ロシアと交信する気がしない

さすがに正気の沙汰とは思えない軍事侵攻をしているロシアですが、一般の市民にはどれだけ責任があるのかなぁと言うと難しいですよね。あんなまともじゃない指導者を選んだと言うところは国民総体としては責任があると思います。

しかし国民それぞれについては、プーチンに1票も投じたことない人もいるでしょうし、今でも逮捕覚悟で戦争反対運動してる人も少なくないと思います。

そんなこんなもちろんわかっているんですが、気持ちとしてロシアのアマチュア無線局と交信する気が全くしません。

逆に現在アマチュア無線が禁止になってしまったウクライナですが、アマチュア無線を再開して交信できる平和な日が1日も早く戻ることを祈ってます。 

エレメント切れの修理

24日に冬の間に枝打ちした枝葉の後始末をしていたところ,4エレクワッドの第1導波器の14MHz用エレメントが切れて垂れ下がっているのに気がつきました.

第1導波器から切れて垂れ下がる,14MHzエレメント

昨年はさいわい1年間エレメント切れはありませんでしたが,このクワッドも上げてから21年が経過して,近年は年に1〜3回エレメント切れを起こしています.

もともと柔軟性のあるグラスファイバーのポールに結びつけられた裸銅線は,一年中ゆさゆさ揺れていて,角の部分は疲労してきます.24日まで4〜5日間,寒波の影響で季節風が強く吹き荒れていたので,最後の一撃となったのでしょう.

この時期はタワー下の木々の葉は枯れ落ち下草もないので,アンテナエレベーターをフルダウンできました(翌日).

前回フルダウンしたのは昨年3月で,その時の作業メモから要点検箇所を確認したところ,問題なしでした.

修理作業はさらに翌日行いました.第1導波器のスプレッダーを取り付けているX字型の金具を,スプレッダーを付けたまま抜こうとしましたが抜けませんでした.

やむなくプランBで,柱上でスプレッダーをクランプから外して下ろします.この方法の最大の欠点はどうしてもワイヤーエレメントがこんがらがるので,ストレスがかかってダメージのある部分を余計に傷めてしまうことです.実際,14MHzのエレメントが,自然に破断した部分の他2か所で切れました😓

このあとクランプを外しましたが,ネジの圧力でブームが変形して抜けにくくなっていたようです.

地面でスプレッダーを組み立てて破断した3か所をはんだ付けして,残る1つの角の部分もかなり削れていたので,補強しました.

つなぐのも補強も同じで,つなぐ場所に5〜10cmの銅線の端切れをあてて,スズめっき線で巻いて,その上からはんだ付けします.

気温はまあまあ上がりましたが,風もあるので,とてもじゃないけどガス式はんだごてでは無理なので,100Wの普通のはんだごてを使いました.

完成したエレメントの取り付けは,クランプに針金で2.5mほどの長さの太めのアルミパイプを縛り付けて,ガチャンとはめるという机上の空論とも思える方法なのですが,これは,過去にも成功していて実績のある方法です.今回も面白いように簡単にはまりました.

X字金具に太いアルミパイプを縛り付けて,ブームにガチャンとはめ込む

前述のようにブームが変形して滑りにくいので,当て木をしてハンマーでたたいて押し込みました.

今回第2導波器の18MHzのエレメントが痛んでいるように見えましたが,特に手当てできませんでした.たぶん次に切れると思います.

日没までには全て作業完了しました.

5band 4ele Quadのフルアップ状態.
2022年2月24日(木)
5band 4ele Quad.
パーフェクトクワッドは,その角の処理に工夫がなされていて,疲労しにくい構造になっていますが,それでもいつかは切れます😓
2022年2月25日(金)
2022年2月26日(土)
スプレッダークランプ?

他人が交信できない様子を見て “HI”と打ってくるやつは電波法違反だぞボケ!

なんか,たいして実害がなかったのに,いつまで経っても繰り返し思い出されて悔しい思いがこみ上げてくる事象ってあります.

