Gentoo VMを飼い続けるのはきびしいかも

実マシンの第2OSとしてGentooを維持するという当初のプランでは,システムをup to dateにするためには,第2OSであるGentooで起動させて,長い時間emerge (Gentooの自動buildシステム)を動かしておく必要があるので,第1OSを使いたいときに使える状況ではなくなりました.

Gentooを第1OSにしたとしても,updateで平気で一晩かかるとかあるので,システムのON/OFF/Rebootの自由度がなくなり扱いづらいです.

それと,当初期待したほど〝守備範囲〟が広くなくて,第1OSとしては厳しいんです😓

そこで,Gentoo以外の扱いやすく守備範囲の広いdistroを第1OSとして(ManjaroかDebian),Gentooをその仮想マシンとすることで,update中は第1OSの電源断やリブートはできませんが,第1OSにマシンパワーをある程度リザーブできますし,普通の作業(ってなんだ😓)は可能です.

しかし,それでも平気で何時間もかかるようなupdateはありますので(しかも,実マシンの時よりも何割か余計に時間がかかる),飼っている第1OSの自由度は制限されます.

といって,Gentooを放置すると,並みやたいていの方法では二度とup-to-dateにできなくなります😓

ということで,持て余しているというか,振り回されているのが現状です.

仮想マシンであるGentoo AMD64が,qtwebengineを激しくemergeしている様子

Follow-ups: Yakuake, 何もしてないのに壊れた

Yakuakeはざっと調べれば, “Yet Another Kuake” のことだと解りました.Kuakeは,QuakeのKDE版(?)のようですが,詳しくは解りません.

また,Manjaroがブートしなくなくなった件ですが,これはけっこうあることのようです. “Manjaro doesn’t boot” あたりで検索すると多数ヒットします.

Yakuake

一体全体どういう意味なんでしょう.響きや,音節が必ず母音で終わるところは,ハワイ語とか,ニュージーランドのマオリ語な感じがします.あるいは,海外の人が日本語に似せて考えた造語だったり.そのへんは後で調べますが,なんとも,便利なツールです.

Plasma (KDE)で何かしているときに,ふとターミナルが必要になることがよくありますが,そんなときのために,いつもKonsoleを立ち上げて使用しているアプリ(大抵はFirefox)の裏にしておいたり,最小化しておきます.

ところが,このYakuakeは,必要なときに,F12キーを押すと,上から降りてきます.

→ フルサイズのイメージ

基本は,気に入っているKonsoleのようで,Konsoleのデフォルトプロファイルを変更するとYakuakeもそれに応じて変わります.

何年も前からあるようなのですが,これが標準で有効化されていたManjaro AMD64を使って初めて知りました.とても便利なので,Debian AMD64, Manjaro ARM64でもログイン時に起動するようにしました.

→ フルサイズのイメージ

Debianも壊れる

今度は,何もしていないのにDebianも壊れました.あるパッケージをインストールしようとすると,lvm2がなんとかかんとかというエラーが出て,aptが異常終了します.

最初は最後のほうに出る,今は存在しないswapパーティション関連のメッセージを見て,またresumeに関するエラーかなと思って調べて,/etc/initramfs-tools/conf.d/resumeの内容をコメントアウトしたりしましたが,関係なしでした(そもそもこの件はエラーでなくて,WarningとInfomationでした).

エラーは,aptコマンドの直後に出ているlvm2に関するもので,対策を見つけることができました(Ask Ubuntu).念のため要所だけ抜き出しますと

apt purge lvm2
rm -rfv /etc/lvm2
apt install lvm2

で,直りました.ちなみに,なんでもsudoをつけるdebian流はどうもなじめないので,sudo -i してからroot権限でやってます(Slackware/Gentoo/Manjaro/Arch Linux流).

もう一つついでに,エキスパートな人たちはなんで,&&を使いたがるんだろう.リターンを押した方がキータイプ数も少ないし,エラーが出た場合の因果関係も解りやすいのに.

さらについでに,どうしてエキスパートな人たちは,rm -rfに-vを付けないんだろう.

ManjaroでMozcまとめ

まとめになるかどうか😥

結局,Manjaro AMD64をクリーンインストールし直しました.

Mozcが動くようにするには,fcitx5-mozcと依存のある関連ツールをインストールしますが,なぜか, “Keyboard layout viewer (fcitx5-configtool) 5.x.x-x” が依存から外れていて,インストールされません.これだけ別にインストールしないと,fcitxの設定からMozcを追加して使うことができません

また,いつものおまじないを .xprofile に書き込みます.

export GTK_IM_MODULE="fcitx"
export QT_IM_MODULE="fcitx"
export XMODIFIERS='@im=fcitx'

しばらく,Manjaro AMD64を第2WSにて使いますが,またトラブるときに,仮想マシンを道連れにして壊したりするのも嫌なので,仮想マシンはDebianでいじります.そうなると,実質的にはWeb browser (Firefox)くらいしか使いみちはないかもです.

エディターで設定ファイルをいじれる人は別ですが.