホームディレクトリーで,

rm -rv .gdfuse

として,古い設定ファイルを消します.

そして,以降の手順は,前のページでも参照した,

のほぼその通りです.ただし,もともとSlackware ARMにはFirefoxはないので,Firefoxのかわりに,www-browserという名前の以下の内容のファイルを実行可能にして,PATHの通るところに置きます.

#! /bin/sh
echo $* > /dev/stderr

上記Qiitaの例では,ホームディレクトリーに置いて,そこにパスを通していますが,筆者の場合はもともと$HOME/binにPATHを通しているのでそこに置きました.

.gdfuseのない状態で,google-drive-ocamlfuseを起動すると,長ったらしいURLが表示されますから,それを手元のブラウザにコピペして認証すればOKです.

Slackware ARMでGoogle Driveを使う(失敗)

手順をまとめました.

Raspberry Pi OSにGoogle Driveをインストールする方法は,あちこちに書かれていますね.例えば,

です.以前,Slackware64でうまくいったので,次にSlackwere ARM 14.2でなんとかならないか試みました.基本的なインストール手順は,

  1. ocamlをインストールする
  2. opamをインストールする
  3. google-drive-ocamlfuseをインストールする

ですが,sbopkgでocamlをインストールしようとしても,エラーが出て先に進めません.それを最初に確認したのは,もう3年近い昔なのですが,ほったらかしていました.

最近,Raspberry Pi 4 Model Bを追加購入して,Raspberry Pi OSにGoogle Driveをマウントできるようにしたら,もう一度Slackware ARMでやってみようと思ってネット検索してみました.すると,ocamlをSlackware ARMでbuildするための解決法がありました.

リンク切れも起こりえるので,要点を書きますと,ocaml.SlackBuildの,

--host $ARCH-slackware-linux

を,

--host $ARCH-slackware-linux-gnueabi

に書き換えれば(あるいは-gnueabiを追加すれば)良いのです

ocaml.SlackBuildや,ソース類は,SlackBuild.orgからダウンロードできます.

できた/tmpにあるバイナリーをinstallpkgしたら,次はopamです.

sbopkg -i opam

であっさりいきました.あとでbubblewrapとやらも必要となるので,

sbopkg -i bubblewrap

とします.

いよいよ,opamでの作業ですが,opamはroot権限非推奨とのことなので,Google Driveを使いたい一般ユーザーでログインして,冒頭のQiitaの記事を参考に以下のコマンドを実行します.

opam init
eval $(opam env)
opam update
opam install depext 
opam depext google-drive-ocamlfuse 
opam install google-drive-ocamlfuse

質問にはいずれもデフォルト(リターンのみ)で回答してます.最後の本体のインストールは時間がかかります.

エラーもなく,google-drive-ocamlfuseがインストールできましたが,認証のため,GUI (KDE)のKonsoleからgoogle-drive-ocamlfuseを引数なしで起動したところ,

Fatal error: exception Invalid_argument("index out of bounds")

というエラーが出てしまい,頓挫です.またしばらく棚上げします😓

追記

成功しました → Slackware ARMでGoogle Driveを使う(成功!)

-gnueabihfかも知れませんが,調べる予定はありません😓