そうなる前に,その悔しい思いを紙に書いて捨てると気分がかなりすっきりするって,先日どこかのテレビでやってました

表記についてはそうなってしまった後のことなので,紙に書いて捨てるだけでなく,BLOGに書いて消滅させるというのを試してみようと,思った次第です.

ああ,「大様の耳はロバの耳」ですね.

今さら効果あるかな.

Glossary

HI: またはHEE.ワブラーの場合は「ヌヘヘ」.

たぶんNHKだと思いますが,どんな番組だったかさっぱり思い出せません.

RAEM 2021

今年もRAEMに参加しました.アマチュア無線局RAEMとは,7, 14, 21MHzの3バンドで交信できました.緯度経度からすると今年のRAEMは,クラスノヤルスクからの運用のようでした.

今年は特にJA局が少なく,JH4UYB局と2バンドで交信しただけです.

夕食後も聞いてみたのですが,もはや集中力がなくて,ナンバー受信が苦痛になりリタイヤしました.出来高は,生存証明程度でした😓

そういえば,コンテストナンバーをログソフトのデフォルトのまま “12N34W”って送ってくる局がこれまでより多くいたように思いました.ルールを読まないまでも,相手から送ってくるナンバーを見れば(聞けば)自分が送るべきナンバーは解ろうものですが.あるいは,自局が送信しているモールスを全然聞いてないんでしょうか.

まあ,モールスやっている局のモールスの受信能力って過大評価してはいけないことはこれまでの経験で嫌というほど知っていますが😓

足の裏の飯粒

職場でまだ若手だった頃,先輩が学位について,「足の裏の飯粒」と言っていました.そのこころは,「取らないと気になるけど,取っても食えない」ということです.

その頃はまだ自分は関係ないと思っていましたが,そういう年頃になったら言い得て妙だなと感じるようになりました.

取っても取らなくても,国際学術会議などに行くと,若手〜中堅の年齢なら “ドクター何々” と呼ばれ,ベテランの年齢になると “プロフェッサー何々” と呼ばれます😓 それを後ろめたく感じなければ博士号は取る必要はないかもです😓

アマチュア無線での自分にとっての足の裏の飯粒は Mt. Athosです.何しろ免許人が1人しかいない状態が何十年も続いています.たまに突然出てくるようですが,先代😓のアポロ神父のときは,自分のアクティビティーとマッチせず,信号を聞いたこともありませんでした.

出ないなら出ないで,定期的に大々的なDXpeditionを認めるような寛容さが欲しいなあとずっと思っています.

寛容さって神の教えの一番大事なところじゃないのかな,って誰か言ってました.

代替わりして,Monk Iakovos Kutlumusian, SV2RSG局が最初に出てこられた2016年に21MHzで交信し,QSLカードももらったのですが,後にARRLが “/Aが着いていないからMt. Athosとは認めない”といちゃもんを付けたので,ただのギリシャのカードになってしまいました.

今年になってRSGさんが再びアクティブになり, “/A”を付けて出て来られました.同じ場所から運用しているのに, “/A”が着けば珍エンティティー,なければ普通のギリシャです.夏に14MHz CWで,またつい先日14MHz FT8で交信しましたが,どちらも最後が聞こえない,取れない怪しさの残る交信になってしまいました.

今朝ですが,RSGさんがログをClubLogにuploadしてくれたようで,ダメ元というか恐る恐る確認したら,さいわいにも両方ともヒットし,Log Matchingも成立していました

ということで,長年の溜飲が下がったはずなんですが,うれしくてしょうがないと言うことはなくて,なんか,飯粒のたとえを思い出したのでした.

博士号.
特にアジア.
個人の感想です.
あるいは0人.
名字がどちらか解らないし,日本語で公式にどう表記すべきか解らないので,以下, “RSGさん” とします😓
LoTWはやってませんが,マッチング方法をClubLogと共通にしているはずなので,登録してログをuploadすればコンファームできる見込みです.たぶん,しないですが.
残りがひとつ減っただけ😓