宮部みゆき「名もなき毒」

昨日読了した「誰か」の続編的位置づけにある「名もなき毒」を1日で読破しました.

2つの大きな事件が並列的に進行して,それぞれの事件に関係する人たちが交錯していくという,これも宮部みゆきワールドなんでしょう,全くだらけたところがない小説です.

昨年放送されたTBSのドラマとの比較では,やはり「誰か」よりもずっと濃い内容を「誰か」より放送回数が1回だけ多い6話でドラマ化しているだけ,ドラマの側で多少の省略があります.また,最後の娘の救出劇など違った脚色もあります.キャスティングに関しても,「誰か」ほど感心はしませんでした^^; 「誰か」の美人姉妹など華やかな登場人物がいないからかも知れません.

それでも,優れた映像化だと思います.ドラマと小説それぞれの登場人物たちが現している人物像も考え方・主張も全く同一と言えます.

ただ,どうしても2つの流れを交錯させたり,急展開させる場面で,ちょっと無理があると感じる箇所が多少あります.しかし,小説のおもしろさを大きく損なうものではありません.

とにかく読書をあんまりしなくなったこの私が,500ページもの長編を一日で読んでしまったことが,そのおもしろさを端的に表しています.

次は火車を読みます.

宮部みゆき「誰か」

宮部みゆきの「誰か」をようやく読み終わりました

読んで解ったのは,昨年TBS放送されたドラマは,あらすじも登場人物もほとんどそのままで,かなり忠実にドラマ化されていたと言うことです.強いて言えば編集部スタッフについて小説の方では個別の記述がないことくらいでしょうか

特に,配役には感心しました.中でも梶田聡美(演:深田恭子),編集長(演:室井滋),刑事(卯月勝利,演:菅原大吉),主人公杉村三郎の義父 今多嘉親(今多コンツェルン会長,演:平幹二朗)は,ぴったりで,文字を読んでいても彼らの顔が浮かんできました.

ドラマでは伊藤かずえという個性派をキャストした野瀬祐子は、小説の中では電話でやり取りをするだけでしたが,文字メディアと映像メディアの差が一番大きく現れた場面かも知れません.

あらすじは何も起きそうもない平穏な日常生活の中で読者の想像を超えたことが起こるという宮部みゆきワールドそのものです.ただ前半はテンポがゆっくりで,途中で読む気力が萎えそうになりました.

しかし,後半は,話の展開も劇的で,ドラマで見てあらすじを知っているにも関わらず,引き込まれてどんどん読み進めました.

感心したのは,父親としての娘に対する気持ちの描写です.娘の父になり得ない作者に,どうしてあそこまで父親の気持ちがわかるのでしょう.

さて380ページのこの「誰か」の次は,500ページ弱の「名もなき毒」を読みます.

バカの壁を読み終え,次は「誰か」と「名もなき毒」を読みますと書いてからちょうど1か月.
ドラマは,誰かと名もなき毒をシームレスに合体させていますが.
編集部員については,「名もなき毒」に書かれているのかもしれません.もうすぐ解ることです.
小説では小柄ということになっていますが,小柄で重厚な雰囲気の出せる俳優(というか「人」)はいないでしょう.小柄にこだわらないキャスティングで正解だったと思います.

無線の目標追加 (2014)

同軸(ケーブル)トラップというのを試してみることにします.具体的な目標としては,

  1. あり合わせの材料で試作して,計算と合うか調べる
  2. 3.5MHzのトラップを作成する
  3. 上記を使って,3.5MHz用スローパーを1.9MHzとの2バンド化する
  4. 将来のローバンドアンテナの検討

今年の具体的な目標は,3番目のスローパーの2バンド化までです.

現在の3.5MHzのスローパーは余りに飛びが悪くノイズが多いので,もし,同軸トラップがうまい具合に働いてくれるのだったら,将来的には,7, 3.5, 1.9(1.8)の3バンドの逆Vに置き換えたいと考えています.

2014年の目標

2012年は,年間交信数1万超え,年間DXCC246エンティティー(当時自己新),昨年(2013年)は交信数は1万にはやや及ばなかったものの,年間252エンティティーと,自己最高記録を更新しました.

昨年末から,この三が日までで断続的に考えた結論として,無線は,まあ今年は一段落ということにして,交信数6000,DXCC180エンティティーを目標に置きます.

無線やその他の生活を総合した目標は優先順に次の通りにします.

  1. 畑の再生(まめにメンテする)
  2. シャーク スチーム ポータブルを買う
  3. 粋な無線家を目指す

畑ですが,去年は,体の心配をしながらも夏まではそこそこ手入れしていたのですが,秋に病気をして,最後は草ぼうぼうにしてしまいました.今年は一年間絶やさず手入れしていきたいと思います.

それから,大掃除の度に,スチームによる掃除用具が欲しいと思い続けていましたが,昨年末の掃除で,やはり台所回りの掃除に必須と感じ,次の大掃除の時期である5月の連休前に買うことにします.

無線に関しては,今年も粋な無線家を目指していきたいと思います.今の日本のアマチュア無線界を見ていると,「粋」の反対なことばかり目立ちます.

自分の気持ちだけは粋な方向を目指したいと思います.

言葉の乱れ

まあ,言葉は少しずつ変わっていくもんです.それを進化ととるか,乱れととるか^^;

ここ数年特に気に入らないのは,謙譲語の誤用です.典型例では,「食べる・もらう」の謙譲語である「いただく」を本来丁寧語とすべきところで使ってしまう誤用です.

テレビの出演者やナレーターが平気で使うようになってきてますので,もう正しい使い方に戻らないかも知れません.

敬語は日本語の美しさのひとつとされますが,特に正しい謙譲語が一番美しいと思います.そのかんじんな謙譲語が誤用・乱用されて,日本語の美しさのひとつが失われつつあります.

もうひとつは,いわゆるレタス言葉です.もう,ら抜き言葉はあきらめて敢えて文句も言わないことにしていますが,レタス言葉の耳ざわりの悪さは耐えがたいです.あくまでテレビで見ている限りにおいては,スポーツ関係者が多く使うようです(特に解説者).

レタス言葉の一種になるでしょうか,旧BLOGを見ていたら,「上げれれる」というのがありました.昨年末引退を発表した,著名な元オリンピック選手の発言です^^;

つまり,テレビのライターが誤用して書いている.
一番難しいですから.
「行けれる」「打てれる」など.